北送した在日朝鮮人に『ふるさと往来の自由を』求めた読売の記事

北朝鮮帰国事業は開始当初、北朝鮮のプロパガンダにいいように騙され、日本全国が礼賛一色になっていました。

しかし、徐々に実態が分かり、3年で希望者は急減。

朝日以外の新聞は、北朝鮮礼賛の論調がトーンダウン。

実際に帰国事業に関わっていた人たちほど、送り出した在日朝鮮人のその後を気にしていました。

そういう方の声が読売新聞に出ていたので紹介しておきます。

こういう声にもっと耳を傾けていれば、少なくとも日本に残った親族に対する、北の収奪は防げたかもしれませんし、1971年に帰国事業が再開され、新たな犠牲者を生むこともなかったかもしれません。 “北送した在日朝鮮人に『ふるさと往来の自由を』求めた読売の記事”の続きを読む

北朝鮮帰国事業 韓国は国際司法裁判所に訴えようとしていた

1959/12/14の読売新聞の夕刊。韓国が北朝鮮帰国事業を国際司法裁判所に訴えようとしていた記事がありました。

日本は応じたくない

国際司法裁提訴 韓国申し入れに回答

駐日韓国代表部の柳大使は十四日午前十一時、外務省に伊関アジア局長を訪れ、さる十一日の柳大使・山田次官会談を通じて申し入れてきた北朝鮮帰還問題の国際司法裁提訴につき日本政府が至急回答するよう口上書をもって督促してきた。伊関局長はこれに対し「目下検討中なので最終的な結論ではないが、提訴には応じたくない」と答え、日本の基本的な態度を柳大使に示した。

伊関局長の説明は

一、過去において竹島領有権問題を国際司法裁に提訴するよう日本側が提案し韓国がこれを拒否したことがある。このような日韓間の政治、法律問題につきこんご韓国政府が国際司法裁による解決を考慮しようというのであれば日本側としては基本的には歓迎する。

一、しかし今回の在日朝鮮人の北朝鮮帰還問題はそのような政治的、法律的問題ではなく、あくまで人道問題であり、この見地から人道問題の最高機関である赤十字国際委にはかり現在実施に移している。

というものである。外務省当局としては韓国政府が北朝鮮帰還第一船の出発するいまごろになってから新しくこの問題を持ち出してきたことは多分に北朝鮮帰還に関する妨害のための宣伝的な効果をねらっているものとみている。

『1959/12/14 読売新聞夕刊』

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「日本人妻自由往来運動」は反共謀略 朝鮮総連が非難談話

1974年11月23日、朝日新聞朝刊に朝鮮総連の非難談話がありました。

内容が凄い。

『「日本人妻自由往来運動」は反共謀略』

全文はこれ。

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帰国事業について語る『週刊金曜日2014/9/12号』

先日の記事で、2011年3月11日号の帰国事業の対談記事を紹介しました。

今度は『週刊 金曜日 2014年 9/12号 [雑誌]』で、高英起さんが司会になっている対談記事を紹介します。

うま~く、脱北者の口を使って、せっせと北と総連の罪を矮小化する内容が随所に見受けられました。さすがは隠れ従北の高英起氏です。まぁ「従北」は言い過ぎかもしれませんが、なんだかんだ身内をかばいたく人間の弱さが出てしまっているのかな~、という印象。

全文紹介しつつ、ここが危険というところにツッコミを入れていきたいと思います。

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帰国事業について語る『週刊金曜日 2011/3/11』

週刊金曜日 2011年 3/11号 [雑誌]』で、「在日朝鮮人「帰国事業」とは何だったのか 増える脱北帰国者と向き合う日本社会に」というタイトルで、脱北者の李相峯さん、ジャーナリストの石丸次郎さん、人材コンサルタント 辛淑玉さんの座談会があります。

特に問題があるわけではなく、良い内容です。辛淑玉さんや石丸次郎さんへの不満は、現在進行形で朝鮮学校の子供の未来が強奪されていることを止めようとしないところですね。

それ以外は、最近増えている愛国馬鹿よりよほど好感が持てます。

帰国事業の歴史問題に真正面から向き合うことで生じる問題には、「そうなんですよ!」と同意できる内容が多々ありました。

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