北朝鮮が韓国にネット工作してますよ、と告発する記事

Newsweek (ニューズウィーク日本版)2018年 8/7号[EU崩壊 ソロスの警告]』に、北朝鮮のプロバガンダサイトや、韓国へのネット工作について警告を促す記事があったので紹介しておきます。

過去にも『ネット世論は北朝鮮コミンテルンの独壇場』シリーズでも書きましたが、匿名のネット空間なんて組織的に書き込み要員を確保できる北朝鮮のような国からしたらとっても都合の良い場所。これでネット工作してない方が驚きます。

 

今週号のニューズウィーク日本版の記事の要約は次のとおり。

  • 北朝鮮は160以上のプロバガンダ用ウェブサイトを運用。
  • 目的は北朝鮮とそのイデオロギーを韓国をはじめ世界に宣伝し、北シンパを増やすこと。
  • 北朝鮮が国際社会に開かれる兆しが見えてきた今、こうした活動は不要になると思うかもしれないが、その逆で北朝鮮はますます宣伝活動を活発化させている。
  • 韓国のシンクタンク韓国自由民主研究院(KILD)によれば、17年末時点で北朝鮮のプロパガンダに従事する専門要員は約7000人。しかも人数はさらに増えつつある。
  • 主要なプロパガンダサイトはデザインを一新。動画が目立つスタイルに変えたり、記事のトップに要約を載せるなど読みやすく改善。
  • それだけでなくブログ投稿や動画、コメント欄などを通じてネット世論の操作をもくろんでいるとKILDは指摘。
  • ネット世論操作の主なターゲットは韓国。
  • KILDの推測では現在、ネット世論操作の専門要員は約300人。
  • 北朝鮮政府が不正に入手した韓国市民の個人情報を使って、これら要員を影響力のあるネットコミュニティーに会員登録させ、そこで韓国世論の分断を図り、北朝鮮に有利な環境をつくるような風評を広めている。
  • 北朝鮮政府は、韓国なまりの朝鮮語やスラングをネット工作要員に教える専門部署も設けている。
  • こうした世論操作がなされた一例が17年5月の韓国大統領選。保守系候補として出馬する可能性が高く、北朝鮮と相性の悪い保守政権が誕生することを阻止するためにプロバガンダ用サイトを動員して「中傷キャンペーン」を開始。
  • 韓国人の間で根深い日本への否定的な感情に訴えるため、北朝鮮は潘を日本の操り人形に見せる作戦をとる。日本の皇太子に向かって深くお辞儀する15年の画像はプロバガンダサイトで非常に良く使われた。
  • 今も韓国は北朝鮮の大量のプロバガンダにさらされているが、対処する体制が整っていないとKILDの柳東烈(ユ・ドンヨル)院長が指摘。
  • 北朝鮮が数々のプロパガンダサイトを運用していることを知っている韓国人はあまり多くない。
  • そしてしばしばそれと知らずに北の提供する情報を閲覧したり、シェアしたりしている。
  • 公共キャンペーンで韓国国民の自覚を促すことも重要。

良いこと書いてますね。

特にこのことを知らない韓国人が多いことが大問題。

そして、注目すべきは北朝鮮が根深い「日本への否定的な感情」を利用して工作を行っている点です。

何十年もこの世論工作が行われた結果、韓国の教育現場では慰安婦問題が、大変具体的に描写され、子供の感情を揺り動かし、もってして反日感情を教え込むことに成功しています。

戦後直後から20~30年たった頃より、70年後の今の方が否定的に書かれています。不思議なもんですよ。

そしてそれとは逆に朝鮮戦争後の激烈な反共教育がいつのまにか消失し、90年代の大量の脱北者から得た証言で、北朝鮮の収容所・連座制・密告制・拷問・暴行・公開銃殺、強制堕胎・嬰児殺しなどなど、数々の人権蹂躙が明らかになったにも関わらず、その点はあいまいにぼかして北朝鮮のことを教える。

そして慰安婦問題や日帝植民地時代の詳細かつおどろおどろしい悪魔化教育は年々ひどくなる一方。

意味が分からない。理解しがたい二重基準です。

その点を指摘すると「血は水よりも濃いということですよ」なんてアホなことを言い出す韓国人もいますが、血が濃いというなら同族同胞が北の暴君に踏みにじられてるんだから、「自分の血を流してでも助けよう!」くらい言えよ言いたい。

露骨な北朝鮮賛美には引っかからないでしょうが、日本や米国から韓国を分断するために歴史認識を操作する北の工作に引っかかる韓国人はたくさんいます。

反日はもういいやと諦めてますからスルーしますが、ヤバイのは反米感情の扇動です。

朝鮮戦争休戦協定から65年になる7/27の対応が南北で対照的でした。

北朝鮮は中国を訪ねて中国義勇軍の参戦を感謝して血盟を強調し、韓国では反米活動家がマッカーサー像を火あぶりにする。

韓国人「今日、マッカーサーの銅像に火をつけた団体の主張を見てみよう」(http://blog.livedoor.jp/kaikaihanno/archives/53899011.html)より

もうね、笑うしかない。

まさにこういう人間を韓国で大量生産するべく、せっせとネット世論を操作しているのが北朝鮮の対南工作です。

これが牧師ですからね。世も末ですよ。

だいたいこんなことやったら家族丸ごと収容所送りになるのが北朝鮮です。

この牧師は「米国を追い出すチャンスをくれたら、命に代えてもやる。法的処罰を受ける決意はできている」と豪語しているそうです。(『釈放された仁川マッカーサー像放火犯、韓国各地の反米集会に出席』)

米軍が出ていけば南北が仲良くなってすべてうまく行くとでも思っているんでしょうか?

北のシンパにすることは無理でも、北朝鮮の敵を強く憎悪するように仕向けて結果的に北朝鮮の利益になるように誘導する。

これが北朝鮮の世論工作の神髄です。

日本でもやってます。嫌韓扇動なんかが良い例です。

嫌韓ネトウヨさんたちは自分たちは踊らされてなどいない!と言うでしょうが、バッチリ踊らされてます。

北に踊らされる反日韓国人と嫌韓日本人がネットで盛大に罵り合う。

やればやるほど金正恩が笑う。

この負の連鎖はいい加減やめるべきでしょう。

無理に友好をアピールする必要はありません。日韓共にあるべき姿勢は決まっています。

  • 70年以上前のことは基本どうでもいい。
  • そもそも特にもめる理由はない。
  • 現在進行形の隣の朝鮮人殺戮を止める方がはるかに重要。

以上、終了です。

まぁもめる要素があるとしたら竹島・独島くらい。それも『竹島・独島問題の解決方法』書いたやり方で処理すれば良いでしょう。

韓国は南北融和のために、経済交流や文化交流、人的交流を主張しています。それが友好関係のバロメーターになるなら、日韓なんて超仲良しになってしまいますよ。

南北が友好レベル1としたら日韓はレベル1万くらいはいきそうです。

日韓で不毛な争いをしてパワーを浪費するより、北朝鮮をなんとかするために一致団結して協力していくべきでしょう。

そしてそれを邪魔する北朝鮮のネット世論工作に踊らされないよう気を付ける。

これが大事です。

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