北朝鮮がミサイル発射 今後の展開は?

約2カ月半ほど沈黙していた北朝鮮がとうとうミサイルを発射。今後の展開を予想してみたいと思います。

まず中国が石油を完全に停止するよう国際社会が圧力をかけるでしょう。

それを中国が飲むかどうかが大きな分かれ道。

習近平一強体制が確立した後に高官を派遣し、北朝鮮の暴発を抑えられるかが注目されていた中でのこのミサイル発射。中国は面子丸つぶれです。

しかし、本当に全面禁輸したら北朝鮮も持ちません。そうなったら北朝鮮が北京に核を落とすぞと脅迫するでしょう。直接的には言わずに婉曲かつ遠回しに言うでしょうが。

今後の展開について色んなパターンを考えてみます。

 

パターン1:中国が完全禁輸を実施

米国並びに国際社会の圧力で、中国が本気で北朝鮮に対して禁輸。これが一番可能性が高そうです(ただし後述するやるやる詐欺も同じくらい可能性が高い)。

禁輸をやらなかったら米国が中国に対する締め付けを強化します。やらざる得ないでしょう。

完全禁輸になったら北朝鮮は持ちません。

銃弾一発も作れず、車一台も動かせず、電力不足で主体思想塔のエレベーターさえ動かせなくなったら崩壊しかありません。

庶民に影響が出る!という意見もあるでしょうが、平壌優先で地方からエネルギー供給がなくなりますから、民衆弾圧の先兵である保衛部は車一台動かせなくなります。

結果、恐怖支配もできなくなりますから、なし崩し的に自由化。

もはや一般人は徒歩圏内・自転車圏内で自給自足してます。医薬品がなくて死ぬことはあっても飢餓で死ぬ人は少数でしょう(もちろん皆無ではない)。

人道支援が必要だという方々は、盛大に領空侵犯して空からバンバン食料と医薬品を落としてこいと韓国・米国・日本政府に要求すべきでしょう。

 

パターン2:中国がやるやる詐欺で時間稼ぎ

今までのパターン。制裁やるやると言って裏では普通に密貿易して北朝鮮の体制を支える。

平和だ対話だ戦争は避けるべきだとおよそ中国らしからぬ大義名分を掲げて、口だけで何もしない。

完全禁輸と同率一位くらいで可能性が高いパターン。

こうなったら米中激突は不可避です。

直接軍事的に激突することはないですが、セカンダリーボイコットは徹底され、関税や貿易面で中国への攻勢が強まります。

訪中でトランプ大統領が中国に甘いことを言ったのは、おそらく中国が北朝鮮問題をちゃんと処理すると言ったから。

できなかったら契約違反です。

ディールが好きな人は契約不履行を許しません。

商売人は信用第一です。

北朝鮮に対する説得はダメだったとしても「だったらちゃんと石油禁輸しようね?当然だよね?」と要求するのは当たり前。

この圧力に屈せばめでたくパターン1になります。

実質、パターン2でぐだぐだ中国が言い訳するも、最終的にパターン1の完全禁輸&中朝激突が一番可能性が高いコース。

しかし、次のケースもありえます。

 

パターン3:北をかばって米中激突

北朝鮮をかばって中国と米国がマジで覇権争いを始めるパターン。

そんなまさかと言う人もいるでしょうがこの可能性もありえます。

動機は「北朝鮮を守るため」というよりも、米国からの貿易攻勢で中国経済がやばくなったときに「このままではジリ貧。でも北朝鮮を潰すような真似もできない。こうなったら今の内に米国との対決姿勢を明確化しよう!どうせ米国との対決は不可避なんだ!!」という思考回路。

戦前の日本と同じパターンですね。

ABCD包囲網で石油が輸入できず、「このままズルズルいけば戦う力さえ失う。だったら今戦端を開くしかない!」という悲愴な決戦思想。

戦前の日本でもありましたね「英米との対決は不可避なんだ、やるしかない!」という運命論が。

中国も状況は似てます。ゆくゆくは米国とぶつかるのは避けれない、と彼らも思ってます。今は時期尚早で全面衝突は避けているだけ。

それも北朝鮮問題で中国が巻き込まれる形で制裁を受け、ただでさえ落ち目の経済がさらに苦しくなれば、今やるしかない!とならないとも限らない。

こうなったら新たな冷戦勃発です。世界は大混乱でしょう。

習近平がそこまで馬鹿じゃないと思いたいですが、内部の権力闘争の影響で、米国に弱腰になったら突き上げをくらうかもしれません。

中国の権力闘争で敗れたら破滅しかありませんから、そうなるくらいならと習近平が米国との戦争を選ばないとも限らない。

世界大戦なんてきっかけは小国や中堅国での小さな事件だったりします。

北朝鮮をきっかけに、第三次世界大戦勃発なんてことにならないことを祈ります。

 

まぁ実際はなんだかんだで中国の完全禁輸に向けてどんどん締め付けが厳しくなるのでしょう。

そこから先はどうなるか?

これはもう無数に可能性がある。

日本や韓国がどうすべきかも含めていくつかパターンを考えてみたいですが、これはまた別の日にまとめてみます。

個人的にこの緊迫する情勢下、朝鮮学校は子供をソルマジ公演へと送り出すのか気になるところ。

いい加減にやめてほしいですが、また行かせるんでしょうね。

子供の未来を守れというなら渡航禁止こそ真っ先にやるべきことに思えますが、朝鮮学校支援者からそんな声は皆無。

溜息しか出ませんね、もはや。