じわり広がる北朝鮮人権問題への言及

北朝鮮が人権問題に触れられることを嫌がっています。

良い傾向です。この傾向が広がれば人権問題を無視することができなくなります。

別に南北・米朝の対話ムードをぶち壊したいから言っているわけではありません。

いつかぶち当たる超重要な問題なわけです。

非核化と同じで、もし人権改善をやる気がなければ制裁解除もあり得ません。それを北朝鮮側に伝えておく必要があります。

太陽政策論者は「先易後難(簡単なことから、難しいことは後回し)」(『太陽政策―朝鮮半島の平和への道』P25)などと言いますが、難しいことを後回しにしたら交渉決裂が後回しになるだけで、その間に北朝鮮のサラミ戦術にやられて、経済制裁の解除など北朝鮮にとっての重要なことを奪われるだけです。

特に国連制裁などは一度解除したら中露の拒否権で二度と同じ強度の制裁は実現できなくなります。

難しい問題こそ先に争点化しておくべきです。それで交渉が破綻するのであれば、どちらにせよいつか破綻します。どうせ破綻するなら早い方が時間と労力も節約できますし、期待が裏切られてがっかりする精神的ダメージも小さくなります。

ということで、EUと日本が中心になって提出された「北朝鮮人権決議案」に対する北朝鮮の反応を見てみましょう。

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