朝鮮新報の「虹の橋をかけて」シリーズに殺意を覚えた

朝鮮新報に訪朝した感想を綴る記事が掲載されています。

どれだけ脱北者が実態を訴えても、こういう輩がいつまでも消えないことにいら立ちを覚えます。

1960年ごろに書かれた寺尾五郎著『38度線の北 (1959年) (世界と日本)』や、日本の記者団が訪朝した感想を書いた『北朝鮮の記録―訪朝記者団の報告 (1960年)』で書かれているような言論が、いまだに出てくるんですから笑えません。

特徴的な内容をピックアップしてみます。

 

虹の橋をかけて①日本朝鮮学術教育交流協会・千葉ハッキョの会 合同訪朝団の報告/寺谷昭人

今回初めて訪朝の機会を得て、すべてのことが分かったわけではないが、少しわかってきたことがある。それは、チュチェ思想の素晴らしさ。朝鮮が教育や医療の充実、そして科学技術の発展を国の目標として、人々の暮らしを少しでも向上させようとしているところ。さらに、宿泊ホテル周辺の朝の散歩で出会った平壌市民の明るい笑顔、様々な施設を見学し、朝鮮の人々の生活ぶりに触れたとき、少なくとも私自身が持たされていた朝鮮に対するイメージは違ってきた。

今回のような民間レベルでの交流がもっともっと増えていくことを願わずにはいられない。家族や友人・知人にも、「朝鮮っていい所だよ。今度一緒に行こう」と言いたい。「近くて遠い国」ではなく、「近くていつでも行ける国」にしなければならない。

そんなことを考えさせられた訪朝であった。そして、再び訪朝できることを願っている。

(元鳥取県教祖委員長)

「チュチェ思想の素晴らしさ」を感じたそうです。

信じがたいな。

「朝鮮っていい所だよ。今度一緒に行こう」と友人や家族に言いたいそうですが、同じことを言って在日朝鮮人9万3千人が北送されて大量に収容所送りとなったわけですが、その辺の歴史をどう考えているのか聞いてみたいもんです。

 

虹の橋をかけて②日本朝鮮学術教育交流協会・千葉ハッキョの会 合同訪朝団の報告/立野隆一

ベルリンの壁の崩壊、ソ連の解体以後マスメディアは世界の社会主義が終わったかのように報じてきた。しかし、朝鮮民主主義人民共和国はかたくなに建国以来の社会主義を守っている。そのイメージは、人民服を着た人々が党の指導の下ひたすらまじめに働き、資本主義国と隔絶した社会を形成しているというものだ。

しかし、報道を信用しつつも私にはそのような社会に人は耐えうるのかという疑念があった。確たる情報も無く整理のつかない私が教室で語る朝鮮戦争後の歴史には、朝鮮はほとんど登場しない。生徒に語るためにも自分の目でかめたいという思いに駆られて訪朝団に参加するに至った。

(中略)

翌日からの市内見学では、最先端の技術を駆使した教育施設が印象的だった。児童・生徒・学生は国の宝物、それを支える教職員の処遇は手厚いとのこと。教育関係者からは羨望の声やため息が漏れた。教育・医療に高層アパートの住宅費が無料だという。朝鮮戦争時に米軍の空爆で焼失した平壌を都市計画に基づき再生、まさに自力更生の象徴的な街並みと理解した。日本の帝国主義支配による収奪で破綻した経済と朝鮮戦争で焦土と化した国土を蘇らせた逞しい人民とその指導者に敬服する。

「児童・生徒・学生は国の宝物」
「教育・医療に高層アパートの住宅費が無料」
「朝鮮戦争で焦土と化した国土を蘇らせた逞しい人民」

ビビるわ。いまだにこんな感想を無邪気に言う人がいるとは。

これが「埼玉県立高等学校教員」の発言なんだから驚きます。

 

虹の橋をかけて③日本朝鮮学術教育交流協会・千葉ハッキョの会 合同訪朝団の報告/番場豊

チュチェ思想や朝鮮の歴史と現状をかみ砕いて話してくれる60代のハジンさん。その具体化された現状を確認し、わたしは、理想が現実化されている社会主義朝鮮に感動した。宗教について質問すると、過渡的な課題として、仏教やキリスト教の信者や団体を許容しているという。金日成主席のチュチェ思想による社会主義が柔軟なものであることが確認できた

(中略)

農村風景を眺め、共同農場を見学するたびに、日本で染められてきた暗いイメージが払しょくされた。50年代につくられた古びた家屋の残った農村の中に、明るい色調の家々が続々と建てられている。飢えとか餓死など思いもよらない農業政策が進んでいる。

(中略)

ハジンさんの話す農村問題に耳をそばだてた。都市と農村とのギャップを克服するためには、農民の労働者階級化と、思想を高めるために教育と学習が欠かせないのだとも言う。

「理想が現実化されている社会主義朝鮮に感動」

は?

本気で言ってるの?

「宗教について質問すると、過渡的な課題として、仏教やキリスト教の信者や団体を許容している」

え?それ無邪気に信じてるの?

嘘に決まってるでしょ。

そんなことも分からないの?

「飢えとか餓死など思いもよらない農業政策」だそうです。

気候変動と台風の影響で餓死者が出ていると報道されてるんですけど?

農村の問題を解決するために「農民の労働者階級化と、思想を高めるために教育と学習が欠かせない」のだそうです。

意味が分からない。

農業に思想とか必要なのか?

生活総括という相互批判合戦の恐ろしさを知らないのでしょう。

惰性でやってる間はマシですが、いったん政治闘争が過熱して火が付くと、犠牲者が続出する最悪なシステムですよ。

目と耳が腐っているとしか思えない。

 

虹の橋をかけて④日本朝鮮学術教育交流協会・千葉ハッキョの会 合同訪朝団の報告/堀川久司

今訪朝の訪問先について一つだけ触れておきたい。滞在5日目に訪問した玉流児童病院は、乳幼児から中学生までを対象とした6階建ての病院である。院内の各階の壁一面には子どもが喜びそうな絵が描かれており、遊具も散見される。子どもにとって病院とは怖いイメージがつきまとうものだが、この病院はまるで遊園地のような雰囲気を醸し出している。5年前に開院し、500余りの病室と最新医療設備が整っている。また、長期入院の子どものために学習室が備えられており、専属の先生までいる。「子は宝」と、どの国でも言われるが、この病院は朝鮮のそれを具現化したものと言える。

社会主義国家朝鮮は、医療費・教育費ともに無料とされている。現在、「経済大国」日本では、7人に1人の子どもが貧困状態に陥っており、学生の2人に1人が「奨学金」という名の借金に苦しんでいる。また、医療費や介護、年金に必要な財源の確保が年々困難になっている状況にある。物質的には豊かに見える日本だが、福祉・教育・医療等の面について、是非朝鮮を参考にしてほしいものだ。

頭かかえますね。

まさか何十年も前に喧伝されて、今では嘘がバレバレになった「社会主義国家朝鮮は、医療費・教育費ともに無料」という宣伝を真に受ける人がいるとは。

この人たちの正気を疑います。

 

虹の橋をかけて⑤日本朝鮮学術教育交流協会・千葉ハッキョの会 合同訪朝団の報告/金有燮

今年の夏もウリハッキョを支援してくれる日本の人たちと共に3年連続、朝鮮を訪問した。

何と言ってもこの訪朝団の醍醐味は、団員一人ひとりの朝鮮観のドラマチックなまでの変化である。いま日本の報道が垂れ流すあの「北朝鮮」ではない、あるがままの「朝鮮民主主義人民共和国」を直接見て聞いて体験するのだ。変化しないはずがない。

「訪朝団の醍醐味は、団員一人ひとりの朝鮮観のドラマチックなまでの変化」

詐欺に引っかかる人が毎回出ている、ということですね。

朝鮮滞在中、私は不覚にも体調を崩し平壌の病院へ入院することになった。しかし、この二泊の入院生活が、祖国を十分過ぎるほど知っていると自負していた私に、朝鮮の人々について再度見直す機会を与えてくれたのだった。

的確な治療はもちろん、医師や看護師との触れ合いは、私が今まで体験してきたものとは明らかに違っていた。一言で表すなら医師や看護師、職員まで皆が「家族」であったのだ。

例えば夜、宿直をしていた医師、看護師と消灯時間が過ぎるまで、朝鮮学校の現状について語り合ったり…することなどは、日本では決してありえないことである。

そして、心も体も元気を取り戻し退院となった日、入院費は何と社会主義施策のおかげで無償とのことに心底驚いた。

退院時に私は医師、看護師に贈る手紙を涙ながらに読み上げた。そして手紙を受け取った医師が、「これは家宝にしますよ」と言い、みんなで笑った。

彼らには人に対する愛情、人情味、正義感、誇りがあふれていた。そこには、わたしもそうなりたいと思わせる、日本では見ることのできない純粋で美しい人間の理想像があった。

私は退院後、団員たちにこの入院生活をつぶさに報告してこう言った。

「私が今回改めて感じ、気が付いたのは、ある団員が話していた『ここにも(上に点)人間がいた』ではなく、『ここには(上に点)人間がいた』ということです。そう、ここにこそ人間(上に点)がいたのです」

他の団員たちも訪朝期間の様々な体験やふれあいを通して、十分に理解し納得してくれた様であった。

「ここにも人間がいた」から「ここには人間がいた」へ。

これこそが今回の訪朝で私たちが得た、一番大きな学びであったのではないだろうか。

千葉の朝鮮初中級学校の校長談です。

「ここには人間がいた」ではなく、「ここにこそ人間がいた」という感想を抱いた訪朝団の団員がいたそうです。

アホかと。一度政治犯収容所にぶち込まれてみろと言いたい。

脱北者がこういう人と会話するとブチギレること間違いなしです。

「あんたらのような人がいるからいつまでたっても北朝鮮が良くならなんだ!」と怒ることでしょう。

過去の失敗からまったく学んでませんね。

大嘘のプロパガンダに騙されて、罪もない多くの在日朝鮮人が犠牲になったのに、そんな人たちのことは頭の中には一ミリもない。

こういう人たちが在日差別がどうとか言ってるのを聞くと、本当にゲンナリします。

いつになったらこういう人たちが消えるのか。。。

やれやれです。