『大阪で闘った朝鮮戦争―吹田枚方事件の青春群像』ただの侵略者の手先

大阪で闘った朝鮮戦争―吹田枚方事件の青春群像』。朝鮮戦争勃発時に、日本の米軍基地にテロを仕掛けた人々をえらく美化した本です。

そもそも大前提が間違っていたのに、そのことを反省してないのが特徴でしょう。

大前提とは、「侵略者は北朝鮮で、被害者が韓国」ということです。

加害者の手先となって、自衛戦争をしている韓国を支援する日本と米国の邪魔をした。

これが歴史の総括のはず。

本当に愚かなことをしたと反省すれば良いのに、自分たちは戦争協力に反対し、平和のために戦ったとテロ活動を正当化するんだから救えない。

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真珠湾攻撃をアメリカは事前に知っていたというのはデマ

日本による真珠湾攻撃。米国はこれを事前に知っていたが、参戦のためにダンマリを決め込み、ハワイの米軍を犠牲にした、という話しが保守界隈でまことしやかに語られています。

残念ながら、これはデマです。こういうことが「真実が明らかになった!」と拡散されてそれが真実であるかのように信じられてしまう。困ったものです。

特にやっかいなのはアメリカ人であるケント・ギルバード氏のような人がこの説を断言してしまっていることです。

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反米のために韓国を利用する左派 『日中韓はひとつになれない』より

韓国専門家の小倉紀蔵著『日中韓はひとつになれない (角川oneテーマ21)』。2008年12月10日出版と10年近く前の本ながら、左派も右派も両方に対して韓国や中国に接する姿勢について的確な批判がなされています。

10年近く経過するも、今もこの構図が変わらないのが困ったもの。

今一度肝に銘じる気持ちで読み返したいと思います。

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朝鮮戦争 アメリカの休戦協定違反と李承晩

朝鮮戦争の休戦協定で重要なものに第4条60節にある「休戦協定締結後、いかなる他国の軍隊も3カ月以内に南北朝鮮から撤退すること」という条文があります。

中国は約束に従い1954年から1958年までの間に完全撤退。

しかし、米軍は今もなお韓国に駐留し続けています。

これを防いだのが小国がやるべき外交である「机をバンバン叩いて暴れる」交渉をやった李承晩。その結果生まれたのが「米韓相互防衛条約」です。

これは李承晩の大いなる成果です。

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『北朝鮮に憑かれた人々』 朝鮮戦争は北が仕掛けたという事実から逃げた進歩的知識人

左派の凋落の第一歩は、朝鮮戦争について「北朝鮮の侵略戦争」という点から逃げたことでしょう。

最初は、アメリカ帝国主義勢力が北侵したという疑惑や嘘を拡散し、それが間違いだと分かると「いずれが戦端を開いたかはともかく」と記述を変えて逃げうつ始末。

さんざんアメリカと韓国を侵略者としてこき下ろしていたのに、それが逆になったら「冷戦がもたらした分断の悲劇」だのと大きなくくりにして問題点をうやむやにする。今もこういう姿勢は左派よりの日本人・在日知識人・韓国人に実に多い。

だいたい同族相争う戦争を引き起こしたのは金日成であり北朝鮮なのに、なぜその罪を問わないのか謎だ。もしこれが李承晩とアメリカが最初に仕掛けた戦争なのであれば、侵略者呼ばわりして徹底して叩いているはず。

アメリカや韓国保守を叩くことには喜々として頑張るのに、北朝鮮を非難する場合にはえらく擁護する姿勢には困ったものである。

そして、そういう人たちの言説がまとまっているのが『北朝鮮に憑かれた人々―政治家、文化人、メディアは何を語ったか』。

もはやネタ本。北朝鮮のプロパガンダを信じた人たちがいかに多かったかがよく分かります。

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