永遠の平行線 不平等を押し付けられていると感じる中国と今までの不平等を是正したいと思っている米国

米中通商協議決裂が世界に衝撃を与えています。

色んな有識者が分析していますが、こりゃ永遠に平行線だろうと思ったのが中国国民(共産党ではない)が、「アヘン戦争に代表される、かつての欧米列強から押し付けられた不平等条約を思い起こされる」と歴史に結び付け反発していることです。

それに反して、米国では今までの不公平を是正したい(=正義は我にあり)と思っています。

こういう感情が根底にあるなら永遠に平行線でしょう。

どっちも自分が正しいと思っていて、どちらも説得力があります。

「屈辱の歴史に敏感な中国人」と「公正さにこだわる米国人」という国民性が正面衝突。

もう無理ですね、これ。

破滅的な全面戦争さえ起きなければ良しとするしかなさそうです。

どちらを選ぶんだと踏み絵を迫られるその他の国々は迷惑でしょうが、国際世論戦をやっている方が健全ですから。

今のことあるごとに米中で争う状態が、新たな常識として定着しそうですね。

世界は景気に悪影響だと嘆くより、この米中紛争というニューノーマル(新常態)に適応していくべきでしょう。