中国や北朝鮮のような赤い独裁国家の特徴。
「人権問題で責められたら相手の過去を100倍の熱量で責めてごまかす」
これです。
鉄板のやり口です。
今回は米国の先住民殺しや黒人奴隷を使って対抗していますが、日本に対しても同じ手法をとること間違いなし。
日本が本格的に中国の人権問題で非難の声を上げれば、さぞかし第二次世界大戦時の日本兵の悪逆非道をあげつらってくることでしょう。
最近下火の南京大虐殺もフィーバーするかもしれません。
このやり口が効いてしまうのが情けない。
毛沢東の大躍進も、文化大革命も、天安門事件も、全部「昔日本は中国にひどいことをしたから、、、」という情緒で黙認。
困ったもんです。
さすがに今回は、中国のこの手法もあまり効果はないでしょうが、この主張に呼応する米国・日本・EU諸国の内部のパンダハガー(パンダを抱きしめる=中国を擁護する人々)がやっかいです。
それにしてもウイグル族ジェノサイド批判に対する中国の「ジェノサイド?そりゃおめぇらがやったインディアン虐殺や黒人奴隷のことだろ!?人のこと言う前におめぇが反省しろ!」的な論理は凄い。

何が凄いってこれを国際政治の公の場で堂々と公言するのが凄い。
思わず笑ってしまった。
まぁこれ以外の発言は、「お互い、平和的に、対話で、Win-Winになるよう、調整しましょう」という友好的に見える呼びかけに終始しています。
こういうところが狡猾ですね。
バイデン新大統領が今後どう出るか。
発言を見る限り対中圧迫前回ですが、実際に実行力をともなった行動をとらない限り、口だけ番長になるだけでしょう。
本気で中国と対抗する気なら、制裁という実弾で攻撃する以外ない。
人権問題で責めるだけで、なんら制裁をしないのであれば、バイデン大統領の対中圧迫はただの米国国内向けの、選挙用のポーズでしょうね。
バイデン大統領には、ひるむことなく対中制裁を発動してほしいものです。