朝鮮学校の戦略的価値

朝鮮学校を北の暴君から取り返そう!という主張に、特に力を入れています。

それはなぜか?

もちろん子供を守る、という根本的な理由もあります。

しかし、一番大きな理由は、北朝鮮の体制変更に寄与する、という点です。

 

朝鮮学校、特に朝鮮大学が無くなれば、北朝鮮は日本での地盤を失うことになります。この辺の指摘は、本当に命の危険を感じるくらい朝鮮総連に追い掛け回された在日の方から聞いた話しです。(又聞きですが)

朝鮮総連を潰しても意味はない、ということもおっしゃっています。この点は私も前から思っていました。潰したところで別のものが出来るだけでしょう。

総連へのガサ入れが入る直前に、朝鮮新報にデータ移して逃げたりしているわけです。

そもそも昔っから評判が悪く、公安にもマークされているわけですから、いつ潰されてもおかしくありません。

普通に考えたら対抗措置を取るでしょう。つまり、いつ潰されても困らないように対策をしていると考える方が妥当です。

なので朝鮮学校問題で、「まずは朝鮮総連を潰しましょう!」と誘ってくる人は、意味がないことを分かってないか、工作員のどちらかだろうと思っています。あと「朝鮮学校よりパチンコを潰しましょう」と、言う人も同類ですね。馬鹿か工作員のどちらかでしょう。

北の暴君が在日社会への支配力を行使できる最大の理由が朝鮮学校です。

簡単に言えば、「学校を人質にして言うことを聞かせる」、というやり口ですね。

学校を聖域化する教育を受けていると、そのやり口が大変効果をあげてしまうわけです。こういう動画を見ると、これが洗脳か~、と思わされます。

(※『NHKスペシャル プロジェクトJAPAN シリーズ日本と朝鮮半島 第4回 ~解放と分断~ 在日コリア』より)

これでもかと神格化された「阪神教育闘争」を題材にした演劇を見せて、子供をがっつり洗脳しています。

もちろん母校を愛するのは問題ないですし、学校を存続させたいと願う気持ちを持ってもらうのは大変良いことだと思います。

ありえないのは、なぜかその手段が「反政府市民デモ闘争」になってしまう点でしょう。

さらにもっとありえないのは、帰国した在日一世たちの苦難をきれいに忘れ去っていることでしょう。

どう考えても学校存続のためには、在日一世たちを虐殺した北の暴君と縁を切る以外ありえないはずです。

幼少期に特定の方向に思考回路が形成されると、その脊髄反射思考をいいように使われて、踊らされる羽目になります。この辺は日本の愛国馬鹿と一緒だと言えます。

そもそも在日一世が必死の想いで作った学校を横から乗っ取り、民族教育をぐちゃぐちゃにしたのが金日成であり、金正日なわけです。その二人の肖像画を飾って「敬愛する将軍様」と呼ばせるなど、深刻な子供の学ぶ権利の侵害と言えます。

そしてそういう指摘をする人はすべからく「極右」呼ばわりして暴力と暴言で口をふさごうとしてきます。本当に最悪な連中です。

朝鮮学校を擁護しているリベラルたちはそれを分かっていない。もしくは無視します。

まぁしょせんは金ですね。講演料や、各種雑誌の執筆料、本を書けばこの洗脳された人たちが喜んで買ってくれる。左翼マーケットで食っていきたいならこの人たちには逆らえません。こういうシステムを作り上げる手腕は大したものです。

逆に言えば、北の暴君に強奪された学校を取り返すことができれば、裏切るやつが続出する、ということです。

分かってはいながらも学校を守りたいがために仕方なく協力している人たちが大半です。

朝鮮学校を取り返すと、そういう人たちがみんな裏切ります。

今まで北朝鮮と朝鮮総連にどれだけ踏みにじられてきたか、数々の恨みつらみをぶちまけてくれるでしょう。

北朝鮮が恐れるのは、そういう流れが出てきてしまうことです。だからこそ、必死になって「朝鮮学校を守れ!(=今の従北人士量産教育を維持しろ!)」という指令が北朝鮮から出ているわけです。

朝鮮総連が無くなれば、北朝鮮にとって片腕を失うに等しい、という人もいます。

私も同感です。

正確には、「朝鮮総連の力の源泉である朝鮮学校の洗脳教育がなくなれば」、という表現が的確だと思います。

さらに言えば、韓国の従北左翼にとって半身を失うに等しい効果があります。

なにせスパイ容疑で捕まったような連中の巣窟になっているのが韓国の市民団体です。それらの市民団体と朝鮮学校関係の市民団体はものすごく仲良しです。そういうネットワークが全て崩壊するでしょう。

よく北朝鮮の体制が変わらない限り、朝鮮学校は改善されない、という意見を耳にしますがまったくの逆です。

朝鮮学校の体制変更もできないのに、北朝鮮の体制変更ができるわけがありません。

そもそも北朝鮮の独裁体制維持のために、間接支援するよう設計されているのが朝鮮学校です。本来であれば、脱北者支援や、北朝鮮の強制収容所などの問題を扱う団体に、朝鮮学校卒業生が大量にいなければおかしいはずなのに、はっきり言ってほとんどお目にかかったことがありません。

その一事だけでも、朝鮮学校の教育が、いかに「反朝鮮」的かが分かります。

なぜ朝鮮学校をテコに、日本から北朝鮮の手先を一掃することが重要か、個人的に北朝鮮の自由化を願うなら必読書だと思っている、『独裁体制から民主主義へ―権力に対抗するための教科書 (ちくま学芸文庫)』からポイントを引用します。

 この政治的な力の源はすべて、民衆側が政権を受け入れ、降伏し、従順することによっており、また社会の無数の人々や多機関の協力によって成り立っている。ところが、これらは保証されたものではないのだ。

 政治的な力の源は、全面的な協力や従順、支援を受けることによってさらに満たされ、そうなればどの政府の場合であれ、力を増大することにつながる。

 反対に、民衆や機関が侵略者や独裁者に協力しなくなれば、どんな統治者であっても依存している力の源が枯れていき、時には断たれる。そうした源を失うと、統治者の力は弱体化し、ついには消滅するのだ。

 当然のことながら、独裁者たちは、自分たちの行為に制限をかけるような行動や考えに敏感に反応するものだ。だからこそ、不服従を通したり、ストライキを起こしたり、協力しない者を脅迫し、処罰しようとする。しかし、物語はそれで終わりではないのだ。弾圧、あるいは非人道的な行為に及んでも、いつも政権機能に必要なレベルの降伏や協力を回収できるとは限らないのだ。

 もし、抑圧の真っただ中にあっても、力の源が制限されたり分断されたりすれば、独裁政権側は安定を欠き、混乱を引き起こして、民衆側は最初の成果を手にすることになるだろう。その後に起こるのは、独裁政権の明らかな弱体化だ。力の源を差し止めれば、そのうち独裁政権側に麻痺と機能不全が起こり、ひどい場合には解体してしまうことすらある。独裁者の力は、政治的飢餓によって、遅かれ早かれ死に絶えるのだ。

P44-45

「政治的な源は社会の無数の人々や多機関の協力によって成り立つ」
「反対に民衆や多機関が協力しなくなれば政治的な力は枯れる」
「力の源を制限・分断すれば独裁政権は麻痺と機能不全を起こす」

これをやるべきでしょう。

なぜか北朝鮮の民主化や体制変更を語るときに、北朝鮮国内のことしか取り上げない北朝鮮専門家が多いです。人民は韓流ドラマ見てるとか、闇市場が広まって市民社会が広がってますとか、洗脳はもうとけた、などなどの論説ですね。

まぁそうやって、「北朝鮮はよくなってます!」⇒「だからそっとしておきましょう」、という間接手的な体制擁護派でしょう。

こういう言説を見ると、うちの高政美代表が大変怒り、かつ悲しむのでやめてほしいです。そうやってストレスを与えて早死にさせる気か?と変な勘繰りをしてしまいそうになります。

「韓流ドラマごときで北朝鮮が良くなるわけがない!」、と言われたときは、「おっしゃる通りでございます」としか答えようがありませんでした。

「洗脳がとけた!」というのも妄言でしょう。そもそも「洗脳が成功したかどうか」が問題ではなく、ガッチガチの「洗脳教育をやっているかやっていないか」が問題なはずです。

だいたい、洗脳がとけたというのが本当なら今頃街頭で市民デモが行われているはずですから。これも高政美代表に言われた、ぐうの音も出なかった正論です。

洗脳がうまくいった人に銃を渡して、人民を管理させていることが問題であって、100人中100人が洗脳されているわけではない、という言論は、問題の本質から目をそらしたいとしか思えません。

もちろん北朝鮮国内のことに注目するのも大事です。

ですが、北朝鮮に直接手を出すことはできないわけです。

それよりも、日本国内の北朝鮮勢力を一掃する方がよほど簡単ですし、北朝鮮の民主化にも寄与するでしょう。

日韓左翼のありえなさは、北朝鮮の人権問題に異様に冷たいところです。この辺は、左翼マーケットを牛耳っている従北人士の功績と言えます。

そういう点も考慮すれば、朝鮮学校を奪還し、転向者を続出させることで、外道ぞろいの左翼ネットワークを、まっとうなリベラルネットワークに改善することも可能だと思います。

まっとうなリベラルが増えれば北朝鮮の民主化にも寄与するでしょうし、日本国内の従北偽装保守を撃滅することにもつながります。そうすれば平気で国益を毀損するような愛国馬鹿式の売国奴も減るでしょう。

政治論争も、イデオロギー論争から、事実に根差した常識的かつ建設的な論争が増えるでしょう。

日韓断交のために、右翼を裏から煽って嫌韓情緒をまき散らす連中もいなくなります。

日本にとって、それくらい朝鮮学校は戦略的価値のあるものだと思っています。

子供を盾にして、日本のリベラルネットワークを牛耳っているのが日本の従北さんたちです。相手のやり口でやり返してやりましょう。

乗っ取られたリベラルネットワークを乗っ取り返して、ブーメランのようにやり返す。

これをやってこそ、戦略的に歴史戦を戦っていると言えるはずです。

 

※個人的に南北統一の必読書と思っています。興味のある方はご一読ください。

 

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