『北朝鮮脱出 地獄の政治犯収容所』 子供を生まれながらの罪人とし、容赦のない暴力を加える

 この本は、強制収容所から脱出した方の手記です。ここでは、強制収容所内での子供達がどれだけ残酷な目にあっているかが書かれています。この強制収容所の実態を知らずに、北朝鮮は語れないでしょう。

北朝鮮脱出〈上〉地獄の政治犯収容所 (文春文庫)』 P37-42


 収容所の中にも学校はあった。人民学校(小学校に当たる)は一般社会と同じ四年制で、中学校は五年制であった(一般社会では六年制、つまり四・六制。収容所の学制は四・五制)。私たちが収容所に入ったときはちょうど夏休み中であった。美湖と私は九月の新学期まで、家で祖母の家事を手伝いながら過ごした。 “『北朝鮮脱出 地獄の政治犯収容所』 子供を生まれながらの罪人とし、容赦のない暴力を加える” の続きを読む

『北朝鮮脱出 地獄の政治犯収容所』 妊婦に対する残酷な強制堕胎

 

 この本は、強制収容所から脱出した方の手記です。この強制収容所の実態を知らずに、北朝鮮は語れないでしょう。

北朝鮮脱出〈上〉地獄の政治犯収容所 (文春文庫)』 P340-342


 収容所内の男女の性交渉がとりたててきびしいのは、単に風紀の乱れをおそれてのことだけではない。金日成・正日父子が、「日本人の血」を生理的に嫌い、できればこの地上から日本人を絶滅してしまいたいと口癖のように言っているその気持が反映しているのである。
 そして、そのような環境下にあればあるほど、女性の種族保存の本能は強まり、深まり、どうしても密通し、子供を作ろうとするのだ。
 しかし妊娠が発覚すれば、拘留場または強制労役作業場に移される。そして、すぐに流産するほど強く転ばせて棒で妊婦の腹を叩いたり、投げ飛ばしたりして結局は流産させてしまう。どうにか妊娠六、七ヵ月まで持ちこたえた女はどこかに連れて行かれ、行方不明になったりもした。
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『北朝鮮脱出 地獄の政治犯収容所』 ある日突然地獄に落とされ、後悔の涙を流す在日同胞

 

 この本は、強制収容所から脱出した方の手記です。姜哲煥氏は、在日二世でもあるため、帰国した在日同胞がどういう目にあったかも多く書かれています。この強制収容所の実態を知らずに、北朝鮮は語れないでしょう。

 在日帰国者が、ある日突然家族ごと消された、「帰国者狩り」と言われる部分を引用します。

北朝鮮脱出〈上〉地獄の政治犯収容所 (文春文庫)』 P15-32


 祖父は、政治的な問題を起こすような人ではなかった。誰かにおとし入れられるようなことさえなければ……。祖父は幼い頃日本に渡り、財を成した。資産家として羽振りをきかせ、朝鮮総聯(在日本朝鮮人総聯合会)傘下の京都商工会長を長いあいだつとめていた。
 祖母は十三歳のとき日本に渡り、二十歳で日本共産党に入党。民族解放のために戦い、朝鮮総聯京都支部の女性同盟委員長として活躍した。
 帰国事業(北送事業)が始まると、祖母はみずから率先して祖父を説得した。そして親戚たちが頑強に引きとめるのをふりきり、その多くの財産をすべて整理して新潟から帰国船に乗り、北朝鮮に来たのだった。それは一九六一年のことだった。 “『北朝鮮脱出 地獄の政治犯収容所』 ある日突然地獄に落とされ、後悔の涙を流す在日同胞” の続きを読む

『北朝鮮脱出 地獄の政治犯収容所』 運動場の砂地で子供の手の皮を削り取る

 

 この本は、強制収容所から脱出した方の手記です。姜哲煥氏は、在日二世でもあるため、帰国した在日同胞がどういう目にあったかも多く書かれています。

 強制収容所内での子供達がどれだけ残酷な目にあっているかを取り上げます。この強制収容所の実態を知らずに、北朝鮮は語れないでしょう。

北朝鮮脱出〈上〉地獄の政治犯収容所 (文春文庫)』 姜哲煥、安赫著 文庫版 P45-48


運動場の砂地で、手の皮は削りとらせる

 運動場に行ってみると、教壇の前に六人の生徒が罪人のように頭を下げて立っていた。すでによほどムチで打たれたのか、彼らの顔には青く痣ができてパンパンにふくれあがり、頬から涙が流れていた。生徒たちが全員運動場に集まると、朴教員は恐ろしい剣幕で教壇にかけあがり、あらんかぎりの声を張りあげた。 “『北朝鮮脱出 地獄の政治犯収容所』 運動場の砂地で子供の手の皮を削り取る” の続きを読む

『北朝鮮人喰い収容所』  友人を殺して食べる子供達

北朝鮮人喰い収容所―飢餓と絶望の国』 黄万有著

 北朝鮮が隠し、日本のメディアも無視し、忘れ去ろうとしている脱北者の証言です。北朝鮮がこれを反省し、慰霊碑をたて、国家的行事として無残に殺された魂を供養してくれなければ、北朝鮮との国交正常化は不可能ではないでしょうか?核問題も良いですが、同じくらい人権問題を外交交渉での争点にすべきだと思います。

『北朝鮮人喰い収容所』 P113~118より引用します。 “『北朝鮮人喰い収容所』  友人を殺して食べる子供達” の続きを読む