北送在日脱北者の姜哲煥氏と朝鮮学校卒業生との対談

韓国のインターネットTVで、朝鮮学校卒業生と在日脱北者の姜哲煥氏の対談がありました。日本語字幕がついているのでぜひご覧ください。

全国の朝鮮学校支持者はこれを見て、なぜ朝鮮学校から生徒が減っているのかよく考えるべきでしょう。

無償化を勝ち取るために日本政府と戦おう!!とやっている暇があるなら、北朝鮮や朝鮮総連と戦うべきでしょうね。

このインターネット番組は、ベナTVといいますが、「北朝鮮首脳部を没落させる手段を考える番組」だそうです。こういう番組に朝鮮学校の実態が取り上げられるのは喜ばしいことですね。

特に印象に残ったのはこの発言これです。

 

17:50ごろから、日本人と在日が弾圧されるようになったきっかけの話しがありました。

平壌で日本に行かせてくれと抗議デモをしたり、金日成に里帰りさせてくれと直談判をした。そこから日本人弾圧が始まったようです。在日同胞も資本主義の考え方が変わらない。ゆえに弾圧開始です。

北朝鮮式の考え方にならないからダメだと言われてもそりゃ無茶な話です。基本精神論で科学無視したやり方をやってりゃ誰だって理解できません。

凄いのが、18:56分のくだり。

「政治犯のうち、北送同胞の割合が高い理由は、カンさんがおっしゃったように、彼らはなかなか改造されないんですね。改造されないし、日本式の思考方式でものを考えるので、新義州でも、北送在日帰国者がある軽工場の所長だったんですが、労働新聞に掲載された金日成の肖像画を見ながら、友人と冗談交じりに、「これを突いたら死ぬんだ」と。じゃ、一度、本当に突いてみろと、北の住民はまさか本当に突くとは思わなかったんですが、彼は本当に指で突き刺したんです。もうそれで、彼は政治犯になるんです。」

本当に恐ろしい。現地の人がバカなこと言ってるな~と、北送在日帰国者が労働新聞の金日成の写真を指で突き刺したら政治犯です。本当に信じがたい。

あとは北送同胞が、祖国訪問で日本からやってくる在日どういう感情を抱くか話している部分も印象的です。39:32くらいから。

  • 在日同胞が日本から北朝鮮を訪問することは、一度くらいは楽しい経験でしょう。でもそれを見る時、どんな気持ちですか?
  • 私たちはどこに行っても列にも並ばず待遇を受けます。玉流館でも遊園地でも・・・
  • でもそれを眺める北送同胞、カンさんのおじいさんやお父さんは、煮えくり返る気持ちでは・・・
  • そうですよ。もとは同じ在日同胞だったのに、彼らは日本に暮らし、私たちは北朝鮮に暮らしている。それだけの違いなのに、あまりにも差が大きい。
  • そうですよね。私たち訪問団は超VIP待遇で、ホテルに泊まり、良いものだけを見て

朝鮮学校が無償化対象にならず、生徒数がどんどん減っている根本原因がこれです。

餓死者がバンバン出て、恐怖政治で毎日おびえながら苦しい生活をしている朝鮮人民の横で、金正恩を称え、おいしいものを食べ、独裁者と一緒になって朝鮮人民から生き血を絞ることに加担しているわけです。

朝鮮学校の学生が、日朝の架け橋になりたいと言っていますが、北の特権階級と結託し、朝鮮人民から恨まれるようなことをしていて架け橋になどなれるわけがない。

北朝鮮が解放されたとき、自由な日本にいるくせに俺たちのために戦うのではなく、独裁者を支え一緒になって踏みにじってきた憎き裏切り者!と罵られるような教育をやっている。

それが朝鮮学校の最大の問題点でしょう。

その結果、姜哲煥氏の『平壌の水槽―北朝鮮地獄の強制収容所』、『北朝鮮脱出〈上〉地獄の政治犯収容所 (文春文庫)』のような脱北者の手記を読んで、アイデンティティクライシスの苦しみを味わうことになってしまうわけです。そのことがよく分かるのが54:50ごろの会話。

「この本をはじめて読んだ時の気持ちは?」
「まず最初に、自分の人生を否定されたような気持ちになりました。だまされてきた、あまりに無知だったと。」

自分の人生を否定された気持ちになった。これ辛いですよ。

この辛さから逃げてしまった人が、今の朝鮮学校無償化に無条件に賛成している在日チュチェリアンの皆さんでしょう。

平壌で迎春公演をやってきた子供たちも、将来真実を知ったら同じ苦しみを味わうことになるでしょうね。本当に残酷なことをしています。

朝鮮学校は民族の誇りや尊厳、アイデンティティを強調しますが、そのアイデンティティを粉々に破壊するような教育をやっている。

だから無償化対象にもならないし、大多数の在日や日本人からも支持されない。

本当に朝鮮学校を存続させたいのであれば、やるべきことは一つのはずです。

在日朝鮮人を最悪な方法で虐殺してきた北の暴君と手を切る。

朝鮮総連を在日同胞に奉仕する団体に改革するか、できなければ解体する。

それ以外道はないはずです。

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