今も続く北朝鮮による在日への脅迫

『NHKスペシャル 北朝鮮帰国船』より。

北朝鮮の工作員が万景峰号に乗って日本にやってきた後、在日コリアンをどうやって脅迫し、北の手先としてしゃぶってきたかが分かる内容。 “今も続く北朝鮮による在日への脅迫” の続きを読む

白井聡の『永続敗戦レジーム』は韓国の親日独裁清算の日本版

北朝鮮のことはまったく批判しない白井聡氏。(関連投稿:北朝鮮の悪口は一言も言わない白井聡

著書を読む限り、韓国の従北左翼がやっている「親日派による独裁政治の清算!!」というのを日本版にマイナーチェンジしただけですね。

韓国の従北左翼が、親日派がアメリカと結託してできた軍事独裁=韓国の保守という構図で体制批判をしています。

それを日本版にすると、戦争責任を回避して対米従属することにより免罪された保守たちが日本を牛耳ってきた、という構図になるわけです。

こういうのって活字の本より、漫画にされてる方が顕著になります。

アメリカに対する怨念を形成することが目的でしょうね。

韓国で反日という憎悪を育ててつつ、それをアメリカに転嫁する手法が従北左翼の基本的な情報工作の路線です。

在日に対しては生まれながらの差別被害者としての情緒形成で、怨念を継承していくように教育しています。さらには、右翼を悪魔化し、保守と聞くと思考停止でとにかく拒否するようにし、反差別市民デモ闘争を神格化して、街頭デモ=素晴らしいこと、と思わせるような教育もしています。

こういうのを日本人に適用できるよう、「対米従属の保守!」を悪魔化して神話を創造し、日本政府とアメリカに憎悪が向くようにせっせと世論工作しているようですね。

中国との比較がとても笑えます。

しかし、現代の日本人は、原爆投下を「恥辱」と感じることはほぼない。本来、原爆投下を「恥辱」と感じることは、そのような事態を招き寄せてしまうような「恥ずかしい政府」しか日本は持ちえなかったことへの自覚へとつながるはずである。

一方、中国は違う。私は中国・北京の「中国人民抗日戦争記念館」を訪れたことがある。見学者が記入するノートを見て気づいたことがあった。

それは最も多く書き込まれた字が「恥」であったということ。多くの中国国民にとって、日本の侵略を受け、膨大な犠牲者を出したことは「怒り」以上に「恥」なのだ。

マンガでわかる永続敗戦論』 P48

別に原爆投下そのものに恥もくそもないでしょう。

悲劇の度合いで言えば、東京大空襲の方がよっぽど死人が出ています。

恥というなら、負けると分かっていて突っ込んでいったダメな政府とそれを支えた国民でしょう。戦後の国民総懺悔は正しい行動だったと思いますけどね。

反省すべきは、ろくな対抗プロパガンダをせずに、アメリカ世論が共産主義者に扇動されていることを知っていて何もしなかった日本政府の宣伝力のなさを恥じに思うべきでしょう。

あと中国を持ち出してますが、恥というなら毛沢東に中国人民が蹂躙され、収容所で思想改造とセットになった強制労働に従事させられ、家族や友人知人と憎みあうような地獄を作り出し、それに唯々諾々としたがってきたことこそが中国の「恥」でしょう。

紫禁城にいまだ毛沢東の肖像画を掲げているなど、まさに恥辱の極地ですよ。

共産主義国家がどれだけ残虐なことをしてきたのか、こういう人たちってキレイに忘れ去ります。保守批判のために都合の悪いことは無視します。人類に対する罪といえる共産主義体制下の収容所には触れようとしません。それで平和がどうとか語られても信じられませんよ。

この人の思考回路に一貫してあるのは「アメリカ=悪い奴」という情緒でしょうね。

冷戦構造の中でソ連の脅威によって、日本の元ファシストの保守支配層が許され、それが戦後日本を支配してきた。その支配層からしたら、戦争責任を免罪してくれたアメリカは恩人。だから日本の親米保守はアメリカの犬であり、それが日本の対米従属につながっているのだ!!というノリですね。

この辺のやり口は、韓国の従北左翼がやっている反米扇動と同じです。

理由なんてなんでもいいんですよ。要は日米分断、韓米分断という、北朝鮮が長年目指している戦略目標達成に利用できるかどうかです。

それにしても、この人たちはアメリカが世界を好き勝手コントロールして、戦争を広げているとでも思っているのでしょうか?

純粋に良かれと思ってやったことが失敗してるだけでしょうに。

さらに言えば、世界中で起きてる戦争なんて、どう考えても自国民虐殺を平気でやる独裁者が問題だと思えますけどね。

なんでもアメリカや欧米のせいにするのは、ただの責任転嫁でしかありません。

北方領土のことも持ち出して、アメリカ陰謀論をせっせと扇動しています。2島返還でソ連との国交回復で決まりそうだったのを、アメリカが「ダレスの恫喝」で邪魔したと書いてます。(『マンガでわかる永続敗戦論』P134)

これはどうやら嘘のようです。

しかし、この説明は正しくない。
重光-ダレス会談の前に、重光葵外相はソ連との国交回復交渉で、2島返還は受け入れられないと表明しているからだ。

http://blogos.com/article/167885/

最初っから2島返還では受け入れられません、と断ってたんですね。

日本はダレスの恫喝以降、無理筋の4島返還に固執するようになったとか言ってますけど、大嘘です。

さらに言えば、このタイミングでソ連と国交正常化などありえません。

スパイ天国状態の日本に、ソ連の工作員がわんさか入ってくることになります。

北朝鮮だけでも好き勝手にやりたい放題工作されていたわけです。ソ連まで結託されては、かなりやっかいなことになっていたでしょう。

それとも白井聡氏は、日本で共産主義革命を起こしたかったのでしょうか?

それにしても何でもかんでもアメリカのせいにされては、アメリカも世界の警察をやめたくなる気持ちも分かります。

こういうのは誰かがやらないといけないんですよ。

で、やれるやつにその仕事が回ってくるわけです。

世界の警察の役割を担うものが、いらないとでもいうのでしょうか?

国連に期待するのも結構ですが、そんな実力はないわけです。

ロシアが代わりにできますか?中国でしょうか?

どっちも結構な独裁国家ですよ。

結局世界を見渡して、誰が適任かと言ったらアメリカになるわけです。

世界の警察などという、恐ろしく大変な仕事を「やらされている」わけですから、ちょっとは褒めてあげて、気持ちよく仕事してもらった方がいいでしょうに。

それにしてもこの白井聡氏、日本で革命を起こしたいのでしょう。『戦後政治を終わらせる―永続敗戦の、その先へ (NHK出版新書 485)』の「終章 ポスト55年体制へ」という章の内容が素敵すぎて笑えます。

本当の意味での「戦後レジームからの脱却」とは何か?と問いかけ、三つの革命を提示しています。(P254~265)

  • 政治革命―永続敗戦レジームを失効させる
  • 社会革命―近代的原理の徹底化
  • 精神革命―太初(はじめ)に怒りあり

この3つを提示しています。

「革命」というフレーズにエクスタシーを感じる情緒はなんとかならんもんか。

まぁそもそも「革命」なんて日本に必要ありません。

日本なんて鉄壁の安定を誇ってますから。分裂しまくっている先進諸国からしたらうらやましい限りでしょう。

日本に「革命」など不要で、地道に「改善」を重ねればいいだけです。

なぜ革命など起こして不安定化させる必要があるのでしょうか?勘弁してもらいたい。

特に危険なのは「精神革命―太初(はじめ)に怒りあり」という発想でしょうね。

怒りで動いてもたいがいコケるのでやめた方がいい。

そりゃうまくいくこともあるが、だいたい失敗します。

必要なのは冷静な議論と、相対評価、事実重視、懐疑主義、実証主義、そういった常識人の美徳と言えるものを大事にして物事を進めていくことです。

とりあえず、著書を読む限り、とっても北朝鮮と中国にとって都合の良い言論であることは間違いないでしょうね。

平和平和というなら、もうちょっと北朝鮮の収容所に目を向けて、「この人権弾圧をやめないなら人道的軍事介入やむなし!憲法9条には違反していない!!」くらいの発言をしてほしいものです。

まぁこういう反米本が売れるのを見ると、日本人の対米コンプレックスもやっかいですね。

なんのテレビか忘れましたが、韓国では韓国人自身が、「いい加減、韓国人は対日コンプレックスをなくすべきだ」という発言をしていました。

同じことを日本人に言いたくなりますね。

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