中国企業が人民元を北朝鮮にファイナンスして、道路工事を請け負うというニュースをちょっと前のKBSニュースで目にしました。
騒がれそうだな~と思っていましたが、その後音沙汰なし。
んなアホな。
制裁違反でしょ、これ。
同じことを韓国企業や日本企業がやったら大騒ぎになるのに、中国企業だと誰も触れない。摩訶不思議です。
せっせとググって見つけた日本語の記事がこれ。
元山-咸興高速道路 中国企業が建設か
北韓北東部の元山と咸興を結ぶ高速道路を中国企業が建設する見通しです。
北韓の対外経済省の委託を受けて、去年10月30日に中国公共入札システムのホームページに高速道路建設に関連した入札公告が掲載されたことがKBSの取材で分かりました。
入札は中国企業が落札、ことし4月から建設工事が始まる見通しだということです。
建設費用は56億中国人民元、およそ897億6000万円で、工事期間は36ヵ月です。
建設費用は中国企業が負担し、北韓の財政省は支払いを保証、返済するということです。
この高速道路の建設は国連安保理の承認を得ておらず、実際に中国企業が建設に加われば、国連安保理の制裁決議違反に当たる可能性もあり、今後の動きが注目されます。
http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=70778
KBS Radio News
「建設費用は56億中国人民元、およそ897億6000万円で、工事期間は36ヵ月」だそうです。
凄いな。
1000憶円近い外貨を流してますよ。
北朝鮮が返済するらしいが、本当か?
中国企業が3年も北朝鮮国内でインフラ工事をやるとは驚く。
工事のために現地で駐在する中国人労働者が、地域にお金を落としてくれそうですね。
どう考えても制裁違反でしょう。
燃料や重機も持ち込まれます。
中国人労働者が個人のサイドビジネスとして朝鮮人と闇取引をやりそう。
中朝貿易は激減したという報道も見ますが、それが本当か怪しいものです。
公共事業をオープンに入札している時点で、制裁のために中朝貿易が減っているという話しは眉唾のように思えますね。
こういうのを見ると金正恩の中国外交が功を奏していると思えます。