「シベリアがなければマルクスもレーニン主義もない」北朝鮮に言いかえると…

かつて東ドイツ人のある保安関係者が「シベリアがなければ、マルクス主義もレーニン主義もない」と言ったそうです。(『粛清の王朝・北朝鮮』 P102)

北朝鮮に言いかえれば、「強制収容所がなければ主体思想も金日成主義もない」といったところでしょうか。

友人知人・地縁血縁のつながりを破壊する密告制。

親族根絶やしの連座制。

拷問と飢餓と暴力で人間を奴隷化する収容所の恐怖支配体制。

これなくして北朝鮮の体制維持は不可能でしょう。

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FDRのソ連国家承認と金大中の対北朝鮮外交

アメリカの歴史再評価(=歴史修正主義)の大家といえるハーバード・フーバー元大統領の大著を、分かりやすくまとめた渡辺惣樹さんの『誰が第二次世界大戦を起こしたのか: フーバー大統領『裏切られた自由』を読み解く

歴史修正主義と聞くと、すぐに軍国主義日本の美化だと脊髄反射的に反発する人たちがいますが、違います。

同じ失敗を繰り返さないよう、またより良い未来を選択するための教訓にするよう事実をベースに真実の光をあてて再評価するのが歴史修正主義の本筋です。

これらの本を読めば読むほど、国際政治の一寸先は闇、と思わされます。

日本は白人支配を打破するために戦った!大東亜戦争は聖戦だ!!と思っている人こそ読んだ方が良いでしょう。

だいたい戦死者の半分が餓死や病死ですよ。兵站無視の当時の日本上層部に怒りを覚えます。それを無視して大東亜共栄圏の理想だとか白人支配を打破した聖戦だとか言われても、ろくに補給業務もこなせないくせに大口叩くなアンポンタン!ってなもんです。

では本題。

フランクリン・D・ルーズベルト(以下FDR)のソ連承認から始まったアメリカ外交の失敗が、金大中・廬武鉉の左派政権による対北朝鮮外交とそっくり。

歴史修正主義=日本美化と脊髄反射思考で思考停止に陥らず、こういった歴史の教訓を真摯に学んだ方が良いでしょう。

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安重根の情熱に共感しても手法は見習えない

韓国で大人気の安重根。

日本ではただのテロリストだと言われ、それに反発する韓国。

安重根の情熱や信念には共感しても、とった手段には否定的にならざる得ない。

例えるなら、江戸幕府末期に外国人に切りかかった侍みたいなもんでしょう。

日本で、こういう連中を英雄視する論調は皆無。強烈な愛国心はもちつつ、「和魂洋才」の精神で西洋を見習うべきだと改革を推進してきた坂本竜馬はじめ、明治維新の志士たちが英雄として教えられます。外国人相手に辻切繰り返した侍を褒めることはまずない。

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北朝鮮 失敗の本質 『粛清の王朝・北朝鮮』

粛清の王朝・北朝鮮』に、北朝鮮がなぜ変革できないのか、その理由が明確に書かれていました。

権力集中が過度に成功したことと、権力継承制度の欠如だと指摘しています。

 

その内容はこちら。

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日本のおかげで韓国は発展と豪語するも、米国のおかげで日本が発展したと言うとキレる

朴正熙の日韓基本条約締結から、日本から多額の資金と技術提供を受け、韓国は経済発展した。

こう主張する日本の保守言論人は多い。まぁ実際その通りですが、日本だけでなく米国の支援もあれば、西ドイツからの支援もあったし、ベトナム戦争の戦争特需も韓国経済を発展させる原動力になりました。ことさら日本だけ強調するのは歴史の事実に反するでしょう。

まぁ自分の貢献を強調したくなるのは人間の性かもしれません。韓国も外国からの支援は過小評価して、自国民の団結と努力で経済発展を成し遂げたと言いたがりますしね。もちろんそれも正しい意見ではあります。

いくら援助してもいつまでたっても発展しないダメな国民性の国なんて世界中にゴロゴロありますからね。ギリシャなんてその典型例でしょう。

それと比べれば、韓国への援助は大きなリターンをもたらしたお得な投資だったと言えます。

韓国の発展は日本のおかげだと強調する人たちに限って、戦後日本の発展は米国のおかげですよね?というと素直に認めようとしません。

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