米朝決裂後、双方の発言とは裏腹に急速に逆戻り

第二回米朝首脳会談決裂後、「対話を継続する」「良好な関係は維持している」「笑顔で別れた」などなど、調子の良い発言が双方から飛び出してますが、言葉とは裏腹に行動は真逆です。

急速に2年前の「ロケットマン」「狂った老いぼれ」と罵り合っていた状態に逆戻り中です。

米国はどんどん制裁強化しまっせ!とボルトンがあちこちのメディアに登場して強硬発言を繰り返しています。

北朝鮮は北朝鮮で、核施設やミサイル発射場での活動を活発化。

解体したはずのミサイル発射場が、あっという間に復活。

いかに北朝鮮の「解体しました!」アピールが胡散臭いかがよく分かります。

当分この手のつばぜり合いが続くでしょう。

そしてこの板挟みにあって右往左往するであろう韓国。

のんきに「トランプ大統領が文在寅大統領との25分間の電話会談で、文大統領に7回も『仲裁役を果たしてほしい、金委員長の真意を把握してほしい』と述べた」と言って、自分たちの役割が大きくなった、頑張らねば!と喜んでいます。

こんなもん興味を失った米国が韓国にめんどうな役を丸投げしただけでしょう。

核リスト提出や、寧辺プラスαの核施設廃棄にYesと言わない限り譲歩する気のない米国。

またこの”プラスα”が曲者で、実態はプラスαの方が北にとって痛手だったりするからややこしい。

そして北は北で、実質的な制裁解除を第一に求めてくる始末。

どう考えても合意不可能です。

交渉が停滞する間、経済制裁をどんどん強化する米国と、制裁逃れにまい進し、核・ミサイル実験をちらつかせる北朝鮮。

緊張緩和どころかどんどん緊張が増すこと間違いなし。

その米朝の間で仲裁役に右往左往する文大統領。

そしてその緊張状態の隙を狙ってうまく立ち回り、拉致被害者奪還を目指す日本。

しばらくこんな感じの構図で半島情勢が進展しそうです。