韓国政府の朝鮮半島政策 奴隷制を認めて平和共存という狂った主張

ビジョンは「平和共存、共同繁栄」

(中略)

・平和共存
「平和なくして、安全保障も経済も保障されない。平和共存は最優先課題でありビジョンである」と位置づけられる。

「1953年の停戦協定から64年が経つ今も、朝鮮半島では対決の緊張の不安定な状況が続いている」という文章は、つい10日前に板門店のあるJSA(共同警備区域)で起きた北朝鮮兵士の帰順(亡命)事件を思い起こせば納得がいくだろう。

そして平和共存を「南北の住民すべてが、核と戦争の恐怖から抜け出し、その平穏な日常が保証され持続することを意味する」と整理する。

「平和なくして、安全保障も経済も保障されない」

因果関係が逆ですね。

安全保障(=国防)それを支える経済なくして平和はありえません。

国際政治の学者に聞いてみればいい。「平和なくして、安全保障も経済も保障されない」なんて言うやつはいませんよ。

「南北の住民すべてが、核と戦争の恐怖から抜け出し」も大嘘。

南の住民が核と戦争の恐怖から抜け出すためには、北の住民が生まれながらに金一族の奴隷になるのを保証すると言っているのが文在寅政権の本質です。

北の住民にとったら、収容所と連座制と密告制の恐怖から抜け出す方が重要です。ジリ貧状態でこの地獄が続くくらいならいっそ戦争になってほしいと願っているくらいですから。

・南北関係と北朝鮮核問題を並行して進める
「北朝鮮核問題の解決と、南北関係の改善は『前後』もしくは『択一の問題』ではなく、相互補完を通じた好循環の中で進んでいくことが可能」という戦略だ。

これは李明博、朴槿恵政権時代のような「核廃棄が対話の条件」というハードルを別のものに掛け替えるものだ。根拠は「南北の対話が活発な時に、北朝鮮核問題の進展があり、朝鮮半島の状況も安定的に管理できていた歴史的な経験」だ。

実際、筆者が今月インタビューした与党・民主党のある有力議員は「我々は米国が多少反対しても、北朝鮮と独自に対話を進める気持ちがある」と明言している。

「南北関係と北朝鮮核問題を並行して進める」

韓国版”併進路線”でしょうか。

南北関係と核問題は切り離して進めることができるそうです。

こういう二股好きですよね~。だいたいあちらを立てればこちらが立たずというデッドロック状態に困るとこういう実現不可能な理想論を掲げがち。

米中等距離外交で結果的にどちらからも敵と思われて圧迫されるという失敗から何も学んでない。

共に民主党の有力議員が「我々は米国が多少反対しても、北朝鮮と独自に対話を進める気持ちがある」と言っているそうですが、同盟国であり自国の安全を守ってくれる米国より、繰り返し挑発し、定期的に色んな事件を起こして韓国人を殺す北朝鮮との関係を重視するということです。

意味が分からない。

人権問題について触れている箇所もあります。

・互恵的な協力を通じた平和的な統一基盤の造成
「経済分野はもちろん、南北住民皆のためになる多様な交流協力を拡大することで、南北共同体を作る」というものだ。経済以外の領域を主に指すようで、「北朝鮮問題」において非常に重要なウェイトを占める「人権問題」もここに含まれる。

具体的には以下の通りだ。

・離散家族(再会)問題をいかなる政治的な考慮より優先して解決
・乳幼児、北朝鮮の弱者層に対する人道的支援は政治的な状況とは無関係に推進
・人類の普遍的価値として、北朝鮮住民の自由権と生存権を統合的に考慮し、北朝鮮の人権を実質的に推進

その上で「南北のあらゆる構成員たちが合意する、平和的・民主的な方式の統一を指向する」と続ける。

そして「南北が共存共栄しながら民族共同体を回復する『過程としての自然な統一』を追求する」と解く。「南北住民すべてが自身はもちろん、未来の世代のために、統一が必要だという認識を持つように条件を作っていく」という。

人権問題の改善にも触れていると記事では紹介されていますが、原文見るとこの三行でおしまい。正確に言えば脱北者支援を頑張りますという一文入れると4点でしょうか。

というか徐台教氏はなぜ4点目の「脱北者を社会の一員として受け入れていきます」という部分省略したのでしょうか?不思議です。

それにしてもどう読んでも北朝鮮の人権問題を重視してるように思えない。

「乳幼児、北朝鮮の弱者層に対する人道的支援は政治的な状況とは無関係に推進」も言い方変えれば「これからも金貢ぎますんであんまり挑発しないでください」ということ。

政治犯収容所の閉鎖や、連座制、密告制、暴力と拷問といった人権蹂躙をやめろと明確に書くべきなのに「北朝鮮の住民の自由権と生存権を統合的に考慮 して、北朝鮮の人権を実質的に改善」という感じで大きなくくりで誤魔化す。いつも通りですね。

これも「北朝鮮住民の生存権を守るために人道支援をすべき」という主張に正当性を持たせるためでしょう。それにしてもあの手この手で北に貢ぐ理由をひねり出してきますね。本当に笑えない。

最後は徐台教氏の評価で記事は締められています。

(次ページに続く)