朝鮮人奴隷支配体制の容認へと傾く米国

どうやら北朝鮮の朝鮮人奴隷支配を容認する方向へと情勢が動いているようです。

嘆かわしいことです。

米国は、中国の手下をはぎ取るという戦略的な動きをしているつもりなのでしょうが、それがうまくいくかは未知数です。

トランプ政権下、もしくは共和党政権下ではなんとか誤魔化せるかもしれませんが、次期政権がよりリベラルへと傾いている民主党政権になれば180度ひっくり返る可能性は高い。

北朝鮮の強烈な人権弾圧を、民主党の潔癖なリベラル議員が黙認できるとも思えない。トランプ嫌いも高じて、喜々としてトランプ時代の米朝交渉の成果をひっくり返すことでしょう。

そういう点では爆弾を抱えたままでの米朝融和と言えます。

しかし、トランプ政権時代の間、北朝鮮は生き残れる可能性が高くなりました。

金正恩はちんたらちんたら交渉を続けて延命を図ることでしょう。

 

ちんたらちんたら交渉している間も、経済制裁は維持されます。

しかし、取り組む気合はだいぶ落ちると思われます。

米国の容赦ないセカンダリーボイコットがなければ、制裁逃れをやる連中が増えることはあっても減ることはないでしょう。

もし終戦宣言が出され、平和条約が締結されでもすれば、在韓米軍縮小・撤退へと動き出すのは確実です。

そうなれば中国が喜んで制裁逃れに加担してくれます。

「北東アジアからの米軍プレゼンスの低下」という成果に対するご褒美です。

「よくやった正恩!」と習近平が肩を叩いてくれること間違いなし。

韓国は韓国で、毎年の分担金交渉で値段を吊り上げようとする米国に対し、「平和条約が締結されて戦争リスクはどんどん下がっているのになぜより多くの分担金を支払わねばならんのだ!?」とイライラするはず。

分担金交渉の過程で、「撤退するぞ!縮小するぞ!」という米国からの脅しに、文在寅大統領は屈しないでしょう。

韓国から「出ていけ」とは言わないでしょうが、撤退する米軍を止めようとはしないはず。

そうなれば中国もロシアも大喜びです。

素晴らしい仕事をしてくれる北朝鮮に、色んなご褒美を与えてくれると思います。

実際、北朝鮮が力を入れている元山観光を手助けするために、中国がインフラ工事を受注していたりします。(参考記事:元山-咸興高速道路 中国企業が建設か

直接投資ですよ、直接投資。

「およそ897億6000万円で、工事期間は36ヵ月」だそうです。

これ完全に制裁違反でしょう。

4月から本当に中国企業が乗り込んで工事を開始できるかは未知数ですが、この手の動きは今後増えていくはずです。

平和・友好・融和モードで在韓米軍撤退からの、中国の制裁逃れ支援が拡大するわけです。

実質的な、経済制裁の解除です。

いよいよ拉致被害者が戻ってくる可能性は低くなってきました。

以前書いた『対北朝鮮外交:朝鮮半島不介入条約で日朝国交正常化』のような大々的な方針転換を決断して、北朝鮮から拉致被害者を取り返すような交渉をする以外なさそうです。