米中貿易協議:懸念や争点が北朝鮮と同じ

3月頭には合意に至って米中貿易摩擦はひと段落するという楽観論もありましたが、合意に至ることもなくいつの間にやら4月です。

米中貿易協議でもめている内容が、まるで北朝鮮との交渉のようで面白い。

一番揉めている点がこれ。

交渉で合意すれば即時制裁措置の全面解除を求める中国と、交渉で約束したことを中国がちゃんと守っていることを見極めてから解除するという米国。

まるで北朝鮮との交渉を見ているようです(笑)

 

南シナ海でも「軍事基地化しない」と言いながら、あっさり軍事基地化したのが中国です。米国からしたら本当に約束を守るか信用できないのは当然です。

中国としても米国の要望を受け入れて、その通りに変えていくと外交交渉で合意したのに、すぐに制裁が解除されなければなんのために国内の不満を抑えて米国に譲歩したのか分からない、という気持ちにもなるでしょう。

米朝交渉は決裂しましたが、米中も衝撃の合意決裂になりそうで恐ろしい。

そうなったらマーケットは大荒れでしょうね。

ただでさえ景気減速が懸念されているなか、株価は大暴落するかもしれません。

ただ、日本としてはそれはそれでチャンスかも。

おそらく大暴落が起きたら、「消費税増税凍結」と「景気刺激のための大規模金融緩和(黒田バズーカ)」を掲げて、衆参両院選挙となるでしょう。

そうなったら自民は圧勝間違いなしです。

改憲勢力の議席が3分の2を超え、憲法改正も視野に入ります。

一時の暴落で経済的に苦しくなるでしょうが、その結果得られる消費税増税凍結と金融緩和のセットで今年後半には株価は急回復するでしょう。

FRBとECBも、同じように金利引き下げ、マネーを刷りまくって大恐慌を防ごうとするはず。

基本的に米中貿易協議がうまくまとまることを願っていますが、決裂したらしたでそこまで悪い結果にもならない気がします。

今年中盤の世界景気を左右するこの交渉。

果たしてどのような結果になるのか目が離せません。