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ヒューマン・ライツ・ウォッチ「平壌との和平を望むあまり、人権侵害を無視してはいけない」

脱北者が北朝鮮の軍隊内で女性への性暴行が横行していると訴えています。

夜九時半ごろに女性兵士が集められて恒常的に性的暴行を受け、その女性兵士は上官を誘惑した罪で不名誉除隊させられる。

ヒューマン・ライツ・ウォッチは世界は平壌との和平を望むあまり人権侵害を無視していると訴える。

おっしゃる通りです。

そして、これらの人権侵害糾弾の動きについて北は反発。日本とEUが中心になって進めている国連総会での「北朝鮮人権決議」について、労働新聞でこのように述べています。 “ヒューマン・ライツ・ウォッチ「平壌との和平を望むあまり、人権侵害を無視してはいけない」” の続きを読む

日韓基本条約の見直しは父の遺訓

日本で盛り上がりを見せている徴用工問題。

日本語版の韓国メディアでは連日特集のごとく、日本語訳された記事がバンバン出てますが、日本向けに選択して翻訳しているためにそうなっているだけで、韓国版を除くとあまり注目されていません。

ハンギョレも大喜びで記事を乱発するかと思ったら思ったほど多くない。おそらく現左派政権を困らせたくないから自制しているのかもしれません。(もちろん今後どうなるかは不明)

これが保守政権ならバンバン世論煽って政府を困らせようとするでしょう。

そういう点では保守メディアの朝鮮日報の方がこの問題の報道に積極的かもしれません。

面白いことに北朝鮮がほぼ無反応です。さんざんこの問題を裏で扇動してきたくせに、気付いたら残ってるのは韓国だけ。見事な対南工作ですね。慰安婦問題といい、韓国を矢面に立たせて疲弊させる手腕は実に素晴らしい。いまいましい限りです。

日本側では「日韓関係の基盤を揺るがす!」とかなり強烈な拒否反応を示しています。

戦後日韓関係のスタートとなった、1965年の日韓基本条約を破綻させるような判決を司法府が下したんですから当然です。

「パンドラの箱を開けた」と評する韓国専門家の言う通りの状況になりました。

さて、この日韓基本条約について文在寅大統領はどう思っているのか?

その一端がうかがえる内容が自叙伝『運命 文在寅自伝』にあります。

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徴用工裁判を主導した「強制動員問題解決と対日過去清算のための共同行動」の背景と最終目標

徴用工裁判を勝利へと導いた「強制動員問題解決と対日過去清算のための共同行動」の皆さん。

これからぐいぐい韓国社会で発言力を得ていくでしょう。

さてさてこの人たちの目標は何か?

民主主義的社会運動という社会主義をうまくごまかしたような名前の団体のHPに、強制連行・企業責任追及裁判全国ネットワーク 矢野秀喜氏の記事が掲載されおり、そこでこの集団の背景や目的が書かれていました。

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日韓関係に大ダメージ「徴用工」裁判結果の影響とその解決方法

徴用工の判決が出ました。憂鬱ですね。

北朝鮮の第一級戦略目標である、1965年の日韓基本条約の破綻が成し遂げられそうな勢いです。

経済面ばかり注目されがちですが、日韓基本条約の重要な点は韓国が日本に「朝鮮半島の合法政府は唯一韓国のみ」を認めさせたことです。

李承晩が盛大に駄々をこねて「韓米相互防衛条約」をもぎ取り、朴正煕が挟み撃ちのリスクをなくすために当時北朝鮮よりだった日本に認めさせた「半島唯一の合法政府」。

この二つの外交遺産が今も韓国を守っているわけです。

そして、北朝鮮はこれにずーっと反対し、破綻を目指してせっせと工作をしてきました。

長年の努力が実を結び、いよいよ日韓基本条約の瓦解が視野に入ってきました。

見事ですね。この執拗さには脱帽です。

日本国民の嫌韓感情はもはや揺るぎない感じになるでしょう。昔は、過去の贖罪意識もあって日本も同情的で譲歩しがちでしたが、もはやそんな気配は微塵もなし。

下手に譲歩したら国民の支持が離れます。選挙が命の政治家がそんな真似をするわけがない。

野党もこれはおかしいと超党派で韓国政府とバトルを繰り広げるでしょう。

韓国も事情は同じ。下手に譲歩したら落選します。韓国側も超党派でこの判決結果を支持していますから外交面で日韓は全面戦争に突入です。

両政府とも日韓関係を決定的に悪化させたくないとは思っているでしょうが、国民の民意に基盤を置く政治家がどこまで冷静になれるか疑問。

特に韓国は無理でしょうね。

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文在寅大統領 自叙伝『運命』から読み取れる、韓国進歩派の二重基準

文在寅大統領の自叙伝『運命 文在寅自伝』の日本語訳が10月頭に出版されています。

朴槿恵との大統領選挙前の出版なのでちょっと古いですが、非常に良い本です。

進歩派の建国神話がつづられています。

保守は保守で別の建国神話があります。

国民国家というのはだいたいその国ならではの建国神話があって、それが国民統合の土台となっているものです。

ある意味、韓国には二つの国家アイデンティティが並存しているような状態で、これが南南葛藤と言われる理念闘争を呼び起こしています。

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