北朝鮮の今も変わらないポスターのデザイン。もはや北朝鮮の伝統美術と化したと言えます。
普通恥ずかしくてできませんが、まったく実現できていないことを堂々とアピールする鋼鉄の神経が凄い。
「経済大国」というスローガンの旗を振る労働者と「社会主義経済建設に総力を」というスローガンが書かれたポスター。これぞ北朝鮮文化。
超ウルトラ経済弱小国なのに、「経済大国」というスローガン(笑)
この手のポスターやスローガンが乱れ飛ぶのが全体主義国家の特徴です。
そのほかにも学者や農民、自力更生とか科学技術がどうとか色んなフレーズが飛び出してきます。
スローガン掲げて叫んでるだけで目標が達成されるなら、今頃北朝鮮が世界NO.1の超大国になってるでしょうね。
いい加減、こういう虚しいことはやめればいいのに、なぜやり続けるのか謎です。こういう虚しいことに才能を浪費させられるデザイナーや文芸家たちが気の毒ですね。
ある意味これも文化遺産。北朝鮮の鎖国が解除されて数十年もしたら、これらのポスターや宣伝物も歴史文化遺産として博物館行きになる日が来るかもしれませんね。
50年後には、北朝鮮の全体主義文学・社会主義文学・共産主義文学なんて名前の芸術ジャンルが出来てそうです。