本物の独裁にはすこぶる弱いかつての韓国民主化運動家たち

南北首脳会談はまぁ予想通り。笑顔で握手&抱擁して「しゃんしゃん会談」で終了。合意も検証可能な形で実際に実行されるかが一番大事。北にとって合意文書なんて都合悪くなればいつでも無視できるものです。

それにしても民主化闘争の経歴を自慢する現政権の民主化闘士たちは、プライドを売り払ったとしか思えないですね。自由と民主と人権のために戦った情熱は消え失せ、北の同胞を独裁者に奴隷売買する契約を喜々として結ぶとは困ったものです。

まぁ今後、ちゃんと人権問題に言及するかどうかで、「南北共同宣言」が「北韓同胞奴隷売買契約書」になるかが分かるでしょう。

一昔前の、70年代、80年代の韓国民主化運動で、韓国の自由と民主化を勝ち取るために頑張った面々の本を読めば読むほど、今の北朝鮮に対する態度は不可解極まりない。

特に現在の北朝鮮に対する態度と、韓国政府への態度の二重基準が醜悪の一言です。あんたらの誇りはどこに消えたのか?と問いたくなります。

「在日韓国人政治犯を救援する家族・僑胞の会」という韓国で抑留された在日韓国人政治犯を救出する活動をしていた団体が翻訳・編著した『ああ、民主よ!統一よ!』の前書きにツッコむ形で、いかにひどい二重基準をやっているかを紹介したいと思います。

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『韓国はなぜ北朝鮮に弱いのか』北の住民に冷淡な人々

まるで今現在のことを書いているかのように思える田中明氏の『韓国はなぜ北朝鮮に弱いのか』。南の人はなぜ北の住民に冷淡なのかと嘆いている脱北者の話があります。

これがそのまま「在日コリアンはなぜ北送同胞に冷淡なのか?」という話とも通じます。

94年の論文の内容だそうですが、読めば読むほど、昔のことではなく今のことを言っているとしか思えない内容です。

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『韓国はなぜ北朝鮮に弱いのか』成功した北朝鮮の工作

金大中、盧武鉉と左派政権が続いたころの著書を読むと、今と非常に似通っていることに驚かされます。

韓国への苦言もそのまま通じますし、北朝鮮への認識の甘さも変わっていない。

韓国専門家の田中明氏の著書に、韓国の民族主義が北朝鮮製であることうかがわせる記述があるので紹介します。

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文在寅大統領の美化にツッコミを入れる韓国のネット民

ネットコメント操作の件で、韓国のネット民たちが大騒ぎ中です。もし大物与党議員の関与がハッキリすれば、離党や議員辞職にまで発展しそうです。

そちらは今後の展開を注視するとして、この手の問題が出てくる前には本人がやめてくれという気持ち悪い賞賛が始まっているのが面白い。

日本でも幼稚園児に、「安倍総理頑張れ!」とドン引きするようなことをさせてることが報じられてから、今の森友加計・文書改ざん・セクハラ疑惑と問題噴出とあいなりました。

韓国でも似たような流れになるかもしれません。さすがに文在寅大統領もやめてくれと思ってるでしょうが、文在寅ファンの韓国人が、美化作業をせっせとやっています。

日本の安倍総理賛美が行き過ぎて逆効果になっている状況が、韓国でも繰り返されそうです。

面白いのが、美化のやり方が妙に北朝鮮と似ている点です。

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『韓国の民族意識と伝統』在日朝鮮文化人への疑問 その1 朴正煕維新体制の批判は北朝鮮からの指令

慰安婦・教科書問題 真の親韓派の見方 『物語 韓国人』より』で紹介した韓国専門家の田中明氏の別の著書『韓国の民族意識と伝統 (岩波現代文庫)』に、在日朝鮮人文化人への疑問という章があります。

1981年に書かれた文章のようですが、今でも変わらない傾向があるので、現在での事例と並べて紹介します。

在日朝鮮文化人への疑問

1981.5

在日朝鮮人について、とくにその批判にわたることについて語るのは少々気の重いことである。それらの人に加えられている日本人の差別や偏見は抜きがたく今も存在しており、その負い目を常に感じざるをえないからだ。そんなところから良心的であることを自負する日本人の間には、日本人が朝鮮人にたいして何か批判的なことをいったり、疑問を提示したりすることを不当だとする雰囲気がある。「日本が朝鮮に加えた(そして加えている)悪行を思えば、そんなことをいう資格が日本人にはあろうか。われわれはまず朝鮮人にたいする抑圧をくつがえすための努力をするのが先決である」といった言葉が投げかけられる。

朝鮮学校の反在日的、反朝鮮民族的な教育を批判すると差別問題にすり替えられ、まず日本人の差別をなくせと声高に言う人たちがこの思考傾向を持ってます。

北朝鮮擁護で、植民地支配の清算をという人も同じ。今現在、朝鮮人を奴隷支配している相手になぜ朝鮮人植民地支配の清算をせにゃならんのだ!?という発想はない。加害者Aが被害者Bのために、新たな加害者Cに被害者Bの慰謝料を払うようなもの。そこに疑問を感じない人のなんと多いことか。

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