70年代、北朝鮮工作員の暗躍を誰も信じなかった

救う会のHPに、70年代の韓国と北朝鮮に対する報道姿勢がうかがえる内容がありました。

こういうのを見ると、今は嫌韓が右翼の専売特許のようになっていますが、過去の歴史を振り返れば嫌韓の元祖は左翼だと分かります。

 

◆70年代、工作員が検挙されても工作活動を信じる日本人がいなかった

西岡 ありがとうございました。まず私の方から、持ってきていただいた資料新聞を確認させていただいて、70年代の「統一日報」が一体何を書いていたのか見させていただきたいと思います。

まず、1974年9月7日の「統一日報」ですが、74年8月15日に文世光事件が起きて、その後、日本の中で北朝鮮が工作員をしている。その作品が文世光である、と。

北朝鮮が、日本を自由に工作基地として使っているために大統領が殺されそうになり、大統領夫人が死んだ。日本はちゃんと取り締まっているのかという抗議の声が韓国から出て、そういう中で工作活動の実態を「統一日報」が報道した記事ですね。

私もよく覚えていますが、当時の日本のマスコミは、韓国の大統領がテロにあい、大統領夫人が殺されたのに自作自演の疑いがあるとかを、週刊紙だけじゃなく、NHKのニュースで「ナチスドイツのヒットラーは自分で国会に火をつけて独裁の法律を通したことがありました」という例を引いて、独裁を強化するためにこういうことを起こした疑いがあるかのような報道をしていたんです。

姜 そうですね。ここにも書いてあるんですが、北の工作員がこれだけ検挙されているんです。一覧表も載せています。これだけのケースがあるのに、それでも信じようとしない方がほとんどだった。

西岡 この表は韓国が作った表ではなく、日本の警察庁が韓国の抗議を受けて、国会でどうなっているんだと言われた時に国会に出した表で、1950年から日本に北朝鮮のスパイが入っていたということですね。

姜 これは氷山の一角です。捕まることはほとんどないです。

西岡 拉致と関係するのは「旅券偽造は常習」という記事がありますが、つまり入ってきた工作員が日本人になりすまして日本人の旅券を使うのは70年代よりもっと前からあった。先ほどの文世光も、吉井さんという日本人のパスポートを盗んで吉井さんになりすまして韓国に入ったのです。そして日本の交番から盗んだ拳銃を持って入った。

日本人になりすましてテロをするという形は既に文世光事件からあった。この吉井さんというのは実在の人物で拉致はされなかったが、吉井さんがいるということで文世光がなりすましたことがばれてしまった。

姜社長が今日おっしゃったのは、それから後、在日韓国人に対する取締りが厳しくなった。在日韓国人は日本の中で朝鮮総連系に工作されている可能性が強いと。文世光は総連系ではなく民団系の人だった。民団系の人でも取締りを厳しくしなければならないということになって、それでは日本人を使おうではないかということになった。

★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2012.07.13)

「NHKのニュースで「ナチスドイツのヒットラーは自分で国会に火をつけて独裁の法律を通したことがありました」という例を引いて、独裁を強化するためにこういうことを起こした疑いがあるかのような報道」

これが凄い。NHKも昔は従北だった良い証拠でしょう。

北からの情報が遮断されていたために、北朝鮮の独裁は無視して、韓国の独裁をことさら拡大解釈していたのが当時の世論です。

当時の韓国批判と同じだけの情熱で北朝鮮批判をすればよいのに、なぜか擁護する人が多すぎて正気を疑ってしまいます。

結局は朴正煕の軍独裁清算と民主化こそが統一への道だ!と言っていた当時のリベラルたちは、北と総連に踊らされたいたということでしょうね。

今もこれが続いています。朝鮮学校の無償化に賛成している人たちなどまさにそれ。

いい加減にしてほしいものです。