北朝鮮の対南文化侵略

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2017年 3/7 号 [習近平vsトランプ]』の北朝鮮記事で、韓国の従北汚染が深刻なレベルに達していることが分かる内容がありました。

北朝鮮を支援する中国とアメリカのどちらかを選ぶとなれば、韓国は必ずアメリカを選ぶと、アメリカ人の多くは信じている。だが15年前から韓国で暮らす私には、そうは思えない。

個人的な印象を言えば、韓国では経済的繁栄を危険にさらすより、安全保障で妥協したほうがましだと考える国民が増えている。その証拠に、THAAD(高高度防衛ミサイル)の在韓米軍への配備をめぐる論争は今も続いている。

韓国の国民が抱く韓国という国家への愛着度を過大評価するべきではない。韓国という国家は「正統」ではないとする意見は、少数派ながら強い影響力を持つ。

ソウルでは、今、南北が協力して脱北者の犯罪集団を追う筋立てのサスペンス映画が大ヒットしている。ハンサムな俳優が演じる北朝鮮側の主人公はクールな役柄で、韓国側の主人公は冴えない3枚目。もはや定番になったこの手の設定が意味するのは、北朝鮮に奉仕する者はかっこよく、韓国の場合はそうでもないということだ。こうした映画を、正恩がちゃんと見ていることも忘れてはならない。

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2017年 3/7 号 [習近平vsトランプ]』 P36

韓国が大分裂して混乱しているが、最終的には日米側(=自由&民主主義側)に戻ってくるだろうし、まさか赤化統一なんてないだろう、と思ってましたが冷や水を浴びせられた気持ちになりました。

 

「北朝鮮を支援する中国とアメリカのどちらかを選ぶとなれば、韓国は必ずアメリカを選ぶと、アメリカ人の多くは信じている」

これ、政治には興味がない在日ハーフの知り合いも「日本と断交なんてしないでしょう」とのんきに思っていたのと同じ。

「個人的な印象を言えば、韓国では経済的繁栄を危険にさらすより、安全保障で妥協したほうがましだと考える国民が増えている」

これは仕方ないと言えば仕方ないですが、そうやって侵略を許し、ひどい目にあったのが秀吉の朝鮮侵攻です。

日本に送り込んだ二人の官僚が真逆の報告を王様に提出。

①秀吉やべぇ!侵略に備えるべきです!!=凄まじい国防費支出発生
②侵略なんてないない、ビビりすぎ~ = 国防費支出なし

結果、②が発生して、①の国防費以上の損害を被る。

歴史に学んで同じことを繰り返さないでほしい。マジで。

そして、信じがたいのが、南北が協力して脱北者の犯罪者集団を追うサスペンスが大ヒットしていること。

いやいやいや、ありえないでしょう。

殺人鬼と協力して万引犯捕まえるようなもの。

意味が分からない。

北朝鮮は、こういう文化侵略が本当に凄まじい。

宣伝戦やらせたら天才的です。というかそれ以外生き残る術がないから、必死なのでしょう。

対抗する韓国は、もう体制間競争では勝利したから大丈夫だよね~、と相手はまだまだ戦う気満々なのに、終わった気になって戦闘放棄していいようにやられてます。

『鬼郷』といい軍艦島の映画といい、この辺の浸透工作は本当に激烈です。

調べてみたところ、南北が協力して脱北者の犯罪者を捕まえる映画は、『共助(공조)』みたいですね。まぁ実際に犯罪に手を染める脱北者もいますが、どういう背景の脱北者で、どれだけ悪辣に描かれているか気になるところです。

あと、北の捜査官が超イケメンで、韓国の捜査官は間抜けという役柄に悪意をひしひしと感じます。

それにしても、政局の混乱から時期大統領選に向けて準備していたとしか思えないタイミングで危険な映画がバンバン韓国で放映されていて唖然としてしまう。