東京都のホームページに復活した朝鮮学校調査報告書URL。
http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/shigaku/sonota/0000000845.html
いやいや、良かった良かった。更新日は9月2日ですから速攻で復活させてたみたい。いつ復活するんだろう、と思ってたらとっくの昔に再掲載されてましたね。ちゃんと探してなかったので気づかなかった。
報告書の中で金日成・金正日の肖像画について朝鮮学校側の見解を聞いた箇所があった。
「終戦後、学校を助けてくれた恩義を感じ飾っているもので、日本の国旗などと同じである」、という見解だそうです。
北朝鮮の収容所で殺された北送在日同胞には見せれないですね。
朝鮮学校の建設に尽力した人、朝鮮学校の先輩、総連の活動を一生懸命やったていた人、金剛山歌劇団(旧:在日朝鮮中央芸術団)の黎明期を支えた人、そういう人たちが次の画像のような目にあわされたわけです。
普通、こういうことを自分たちの先祖に容赦なく行った独裁者に感謝するなどありえないことだと思えます。ちょろっと学校設立資金を出しただけで涙流して感謝感激しているようでは、在日の命はそんなに安いものなのか?と言いたくなります。
東京都も「反日教育」とか、「拉致」とか、「韓国に対するテロ事件」について問い合わせるのではなく、北朝鮮の強制収容所や北送在日がどうやって殺されたかについて、朝鮮学校側に聞いてみてほしいですね。
ソルマジ公演についても問題視していくべきでしょうね。
この公演が1987年以降、2015年を除いて毎年行われています。つまり、90年代に大量の餓死者が出ている横で、金日成・金正日を称える公演をよりのもよって子供にやらせていたことになります。
将来、大人になって北朝鮮の強制収容所の実態を知ったときに、アイデンティティクライシスを起こす、残酷な公演を強要していることになります。
これこそ、現代の強制連行でしょう。
まさに小池知事が言うように、朝鮮総連こそが戦後最も在日の人権を侵害してきたことが証明された公演といえます。(関連記事:「朝鮮総連は在日の人権踏みにじっている」 小池百合子知事が打ち出した補助金凍結に、さらなる強硬策を求める声)
それにしても日韓友好を叫ぶ人ほど、朝鮮学校を守ろうとすることに驚きます。朝鮮学校の教育内容をありのままに見れば、韓国に対する宣戦布告教育もひとしい内容なんですけどね。慰安婦問題以上の外交問題にならないことに驚く。
まぁ下手に攻撃すると日韓の従北左翼が大騒ぎするので、「アンタッチャブル」、なのでしょう。
ただ、そういう無関心のせいでどれだけの子供の人権が侵害されてきたのか、朝鮮学校の存続を願う人はもうちょっと真摯に考えてみてほしいところです。
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