安重根の情熱に共感しても手法は見習えない

韓国で大人気の安重根。

日本ではただのテロリストだと言われ、それに反発する韓国。

安重根の情熱や信念には共感しても、とった手段には否定的にならざる得ない。

例えるなら、江戸幕府末期に外国人に切りかかった侍みたいなもんでしょう。

日本で、こういう連中を英雄視する論調は皆無。強烈な愛国心はもちつつ、「和魂洋才」の精神で西洋を見習うべきだと改革を推進してきた坂本竜馬はじめ、明治維新の志士たちが英雄として教えられます。外国人相手に辻切繰り返した侍を褒めることはまずない。

 

そういう点で、安重根は称賛に値しない。ただ、安重根の情熱や信念は、獄中で看守を共感させ、感動させたことからも理解できます。明治維新の日本人と同じように、自国を守りたいという信念と同じですから。

もしかすると安重根が外国に留学して、近代科学に触れる機会があれば坂本竜馬や伊藤博文のようになっていたかもしれませんね。

まぁ残念ながら、外国人に切りかかっていた徳川末期の残念な侍と同じレベルです。殺した相手が伊藤博文だから歴史に名が残っただけ。

ヤバイのはこういう人物を英雄視して、見習おうという韓国の歴史教育していることでしょう。

そういう教育をすると、米国大使を切りつけるような危険な人間が育つことになります。

 

見習うべきは金玉均のような人物なのですが、親日派の烙印を押されて裏切り者扱い。

もはや自力更生は不可能になった李朝を見切りをつけて日韓併合を推進し、結果的に朝鮮人を救う決断をした李完用や当時の閣僚は乙巳五賊(いっしごぞく)と罵られる。

信じがたい遡及法を通して、乙巳五賊(いっしごぞく)の子孫から資産没収する韓国政府。これが約10年前に実行されているんだから驚く。(関連記事:李完用ら親日派9人の財産、国への帰属を決定

残念ながら李朝末期の状態では近代化が不可能だったんでしょう。王様はじめ、上から下まで官僚機構が腐ってるからいくら投資や技術移転してもザルで水くむようなもの。

遵法精神皆無で賄賂があたり前。それが何百年も続いてきた李氏朝鮮。今のままの北朝鮮に投資するようなもの。無駄金間違いなし。

そうならないために、日韓併合して官僚機構を日本人に総入れ替えしただけのこと。

やたらと日本に恨み節をぶつけてきますが、タイミングが悪かったとしか言いようがない。

「近代化の波が、崩壊寸前の王朝末期に来ちゃったか~、ついてないね!」と言ったところでしょうか。

高麗絶頂期や高句麗絶頂期のときに近代化の波が来てれば、サクッと近代化してたでしょう。もしくは、李朝歴代の王様の中で、例外的な名君と言われた世宗が当時の王様だったら、併合されることもなかったでしょうね。実にタイミング悪い。

日本も戦国時代や室町末期に近代化の波が押し寄せてきてたら、分割支配されて植民地にされてたかもしれません。スムーズな国民国家化と近代化ができたのは、江戸幕府260年の安定と蓄積があったからでしょう。

ただそれだけのことなのに妙な劣等感を炸裂させる韓国。

やめときゃいいのに安重根や爆弾投げた尹奉吉(ユン・ポンギル)のような人間を義士として子供に教える韓国。

こういう歪んだ歴史認識から脱しないといつまでたっても北朝鮮に振り回されることになりそうです。行きつくところは「抗日闘争した金日成は民族の英雄!マンセー!!」ですから。

見習っちゃいけない人間を英雄視する教育が、こういう暴力市民がいつまでたってもいなくならない根本原因と言えます。

(2015/11/14の光化門前のデモ)

警官フルボッコにする暴力市民。

尊敬する人物は安重根と尹奉吉でしょう、きっと。

誰々殺したから英雄、という危険な発想は捨てた方がいいですね。

大事なのは結果です。

日韓併合時代に、一生懸命勉強して、識字率5%未満の状態から36年で近代科学キャッチアップして韓国を発展させた当時を生きた人が褒められるべき韓国人でしょう。

どう考えても安重根ではない。