青木理氏いわく「脱北者は北を憎悪しているのでおおげさに言う」⇒その通りだが割り引いたとしても北の人権弾圧は圧倒的

ビートたけしのTVタックル 2017年10月29日放送『どうする!日本周辺大討論!』に出演していた青木理氏。

ちょっと無視できない発言が出ていたので取り上げます。

 

(番組の19:40頃から)

青木理:

脱北者の人は僕も韓国で数多く取材したんですけども、一般的に脱北者の人たちというのは、ものごとを非常に大げさに言ったり、誇張したりとか、北朝鮮を過剰に問題化したりする傾向が強い。

どうしてかと言うと北朝鮮の体制に対する憎悪というものがあるから、それがまぁ時を追うにつれて強まっていくということもある。それから日本のメディアがそういうのを求めますよね。そうするとそれに適応するようなことをどんどん言ってくる。

そうすると嫌な言い方だけどもギャラが上がったりするわけですから、やっぱりちょっと眉に唾つけて聞いた方が良い・・・(略)

韓国で捕まった女性スパイの証言映像の後にしたコメントです。

問題の箇所を切り取っているので悪意があるように見えますが、前後を見ればそれほど悪い印象ではないということは言っておきます。

それはそれとして、「脱北者は大げさに言う」はその通りです。当の脱北者から「嘘をつく人もいるので気を付けて下さい」と注意されるくらいですから。

なので私もある程度眉に唾つけて聞いてます。

人によっては生き抜くためになんでもしてきた人もいますから、少しでも稼ぐために大げさに言う人もいるでしょう。

しかし、それはそれ、これはこれです。

北朝鮮の圧倒的な人権弾圧は、脱北者の証言を割り引いたとしてもありえないわけです。

「北朝鮮を過剰に問題化する」という発言などありえません。

ホロコーストも真っ青になることをやり続けているのに、大騒ぎにならない国際世論と青木理氏のような専門家たちの方が”人として”ありえないと思えます。

最後は西村金一氏と軽く論争になって「じゃあ戦争するんですか!?」と青木氏が極論を言っていましたが、そういう人たちには「じゃあ奴隷制を認めるんですか!?」と聞いてみたい。

相手は朝鮮人奴隷支配することをやめる気がないわけです。なぜならやめた瞬間怒れる民衆に血祭りにあげられるからです。自殺願望が無い限り、現在の恐怖支配をやり続けるでしょう。

この番組でも青木氏は「北朝鮮を説得しないといけない」と繰り返しますが、説得できるならとうの昔に出来ています。

戦争が嫌だからと人間を奴隷にする集団を認めるのか?それとも戦争してでも止めるのか?この究極の選択なわけです。

トランプ大統領の韓国議会演説のように、北の人権蹂躙について繰り返しメディアで訴えていくべきなのに、青木氏のような人は妙に言いたがらない。知っているくせに。

それで何をしているかというと著書で韓国も同じようなことをやっていたと韓国と同列化して北朝鮮を矮小化するような主張を繰り広げる。

韓国の従北左派と論調が一緒。

脱北者を「北朝鮮の体制に対する憎悪が強いから大げさに言ったり誇張する」と言うのも結構ですが、そんなこと言ったら「在日朝鮮人は日本への憎悪が強いから物事を大げさに言う」とか「韓国は日本への憎悪が強いから日帝時代を誇張する」とか「中国は日本への憎悪が強いから南京事件を脚色する」という論理も成り立ちます。それで良いのでしょうかね?この人は。

大事なのは事実かどうかです。

誇張を割り引いても北朝鮮の人権弾圧は圧倒的です。

それを語らずに「北朝鮮を説得しろ」の一点張りでは大事な事実を隠蔽して判断を強要する詐欺師でしょう。

日朝関係の正常化は「北朝鮮の強制収容所をはじめとした人権蹂躙」が、慰安婦問題なみに日本社会で常識化しない限り不可能です。