不景気は暴力革命の土壌

不景気は人々を過激化させます。

戦後の日本でも、学生運動を中心に過激な左派団体が活動していましたが、戦後復興という長期の好景気で衰退していきました。

一生懸命イデオロギーを広めようとしても、仕事が忙しければ誰も相手にしません。

左翼活動や右翼活動やってても儲かりませんからね。

まぁああいうのは、現状に不満を抱いている人が「原因は何だ?なぜ自分はこうなんだ?」と自問自答して答えを求めてもんもんとしているところに「答えを与えてくれる(と思えてしまう)」イデオロギーにハマることで拡散します。

この条件が揃いつつあるのがお隣の韓国。

 

米中貿易摩擦や中国の技術レベルの追い上げという外部要因に加え、文政権の破壊的な経済政策のせいで韓国経済は窒息死へと追い込まれています。

若者の失業率は高い状態で維持。

出生率は超低空飛行。

高齢化もズンズン進む。

毎週どころか毎日のように行われるデモ。

この期にを及んで驚くべき額の昇給を求めてデモを行うトンデモ労働組合。行きつくところは倒産。まさに宿主を内部から食いつぶす寄生虫。

人間余裕がなくなると人に優しくもなれません。

不景気は人々から余裕を奪います。

これから男性嫌悪、女性嫌悪がネットで拡散され、男女対立が激化するでしょう。

社会保障や年金問題で世代間対立も激化するでしょうし、伝統的な地域感情に根差した保革対立も激化しそうです。

第二統合進歩党と言える民衆党を中心に、国連制裁解除やTHAAD撤去、米軍基地撤去を求める反米デモ、慰安婦や徴用工などの反日デモも激化間違いなし。

それだけならともかく、国家保安法廃止などの反韓デモが行われ、それと比例するようになぜか北朝鮮に激アマの「国連制裁なんて無視て南北経済交流やれ」と無茶を要求する親北デモも増える。

韓国人も全員そんな狂った考え方なわけがないですから、「ふざけんな!」と太極旗を振って対抗デモを行う。

めでてく理念闘争が激化。

そしてその手の内部対立を裏で扇動するが北朝鮮。

匿名のネット上なんて彼らの独壇場。やりたい放題です。

これを防ぐには好景気が一番の薬。

それが一番わかっていたのは朴正煕大統領でしょう。次のエピソードからもそれがうかがえます。

一九六四年十二月六日、大統領に就任して一年目を迎える朴正煕は、西独政府が送ってくれたルフトハンザ六四九号機に乗り込み、翌日ボン空港に到着した。朴大統領の通訳を務めたのは、韓国中央大学教授で朴大統領の経済顧問を兼任していた白永勲(後の韓国産業開発研究院院長)であり、白はこう証言している。

 朴大統領とエアハルト首相との会談は二時間ほど行われたが、朴大統領は最初から最後まで首相の手を握り「お金を貸してほしい」という話しかしなかった。
 朴大統領は、我々が共産主義に勝つためには経済を発展させなければなりません。信じてください。我々軍人は絶対嘘をつきません。必ず返しますから、と繰り返した。私は口が痛くなるほど、その言葉を何度も何度も通訳した(『アウトバーン(Autobhn)に流した涙』三〇頁)。

朴槿恵〈パク・クネ〉の挑戦 – ムクゲの花が咲くとき』(李相哲著)P109-110

西ドイツ首相の手を握って必死に「金を貸してほしい。必ず返します。我々軍人は嘘はつきません」と大韓民国のために必死に頭を下げる。

共産主義に勝利するには経済を発展させなければならないという信念をもって韓国経済を大発展させた偉大な大統領です。

このような姿勢は今の文在寅大統領には皆無です。

不景気に拍車をかけ、国民の不満をためることに貢献する現政権。

所得主導経済を掲げて雇用大統領を自称しているのに結果は雇用の破壊。

トンデモねぇ大統領です。

この不満はいつか爆発するでしょう。

それがどういう方向で炸裂するか。

極左政党の正義党の躍進や、保守のダメダメっぷりを見ると、持つ者から暴力で強奪し、持たざる者へ分配せよ!という共産主義革命が起きそうで不安になります。

反日の方向に不満が爆発して、結果的に反米に飛び火するようなことになれば、中朝という赤い独裁国家側に飲み込まれるかもしれません。

朝鮮戦争で北朝鮮から自由と民主主義を守り、血を流してそれを育てていった韓国。

韓国経済の長期停滞は、先祖が血を流して守ってきたものを破壊する暴力革命を誘発するかもしれません。

そうならないことを祈りますが、もしそうなったら金正恩はこんな感じになるでしょうね。

金正恩「笑いが止まらねぇ!」

今の文政権の政権運営ではこうなること間違いなしです。

文政権が経済政策を改めることを期待してますが、都合の悪い指標を無視する姿勢を見るとその可能性は低そうです。。。