大阪高裁が朝鮮学校の無償化の訴えを棄却。日本の司法はちゃんと機能してました。喜ばしいことです。
そもそも朝鮮学校の卒業生や先生、総連活動家を含む10万弱の在日朝鮮人が北朝鮮で自由を完全に抑圧され、無実の罪で万単位で収容所送りになり、その後、拷問と飢餓と暴力と強制労働の末に殺されていったことを徹底して隠蔽し、あまつさえその人権蹂躙を行った相手に好感を持つように教え込む教育が無償化の対象になるわけがない。
北朝鮮との外交や拉致問題だけを取り上げて、無償化は不当だと言い募りますが、完全な論点ズラしです。
朝鮮学校の問題点は、反同胞的・反民族的な教育内容です。
朝鮮人と大量虐殺している北朝鮮政府が掲げる「同族同胞教育」は、そのまま「反同族反民族教育」でしょう。
朝鮮学校側は上告するでしょう。
日本の最高裁で争われることになります。
これが最後ですね。
地裁で朝鮮学校側が勝訴したときは日本の司法は腐ってるなと思いましたが、高裁では逆転敗訴。めでたいことです。
最高裁でも同じ結果になることを祈ります。
それにしても、裁判ではソルマジ公演も争点になっているわけですが、地上波でこの公演がいつまでたっても放送されません。
相当なインパクトがあると思うのですが、不思議なもんです。
今まで朝鮮学校の無償化を支持していたメディアも最近ではフェードアウト気味。
朝鮮学校の言い分をそのまま載せるくらい。
教育内容を知ればかなり問題があることは明々白々。
左派知識人も昔は一斉に民族差別だとSNSで拡散していたのに、今では有名どころはほぼ沈黙。
いくら安倍批判に利用できるとしても、あの教育内容ではさすがに無条件に擁護はできなくなったとやっと理解したようです。
はっきり言ってバリバリの「朝鮮右翼教育」ですから。
日本の右翼批判をしているのに他国の右翼教育を日本で認めるのは論理的に成り立ちません。
理解できないのは朝鮮学校側でしょう。
なぜそこまで忠義に励むのか謎。
ソルマジ公演をやめ、平壌訪問もやめ、自分たちを金日成民族と規定する国とは縁を切ればすぐにでも無償化対象にもなるのになぜかやめない。
延々「苦しい時に教育援助金を送ってくれた!感謝しよう!」の一点張りです。
60年代に「李舜臣」や「乙支文徳」と言った歴史上の偉人の肖像画は軒並み取り下げられ、すべて「金日成」一色に塗り替えられ、民族教育が乗っ取られたことに悔しさを感じない時点で朝鮮学校の民族教育は死んだと言えます。
まともな民族教育だったのは最初の60年代まで。今の朝鮮学校は金一族に乗っ取られた民族教育の抜け殻です。
この状態を改善せず、子供たちを苦しい状況に追い込んでいるのは朝鮮学校側。
上っ面だけでも「超独裁国家の北朝鮮とは縁を切りました」と取り繕えば良いのに、それもできない。
総連と朝鮮学校に対する、北朝鮮の支配力がいかに強烈かがよく分かります。
日本政府側も拉致や北朝鮮政府とのつながりばかり強調せずに、「朝鮮戦争をまるで米国が引き起こしたかのように歴史教科書に書いている。それは嘘である」とか、数々の悲劇を生んだ北朝鮮帰還事業を「愛国愛族運動の礎となり高揚の契機となった」と称えているのは人道上問題のある歴史教育だ、と指摘した方が効果的です。
北朝鮮の収容所をはじめとした数々の人権蹂躙にも全く触れていないと指摘するのも効果的です。何せその人権蹂躙の被害者には万単位の在日朝鮮人が含まれているわけですから。
こんな歪んだ教育をしている限り、仮に無償化されても衰退は避けられません。
誰が朝鮮学校の卒業生や先生たちを大量虐殺した相手を愛するよう教育する学校に子供を通わせたいと思うのか。
そのことに気付いて、「将軍様の学校」から「在日同胞の学校」に生まれ変わらない限り未来はないでしょう。
こんな状態ではいくら頑張ったところでどんどん潰れていくだけです。
裁判でギャンギャン騒ぐパワーをもっと別のことに使った方がよほど生産的でしょう。