調子が戻ってきた北朝鮮報道 口汚さは天下一品

文大統領の光復節の演説。予想通りと言えば予想通り。

日本のメディアでは「批判のトーンを抑えている」「自制的」などと報道されていますが、基本「日本がこちらを忖度して行動せよ、しからずんば何もせず」という内容です。

別に批判しているわけではなく、日本も同じような姿勢なので、日韓関係は今後も変わらず悪化し続けていくことでしょう。

お互い特恵国待遇をやめて、その他大勢の国と同じ扱いになる。

だからと言って戦争になるわけでもなし、お互いがお互いを国内結束のちょうどよい相手に使っていくことでしょう。

それより予想外、というか期待以上だったのが北朝鮮の反応。

久しぶりに北朝鮮節が全開の名文?を読みませてもらいました。

笑った笑った。罵倒とはこうやるんだというお手本のような文章です。

祖平統代弁人、朝鮮に言い掛かりをつけた南朝鮮当局者の妄言を糾弾

【平壌8月16日発朝鮮中央通信】

祖国平和統一委員会(祖平統)のスポークスマンは16日、次のような談話を発表した。

泰山鳴動して鼠(ねずみ)一匹という言葉がある。

まさに南朝鮮当局者の「光復節慶祝の辞」というものを指してそうだと言える。

島国一族から受けるさげすみをすすぐためのはっきりした対策やつぶれていく経済状況を打開するこれといった方案もなしに弁舌を振るったのだから、「むなしい慶祝の辞」「精神スローガンの羅列」という評価を受けて当然である。

一言指摘せざるを得ないのは、南朝鮮当局者が最近、北朝鮮の数回にわたる「懸念すべき行動」にもかかわらず対話の雰囲気が揺れなかっただの、北朝鮮の「挑発」一度に朝鮮半島が揺れ動いていた以前の状況とは変わっただのなどと言って「光復節」とは縁のない妄言を並べ立てたことである。

南朝鮮当局者の言葉通りなら、自分らが対話の雰囲気を維持し、北南協力を通じた平和経済を建設し、朝鮮半島平和体制を構築するために努力しているということであるが、へそで茶を沸かすようなことである。

今のこの時刻にも南朝鮮でわれわれに反対する合同軍事演習が盛んに行われている時に対話の雰囲気だの、平和経済だの、平和体制だのという言葉を果たしてなんの体面をもって吐いているかということである。

特に、わが軍隊の主力を90日内に「壊滅」させ、大量殺りく兵器の除去と「住民生活の安定」などを骨子とする戦争シナリオを実戦に移すための合同軍事演習が猛烈に行われており、いわゆる反撃訓練なるものまで始まっている時点に公然と北南間の「対話」をうんぬんする人の思考が果たして健全なのかということが疑わしいだけである。
実に、まれな図々しい人である。

折に触れ平和を叫ぶが、米国から購入する無人機と戦闘機は農薬をまいたり、サーカス飛行をするために買い入れたと弁解するつもりか?

朝鮮の全域を打撃するための精密誘導弾、電磁気パルス弾、多目的大型輸送艦などの開発および能力確保を目標にした「国防中期計画」はまたなんだと説明するか。

明白なのは、これら全てのものがわれわれを壊滅させるところに目的があるということである。

南朝鮮国民に向けてつぶれたメンツを立ててみようとつづった言葉だとしてもまさにそばでわれわれが聞いているのにどう責任を持とうとそのような言葉をむやみに言い散らすのかということである。

部下らが書いてくれたものをそのまま読み下す南朝鮮当局者がとても笑わせる人であることだけは間違いない。

北で猟銃の音が鳴っただけでもびっくり仰天するくせに、わざわざ依然とした姿を演出しながら北朝鮮が核でない経済と繁栄を選択できるようにすると力説する姿を見れば大変怖気づいているのが歴々としている。

歴史的な板門店(パンムンジョム)宣言の履行が膠着(こうちゃく)状態に陥り、北南対話の動力が喪失されたのは全的に南朝鮮当局者の恣行の所産であり、自業自得であるだけだ。

南朝鮮当局が今回の合同軍事演習が終わった後、何の計算もなしに季節が変わるように自然と対話の局面が訪れると妄想しながら今後の朝米対話から漁夫の利を得ようと首を長くしてのぞいているが、そのような不実な未練はあらかじめ諦める方がよかろう。

後に見れば分かるだろうが、われわれは南朝鮮当局者らとこれ以上言うこともなく、再び対座する考えもない。

罵倒のオンパレードですわ(笑)

ここまでコケにされても必死に融和ムードを維持しようとする文大統領が気の毒になってきました。

ここまでされても平和平和と連呼して、北朝鮮におもねるのは何なんでしょうね。弱みでも握られてんのか?

北朝鮮の肩を持つわけではありませんが、確かに「わが軍隊の主力を90日内に「壊滅」させ、大量殺りく兵器の除去と「住民生活の安定」などを骨子とする戦争シナリオを実戦に移すための合同軍事演習が猛烈に行われており、いわゆる反撃訓練なるものまで始まっている時点に公然と北南間の「対話」をうんぬんする人の思考が果たして健全なのか」と問われれば、まぁそう言いたくなるよなとは思います。

目と鼻の先で自分たちを滅ぼす軍事演習をやられたらそりゃ嫌でしょう。

さりとて演習をやめれば韓米分断、同盟の有名無実化などなど、韓国国内の突き上げをくらうことはあきらかで、軽々にやめれない。

きっと文大統領はやめたいでしょうね。

トランプがガンガンに無慈悲なコスト負担を要求し、韓国国民が「そこまで言うなら在韓米軍は撤退してもらって結構!」となるまでいけば文政権としては願ったりかなったりでしょうね。

北朝鮮にこの手のことで文句言われることも減るでしょうし、金正恩がソウル訪問するかもしれません。

まぁ本当にそうなって良いかは神のみぞ知るですが。。。

個人的には在韓米軍を撤退させるのもありだとは思っています。さすがに実際に戦争になったら韓国が勝つでしょう。ただ数百万規模の死者が出るでしょうけど。。。

ソウルという弱点を守る義務を負わない方が、米国は北朝鮮を攻撃しやすい。そっちの方が金正恩はビクビクでしょう。

現在の膠着した南北対話、米朝対話を揺り動かせるとすれば、韓米合同軍事演習の完全停止・在韓米軍の撤退かもしれません。

あとは経済制裁の解除ですが、それはほぼ不可能。国連はじめ色んな国や米国議会まで絡んでますからまず無理。

文大統領とトランプ大統領の決断一つでなんとかなりそうなのが合同軍事演習の中止です。

一度完全に停止して、在韓米軍も撤退させて1年くらい様子を見てみるのも良いかもしれません。