北朝鮮と朝鮮学校の実態を語る in 和歌山民団

<講演内容を箇条書き>

●在日脱北者人権連合代表 高政美 講演

  • 1959年12月から帰国事業が始まる。
  • 1963年10月8日、北朝鮮へ。母はこの日は死んでも忘れられないと言っていた。
  • 清津に近づくと、真っ暗だし、宣伝とも違うし、匂いも違う。おかしいと思った兄はこのまま日本に帰せと叫び大騒ぎに。
  • 船の中で当局の人に拘束され別室へ連行され閉じ込められる。
  • 全員が船を降りた後、家族の目の前で父と母を叫ぶように呼ぶ声を残したままどこかに連行される。
  • 北朝鮮に着いたとたん、兄と生き別れに。
  • 総連幹部なのになぜ子供がこうなるのかと父が責任を取らされる。
  • 子供が悪いのは父の思想が悪いからだと、清津で1カ月にわたり、思想教育を受ける。
  • 父は、とにかく申し訳ないと、私の教育が悪いからだと、言わされる。
  • 総連幹部なので平壌に配置されるはずが、兄の件で新義州に配置。
  • 父は、息子の安否確認のため労働党幹部や有力者と人脈作りに奔走する。
  • 1968年に兄と面会できることになる。
  • 母は、今まで会えなかった年数分の思いを込めて朝から弁当を作る。
  • そのまま当局の車で、山奥に連れていかれる。
  • そこで見たのは、二重の檻の中に、動物のように四つん這いでうごめく、目がうつろな囚人たち。
  • 髪はぼさぼさ、悲惨な状態。
  • その時、自分は8歳。
  • あまりに恐ろしく、見たこともないライオンに襲われるんじゃないかという恐怖感で一杯だった。
  • それが自分の兄だった。
  • 父は鉄格子の前で、本当に自分の息子かと確認する後ろ姿を茫然と見ていた。
  • その場を一言もしゃべらずに去る。
  • その時、自分は失神してしまった。そして、ショックで1カ月以上しゃべることができなくなった。
  • 母は、子供たちの前にひざまづいて謝る。
  • あなたたちのためにいい生活をさせてあげようと思って、ここまで連れてきたのに申しわけないと母は言う。
  • 日本で嘘の宣伝で騙されてしまった。楽園ではなく地獄だった。判断を間違えて申しわけない。
  • 同じ民族のはずの朝鮮総連の人達にまさか騙されるとは思ってもみなかった。
  • どのように朝鮮総連がありとあらゆる手段を使って、同胞を騙して北送したかを母から聞く。
  • 特に、「3年たったら日本に帰れるのに誰も帰ってきていない。つまり地上の楽園だからだ」という言葉に一番大きくだまされたと母は言っていた。
  • 70年代に、帰国者家族がある日突然消える事態が頻発。
  • どこに行ったか調べようとした人達も消える。
  • それが北朝鮮で在日が受けた現実。
  • 自分たち家族は、服従と忠誠を示すことで、その悲劇から逃れようとした。
  • 大丈夫だろうと思っていたら、1976年3月に父が消える。
  • 保衛部の独房(1m四方のただの穴)の中に父が入れられる。拷問を受けるときだけこの穴から出られる。
  • その影響で、父の手足の指はない。
  • 奇跡的に命が助かって家に帰ってこられた。
  • 変わり果てた父の姿に衝撃を受ける。
  • 父の治療をしようとしたが腐った肉の臭いがすさまじく、お尻を拭いたら腐った肉がとれ、その腐肉にウジがわいていた。
  • お尻の骨が見えるくらい。(独房で座りっぱなしだったのでそのような状態になった)
  • 子供のころの教育は、金日成の写真におじぎをすることから始まる。
  • 毎日毎日、金日成賛美や神秘的な話しを聞かされる。
  • 最初に覚えた文字は「金日成」。これがちゃんと書けないとぶっ叩かれる。
  • 母は組織生活でほとんど家にいないため、姉が文字を教えた。
  • 姉は、この「金日成」の三文字をしっかり書けなければ、私たち家族の命はない!と毎日姉から聞かされた言葉。
  • 人民学校では、金日成将軍様の幼いころ、革命歴史、革命活動、抗日武装闘争の物語など、思想教育がほとんど。
  • 数学や国語など色んな科目は勉強しなくても良いくらい。
  • 金日成の誕生日や、労働党の記念日など、そういったことばかり暗記することに費やされる。
  • ただただ、忠誠を誓い、命を賭けます、ということを幼いころから思想教育を受ける。
  • その結果、自分が自分の意志で考える余裕がなくなる。もし考えたら命がなくなる。
  • そのように洗脳教育を受ける。
  • どれほど非道なことを受けたか、世界中の言葉を借りても表現できない。
  • 帰国事業は「帰国」ではない。
  • あまりに大きな、大誘拐事件である。
  • 拷問後、障碍者になった父の手助けをするため、幹部たちの秘密の会議室に入る機会があった。
  • そこにあった金日成賛美の報告書を20枚くらい読んだ。
  • 朝鮮学校、朝鮮大学、朝鮮総連のことが書かれてあった。
  • 日本の朝鮮学校はどのように生まれたのか書かれてある。
  • 奨学金、慰問金、援助費、とうとう贈ってあげたと、延々と書かれてある。
  • 教科書の原本も北朝鮮から運んで朝鮮学校を作った。
  • いまだに50年以上、北朝鮮で受けていた洗脳教育をそのままやっている。
  • それを「朝鮮歴史」と名前を変えて続けているが、内容はそっくり。
  • 北朝鮮でその事実を知っている自分が、命からがら日本に定着した後、日本の人がこの事実を知らないことに愕然とした。
  • 日本の人は、朝鮮学校で、どのような教育をしているのか、分かろうともしないし、知らせようともしない。
  • むしろ「本当か?」「ここは日本だ、そんなことはありえない」「いい加減なことを言うな」と激怒するくらい。
  • この日本でプロのように訓練して、北朝鮮で金一族を褒め称える公演をさせている。
  • 水爆実験と同日の1月6日に祝宴が催される。その場に朝鮮学校の学生たちがいる。
  • これは、本当に民族教育と言えるのか?
  • 一人の母として、断じて許すことができない。
  • このような学校に補助金を出し、今も支援している。
  • 補助金をもらうためには、同情心をかって、ビラ配りをし、肖像画も外して、北朝鮮で公演を
  • させていることも隠して、日本人をだましている。
  • 一部の日本人は、なんの罪もない子供を洗脳教育の犠牲にしていることを分かっていない。
  • 子供には何の罪もない。かわいそうでならない。
  • なぜ、私のような洗脳教育の犠牲者を生み出すことに加担するのか。
  • 状況を知らないことが最大の原因。
  • 補助金を出す気持ちがあるのであれば、何の罪もない子供を助けてほしい。
  • 両親として、自分の子供だったらそんな教育をする学校に行かせたいと思うのか?
  • 事実を話すにも場所が必要です。誰も呼んでもくれない、事実を聞こうともしない、色んな問題があります。
  • どうかこの問題に感心を持ってほしい。

 

●映画 『チョンリマ(千里馬)』 紹介 (5分)

●朝鮮学校の子供たちによる迎春公演紹介 (5分)

●北朝鮮帰国者の人権と生命を守る会代表 山田文明 講演

  • 北朝鮮帰国者の人権と生命を守る会(以下、守る会)の簡単に説明。
  • 1994年2月に設立。
  • 北朝鮮に帰国した親族の方と集まる機会があり、そこで自分の親族がどのような目にあったか、現在どのような状態にあるかということを色々と報告を受けた。
  • 中にはスパイとして処刑された。
  • 常に日本から支援することでなんとか生活を維持させている。
  • 収容所に入れられ、大変なお金を払わねばならなかった。
  • などなど信じられないような話を聞かされた。
  • そんな深刻な問題があるのであれば、きっちり調査し、なんらかの対応が必要と判断して設立。
  • 主として、親族の方に証言してもらった。顔や声を隠して、あるいは限られた秘密の場で、発言をしてもらい、その状況を広げていく。そのような活動をしていた。
  • 90年代半ば、食糧危機から脱北者が増えた。
  • その中に、帰国者もいた。
  • 中国に逃げた脱北者から日本の親族に連絡があり、そこから守る会になんとかならないか、という連絡があり、脱北者とかかわりを持つようになった。
  • 2000年、守る会が関わって脱北者を日本へ迎え入れることができた。
  • それ以降、そのようなケースが増える。
  • 日本には脱北者を受け入れる制度が一切ない。
  • 外務省が了解をして入国の許可を得る。
  • 外務省立ち合いのもと、空港に迎えにきたら政府はノータッチ。
  • あとは全部、守る会で対応していった。
  • そのことに追われ、その方たちの日本での定着に追われる日々だった。
  • その後、脱北自体が難しくなり、脱北者が減っていった。
  • 守る会では、2年前の脱北者が最後。
  • だいたい200人くらい日本にいる。
  • 以上、守る会の紹介。
  • 私たちが北朝鮮帰国事業をどう考えるべきかを調査する中で、その判断に大きな影響を与えたのが脱北者。
  • 北朝鮮へ渡るとき、帰国事業においてどういうことがあったのか?北朝鮮へ行ってどうだったのか?実例を聞くことができた。
  • 北朝鮮へ帰国する判断は自分でしたが、どの時点で行くべきでなかったと思いなおしたか?
  • ほぼ全員共通しているのは、帰国船に乗った時におかしいと思いだし、清津の港に降りたときに「しまった」と後悔している。
  • 港に到着したとたん、北へ行くべきではなかったと後悔し、日本に戻りたくなるような帰国事業とは何だったのか?
  • その点を深く考えるようになった。
  • 北朝鮮への帰国の決断をどのようにさせていったかを見たとき、はなはだしい虚偽宣伝であった。
  • 北朝鮮は良い国で、子供の教育は無料で、医療費もタダ。そんな説明をされていた。
  • 日本での生活に絶望していた人たち。差別されて子供が将来就職できないと心配していた人たち。そんな人たちだった。
  • 実際は北朝鮮へ渡った後も激しい差別を受けた。資本主義の国から来た人として警戒された。
  • 北朝鮮の実情を正確に知って、北へ渡ったらどういう生活になるかきちっと説明されていたのか?その上で日本に残るか?北へ行くか?
  • その時、正確な情報が与えられていたならばこんな悲劇はなかった。
    その事実の情報が与えられず、地上の楽園、そのような虚偽宣伝が横行したのはなぜなのか?
  • このことは、まだまだ解明されなければならい点。
  • 結論として、そういう情報操作のなかで北へ連れていった。これは壮大な誘拐だったと判断できる。
  • 誰がそうしたのか?これまでの調査から明らかに金日成であった。
  • 朝鮮総連に指示し、川崎市の総連組織から「帰国したい」と手紙を書かせ、帰国運動を盛り上げた。
  • 全てを免罪する気はないが、少なくとも日本政府は、「帰国しなさい」や「北はいい国だから帰っては?」という宣伝は一切していない。
  • それは韓国との関係が大きい。日韓会談を進めていた。
  • 守る会では、なぜ朝鮮学校の問題を取り上げているか?
  • 北朝鮮の調査を進めていく中で、朝鮮学校がどうだったかを聞いていた。先生だった人からも聞いていた。
  • 高等学校の無償化の問題で、朝鮮学校全体を再度調査した。
  • 萩原遼先生を中心に、朝鮮学校の教科書を訳して出版。
  • その中でどんな教育をしているかが分かった。多くのことについて虚偽であった。
  • 学校の中に少年団という組織があり、その組織を中心に運営されている。
  • 高校のクラスは青年同盟の班であり、課外活動は青年同盟の活動。
  • そこで組織生活などといって、色んな教育をしていく。
  • 構造が、日本の学校教育とは違う。
  • 特定の政党の青年組織が学校のクラスになっている。
  • その政党のリーダーを褒め称え、忠誠を誓わせるようなもの。
  • 学校としてはありえない構造。
  • その結果として、毎年平壌に子供を送り、現政権の人物であり、独裁者をあおのように褒め
  • 称える公演は教育としてありえない。
  • 世の中の朝鮮学校への見方の典型例。3月27日の朝日新聞の社説を紹介。「朝鮮学校に通う子供たちに核開発や拉致問題の責任はない。お門違いの弱い者いじめ」、「朝鮮総連関係者が運営に関わっているケースは多い。だが政治と教育は別だ」
  • 問題なのは、学校の姿そのものではなく、組織構造の中に金正恩に忠誠を誓う意識を与えるための組織がガッチリ組み込まれていること。
  • それは、ある種の洗脳教育であるし、カルト教育だと考えている。
  • 絶対者に対して無条件に服従する意識を育成しようとしている。これは極めて危険であり、子供に対する人権侵害にあたる。
  • そういう意識に素直に染まっていった子供はどうなるのか?将来を誤ることになる。
  • そういう人間を育成することで朝鮮総連の組織の後継者や工作員を作り上げている。
  • 子供をたちを守るために、これを防がねばならない。
  • 在日朝鮮青年同盟の規約にどう書いているか?
  • 「主体偉業の継承完成のために献身することを基本任務とする」、「北朝鮮民主主義人民共和国の政策をつつしんで承り、在日本朝鮮人総連合会の綱領を固守し、総連の諸般決定執行の先頭に立つ」、「朝青は在日青年学生たちが、主体の世界観をしっかりと自律して、真の愛族愛国思想で武装するための様々な形態の教養事業を幅広く体系的に行う」が規約。
  • 第5章、朝鮮大学校について書かれている箇所。「朝青委員会を組織する」とある、これは府県本部と同等の権限を持っている。
  • 朝鮮大学校には、そういう朝青朝大委員会がる。これは、学生が指導者ではない。もっと年配の人で、大学の大幹部がこれを担っており、学生全体を指導している。
  • 第6章、学年別学科別。大阪、神戸、愛知など、各地方では朝青委員会の批准を受けて、朝青朝高委員会を組織する。
  • 各朝鮮高級学校には、全部朝青朝高委員会がある。
  • そして、朝青各委員会や朝高委員会内には、部門別、あるいは学級別に班をもうける、とある。
  • 朝青の規約で、学級別に班をもうけると明確に書かれてある。
  • そのような中央指導の青年同盟組織が、学校と一体化している。
  • ここがどんな方針を持っているのか、表に出てこないため、なかなか分からない。
  • たまたま入手できた2012年のものから「朝青の主力課業について」を紹介。
  • 「朝青隊列を代を継ぎ、領導者と祖国に忠誠を尽くす、一心団結の集団にしっかり固める」、「朝青組織の中に、敬愛する金正恩同志の思想体系、領導体系を徹底的に打ち立てる」、「敬愛する金正恩同志の領導を忠誠をもってうけたまわる」、「敬愛する最高司令官同志を忠実に仰ぎ、敬う働き手として力強く準備していく」
  • さらに「総連イルクン(活動家)学習班に誠実に参加し」とある。学習班、もとは学習組と呼ばれていたもの。朝鮮労働党の秘密組織。こういうものがあり、そこに入っていくのだと書いている。
  • 最近とても重要な言葉だと気づいた「組織生活」ということについても書かれている。
    北では、国民生活は組織生活で成り立っている。そこで指導、点検、指示を受けて暮らしている。北では私生活が事実上なく、複数のスパイ網で監視されている。北で反乱が起こらない理由。
  • 他の独裁国では存在しない仕組み。北が作り上げた芸術的な国民支配の仕組み。
  • 話しを戻して朝青の組織生活の紹介。
  • 「月に一度の全体学習と生活総括を行う。そして学習班全員が熱誠者に対して個別事業任務を担っている」
  • 熱誠者とは、朝鮮学校で非常に優秀にチュチェ思想を学んで、成長してきたもの。
  • それを特別に管理し、熱誠班に組織し、朝大へ送って行く。
  • 熱誠者と見なされるような、素直な成長をした子供こそ、カルト社会に取り込まれてしまう。
    「学生組織内に主体の思想体系と領導体系と樹立する活動を繰り広げる」とも書かれている。
  • このような方針を持っている組織が、学校と一体となって教育をしている。
  • よく朝鮮学校に見学に来てください、授業を見てください、と言いますが、そこだけ見ても何も分からない。
  • 彼らはこういう思想教育をやっているという裏の顔を絶対に見せない。
  • 朝鮮学校のHPから組織と一体になっている点を紹介。

北朝鮮と朝鮮学校の実態を語る in 和歌山民団1

北朝鮮と朝鮮学校の実態を語る in 和歌山民団2

 

北朝鮮と朝鮮学校の実態を語る in 和歌山民団3

北朝鮮と朝鮮学校の実態を語る in 和歌山民団4

北朝鮮と朝鮮学校の実態を語る in 和歌山民団5

北朝鮮と朝鮮学校の実態を語る in 和歌山民団6

北朝鮮と朝鮮学校の実態を語る in 和歌山民団7

北朝鮮と朝鮮学校の実態を語る in 和歌山民団8

北朝鮮と朝鮮学校の実態を語る in 和歌山民団9

北朝鮮と朝鮮学校の実態を語る in 和歌山民団10

 

  • 以上のように、組織と一体になっていることが分かる。
  • これらのHPですが、守る会で「朝鮮学校の秘められた目的・知られざる実態」というパンフレットを作ったところ、学校のHPから少年団の入団式や青年同盟の総会の記事などがどんどん消されていっている。彼らも警戒している。
  • そういう実態を認識してもらいたい。
  • 子供たちは日本にいるわけなので全員が洗脳教育で染まるわけではない。
  • 朝鮮学校も全員をそうしようとは思っていない。
  • しかし、真面目な、素直な子が、朝鮮学校の教育が目指す方向に誘導されてしまう。
  • その子たちの将来が心配。
  • この子供たちを守るのは大人の責任である。
  • ぜひ皆さんの方でも声をあげてほしい。
  • そもそもそういう実態を知らないがゆえに、「子供たちに責任はない」、という主張になる。
    確かに子供に責任はないが、だからと言ってこの学校を財政的に支援することは別問題。
    正しい民族教育に是正されれば応援すればよい。
  • 最初、朝鮮学校は母国語を学ぶ学校として設立された。
  • 朝鮮総連ができ、支配されるようになってから、民族教育からかけ離れ、カルト教育になってしまった。
  • しかし、彼らは巧妙にカモフラージュします。
  • それを払い除けて実態を把握していく、そういう努力が必要。
  • これを、日本の中の北朝鮮だと考えている。
  • 今回の趣旨とは離れるが、我々は帰国者の問題に取り組み始めた当初から、拉致疑惑について北朝鮮による拉致と判断していた。
  • それは過去の行方不明になった人達の経緯から十分判断できる。
  • 崔銀姫、申相玉、お二人の体験を記した、『闇からの谺』からも分かる。
  • 崔銀姫さんが船に乗せられ、港についたとき金正日が迎えきた。「よく来てくれました」と言った。つまり悪いと思っていない。
  • チュチェ思想の国で、チュチェ思想を身につける。これは新しく政治的生命を与えられて、人間として幸せになるんだと彼らは本気で思っている。
  • 敵から物を奪うことは良いこと。ゲリラ闘争ころからと同じ発想。そういう感覚を持っており、価値観が大きく違う。
  • 拉致も非人道的なことだ、拉致は良くない、返してくれ、と言ったところで彼らの価値基準から言って、そんなことが通用するはずがない。
  • では日本に何ができるのか?
  • そういう点や、核開発。
  • 北朝鮮は事実上の核武装国となっている。
  • アメリカまで届く核ミサイルを持つことは時間の問題。
  • これを止める方法は、通常のやり方では無い。
  • 我々は今後、どういう社会を子供たちに残すべきか?
  • 北が完全にアメリカへの直接の核攻撃力を持った未来を、子供たちに引き渡していってよいのか?
  • 北がその能力を持ったとき、アメリカは核攻撃のリスクを覚悟してでも、日本、韓国を守ってくれるのか?
  • それはできないでしょう。
  • 核の傘はやぶれつつあり、北の核の傘に入りつつある。
  • これまで北はミサイル技術をイランなど、色んな国に輸出してきた。
  • それを送れるということは、核も同じようにできる。
  • そうやって外貨を得ることは十分ありえる。
  • 自分の敵を攻撃してくれるなら喜んで売るだろう。
  • テロリストに渡ったときどうするか?テロリストは使うことに躊躇しないでしょう。
  • 核被害が本当に起こる、そういう未来が来るかもしれない。
  • そういう未来を子供に渡すのか?それとも何とかして、その未来を子供に渡すのか?
  • 日本で何ができるか?日本にできることは限られているが、日本の技術、資金なくしては、北の核開発はできなかったと考えている。
  • 日本の中の北朝鮮がそれを可能した。
  • 詳しくは説明しないが、拉致も日本の中の北朝鮮が実行可能にした。
  • それがなければあのような大量の拉致はできなかった。
  • 辛光洙というスパイがソウルで捕まり裁判を受けた。その判決文にどのように日本の中の北朝鮮が使われているか詳しく出ている。
  • 一つ一つ、日本の中の北朝鮮を追い込んでいく。それが最も有効な制裁。
  • それをやらず、貿易を止めるとかやっていたって意味がない。

 

●最後にQ&A

内容は動画をご覧ください。

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