駐留米軍の大幅負担増を求める米国

交渉戦術の一環ではあると思いますが、駐留米軍の大幅負担増を決定というリーク記事が出てきました。

まぁもともともっと金出せとは言い続けてきましたから負担UPは驚くことではありません。

この手の過激な内容をリークするということは、交渉前の情報戦の一環でしょうが、その内容がこれまたすごい。

 

米兵の給与、空母や潜水艦の寄港にかかる費用の全額負担を要求。さらにはそれに5割上乗せした「米軍傭兵代」も出せという内容です。

凄いな(笑)

給与や燃料代の全額負担はまだしも、それにプラスして5割の金を出せというのは驚きです。

「傭兵代」というと不快感を感じるでしょうが、米軍がいることによる「影響力代」「抑止力代」と思えば、トランプ大統領の言い分もわからなくもない。

ヤクザのケツ持ちみたいなもんでしょうか。

「バックに米軍がいるぞ」という抑止力を金に換えれば結構な値段になるでしょう。

イスラム国のような狂った過激派がいると逆にマトにされるかもしれませんが、相手が国家であればほぼ完ぺきな抑止力となります。

誰も世界最強国家を敵に回したいとは思いませんから。

トランプ的には「米軍が駐留してありがたいだろ?だったらその感謝を金してあらわしてくれよ」という感じでしょう。

分からんでもないですが、そういうこと言ったら嫌われるわな(笑)

日本国民は不愉快でもまぁしょうがないかと思うでしょうが、ドイツや韓国では反米感情が燃え上がるかもしれませんね。

この米国の方針が日本との駐留費交渉で影響が出ることは確実でしょう。

さすがに要求が多額過ぎてアメリカ国内からも「米軍は傭兵ではない!」と反発が出ています。

まぁ高い要求出して、その後徐々に現実的な目標値に下げていくというトランプの交渉術だろうとは思いますが、無茶な要求をぶつけてくるのも、逆に考えれば「もはや世界の警察を担うことは不可能なんだ」というメッセージだと考えることもできます。

「駐留米軍の運用コスト+5割報酬くらいもらわないと、世界の警察は担えません。そんな額払えませんよね?つまり世界の警察は無理なんです」という米国の悲鳴です。

そう考えれば米国も大変だなと同情もできます。

日本も憲法9条とか言ってないでちゃんと国防考えろってことでしょう。

台湾も「法的な制約(=憲法9条)を乗り越えて(=改正して)、うちらと安全保障連携強めてくれ」と生き残りをかけたお願いをしているわけです。

米国の圧力を奇貨として憲法改正と国防費アップ、日台安保条約締結への動きを加速させるべきだろうと思います。

ちなみに韓国は「そんな要求はのめない!嫌なら出て行ってもらって結構!」という態度に終始するでしょう。保守政権ならともかく親北左派政権ですから。

そういう点からしても、日本の防衛力アップは不可避かつ急務と言えます。