虚しく響く「日韓の未来志向」と「韓米の緊密な連携」

徴用工裁判でほぼ確定的となった日本の嫌韓感情。

アジア四昇竜と言われた頃のようにマーケットがどんどん拡大している状況なら、企業も韓国でのビジネスを台無しにしたくないと妥協する可能性もあります。

しかし、ズンズン進む少子高齢化、無茶な最低賃金UP、強硬な貴族労組などなど、悪材料が重なり、どんどん瓦解していく自動車&スマホ産業の姿を見れば、むしろ日韓関係悪化を理由に韓国から撤退していく可能性の方が高い。

うまくいけば日本政府から撤退支援金くらい出るかもしれません。

それにしても、現政権の「未来志向の日韓関係」や、「韓米の緊密な連携」ほど虚しく響くフレーズはありません。

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日韓関係に大ダメージ「徴用工」裁判結果の影響とその解決方法

徴用工の判決が出ました。憂鬱ですね。

北朝鮮の第一級戦略目標である、1965年の日韓基本条約の破綻が成し遂げられそうな勢いです。

経済面ばかり注目されがちですが、日韓基本条約の重要な点は韓国が日本に「朝鮮半島の合法政府は唯一韓国のみ」を認めさせたことです。

李承晩が盛大に駄々をこねて「韓米相互防衛条約」をもぎ取り、朴正煕が挟み撃ちのリスクをなくすために当時北朝鮮よりだった日本に認めさせた「半島唯一の合法政府」。

この二つの外交遺産が今も韓国を守っているわけです。

そして、北朝鮮はこれにずーっと反対し、破綻を目指してせっせと工作をしてきました。

長年の努力が実を結び、いよいよ日韓基本条約の瓦解が視野に入ってきました。

見事ですね。この執拗さには脱帽です。

日本国民の嫌韓感情はもはや揺るぎない感じになるでしょう。昔は、過去の贖罪意識もあって日本も同情的で譲歩しがちでしたが、もはやそんな気配は微塵もなし。

下手に譲歩したら国民の支持が離れます。選挙が命の政治家がそんな真似をするわけがない。

野党もこれはおかしいと超党派で韓国政府とバトルを繰り広げるでしょう。

韓国も事情は同じ。下手に譲歩したら落選します。韓国側も超党派でこの判決結果を支持していますから外交面で日韓は全面戦争に突入です。

両政府とも日韓関係を決定的に悪化させたくないとは思っているでしょうが、国民の民意に基盤を置く政治家がどこまで冷静になれるか疑問。

特に韓国は無理でしょうね。

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リベラルが嫌われる理由 『朝日ぎらい』より

橘玲著『朝日ぎらい よりよい世界のためのリベラル進化論 (朝日新書)』。ネトウヨさんが喜ぶような朝日をボコボコに非難する本ではなく、副題にあるようによりよい世界にするために、リベラルへ苦言を呈する本になっています。

朝日叩きからの日本素晴らしい論、リベラル叩きからの日本最高論、中国・韓国叩きからの日本は偉大論、という巷の右翼本とは一線を画しますね。

私も別にこういう本が嫌いではないですが、もはや食傷気味で「昔の人間なんて今の道徳水準で考えればみんなロクデナシだっつーの、馬鹿じゃないの?」という感想しか抱けないので、橘玲氏のような本には一服の清涼剤のように感じます。

特に最後のあとがきが「うんうん、その通り!」と思わされたので紹介しておきます。

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実質賃金もいよいよ上昇局面に 「安倍が気に入らない」以外に不支持理由がなくなってきた

野党がアベノミクス批判で唯一利用できていた「実質賃金がー!」というフレーズがいよいよ使えなくなりそうです。(参考記事:『数十年ぶりに正常化しつつある日本の雇用』)

 

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サマータイム導入 コンピューター社会になったら無理

サマータイム導入の是非。政治家が思い付きで気軽に提起してくれますが、もっとも大事なのは、「そもそもできんの?」という実現可能性の話でしょう。

「他の国でもやってるじゃないか。できるでしょ?」と言う人がいそうですが、あれはコンピューター社会になる前にサマータイムが導入されており、サマータイムありきですべてのITシステムを最初から構築していったからできただけです。

「サマータイムなし」の前提で、すでにありとあらゆるITシステムが社会の隅々に行きわたっている日本で、今から導入しようとしたら大混乱間違いなし。

そんなことも分からねぇのかとゲンナリさせられます。

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