『北朝鮮脱出〈上〉地獄の政治犯収容所』 家族を憎み合わせ、絶望死させ、道に埋めて平土にし、祈ることも許されない

 この本は、強制収容所から脱出した方の手記です。ここでは、強制収容所内での子供達がどれだけ残酷な目にあっているかが書かれています。この強制収容所の実態を知らずに、北朝鮮は語れないでしょう。

北朝鮮脱出〈上〉地獄の政治犯収容所 (文春文庫)』 P55-58


 二ヵ月間が過ぎ、祖母の髪はまっ白になってしまった。祖母は、息子と孫たちの艱難辛苦を目の前にして、自分の舌をかみ切りたい思いをがまんするのに精一杯だった。それは息子と孫たちに北朝鮮行きを強いたのは、他ならぬ自分自身だったからである。それで祖母は、毎日の御膳を整えるのに大変な苦労をした。「トウ米」だけでは栄養失調になるのは目に見えているので、毎日山の中を歩きまわり、食べられそうな草や木の実、木の根を集めてきてはおかずを作った。
 祖母はどんな苦労をしても、ひと言も不平めいた言葉は囗に出さなかった。
 ある日、私は祖母に尋ねた。
 「おばあさん、僕に本当のことを教えてください。おじいさんはどんな悪いことをしたのですか。お願いだから隠さないで正直に言ってください」 “『北朝鮮脱出〈上〉地獄の政治犯収容所』 家族を憎み合わせ、絶望死させ、道に埋めて平土にし、祈ることも許されない” の続きを読む

北、国内の従北団体に「歴史教科書国定化反対闘争」指令文送信

引用元:http://blog.daum.net/_blog/BlogTypeView.do?blogid=0NQcM&articleno=14796&categoryId=0&regdt=20151028233000 (韓国語)※リンク切れ

北、国内の従北団体に「歴史教科書国定化反対闘争」指令文送信

従北団体に指令1

▲ⓒ韓国史教科書国定化阻止ネットワークフェイスブックキャプチャ

 北朝鮮が歴史教科書国定化方針と関連親北団体に反政府闘争を繰り広げること扇動する指令文を送ったことが明らかになり、物議をかもしている。 “北、国内の従北団体に「歴史教科書国定化反対闘争」指令文送信” の続きを読む

朝鮮総連第23回全体大会 許宗萬議長の大会報告

 

 朝鮮総連の23回全体大会の議長報告がすごいことになっています。狂っているとしか思えない内容の全文を紹介したいと思います。これが2014年5月の話です。大昔の話ではありません。

ハングル版は朝鮮新報のサイトで見れるようです。ただし、日本語訳はかなり違うので、正確な翻訳を『拉致と真実 第2号』P18~27より引用します。


許宗萬議長の大会報告(全文)
朝鮮総連第23回全体大会
(※日本語版で知られてはまずいところはみな削っている)

代読員の皆さん!
 今日、我々は全体の総連活動家だちと同胞たちの不屈の闘争で、過去4年間の22期活動を輝しく飾るための70日運動で大きな成果が達成され、新しいチュチェ100年代を代表する新時代、敬愛する金正恩元帥様の時代が、明るく大きく開かれている事変的な時期に、総連第23回全体大会を開いています。
 本大会は、不世出の天出偉人(訳注:天が生んだ偉人)であられる敬愛する金正恩元帥様をチュチェ偉業と在日朝鮮人運動の卓越した領導者として高く戴く、最初の全体大会であり、ここに総連第23回全体大会の歴史的位置があります。 “朝鮮総連第23回全体大会 許宗萬議長の大会報告” の続きを読む

韓国教科書国定化論争 北朝鮮の報道

韓国で論争が過熱している、教科書国定化問題での報道です。北朝鮮の対南工作機関からも、教科書国定化反対運動を扇動せよ!と指令が出ているくらいですから、相当嫌なのでしょう。

(※動画はリンク切れになっていたので削除)

<字幕>

0:00 南と海外の声 はらかたの民心

0:02 <<大統領>> あなたに聞きます。

0:06 記:南朝鮮 ム・ジョン

0:09 独裁を美化する。親日を美化し、擁護する。このために歴史教科書国定化を指導しているのではありませんか?

0:17 親日維新を美化する国定教科書を作って、それで国民統合ができますか? “韓国教科書国定化論争 北朝鮮の報道” の続きを読む

『北朝鮮脱出 地獄の政治犯収容所』 死刑になった遺体に石を投げつけさせる

 この本は、強制収容所から脱出した方の手記です。この強制収容所の実態を知らずに、北朝鮮は語れないでしょう。

北朝鮮脱出〈上〉地獄の政治犯収容所 (文春文庫)』 P206-209


 絞首刑を初めて見る人は、かたずをのんで見つめていた。数千にのぼる人びとの呼吸音さえ聞こえるほど、緊張が高まった。水の流れる音が思いがけなく大きく聞こえた。
 死刑囚二名が、保衛員に引き立てられて絞首台にあがった。そして頭に頭巾をかぶせられ、すぐさま首にロープがかけられた。
 二名の保衛員が現われ、白い布で絞首台の前をさえぎった。つばをのみこむ音さえ聞こえるほどまわりは静かであった。沈黙の中で何分経ったことだろうか。
 「一列に整列せよ」
 という声が聞こえた。 “『北朝鮮脱出 地獄の政治犯収容所』 死刑になった遺体に石を投げつけさせる” の続きを読む