『北朝鮮 絶望収容所』 引きずり出され、踏み殺された嬰児

北朝鮮を語る上で、絶対に知らなければならないのが強制収容所の実態です。これを日本全体で共有しない限り、日朝国交正常化はありえません。

隣人に例えるなら、子供を虐待し、常時飢餓の状態に置き、死ぬまでこき使い、死んだら庭に埋め、隣人に子供はどうしたのか?と聞かれたら、自分たちに子供はいないとすっとぼけて存在そのものを抹消しようとするような隣人です。

無条件に日朝国交正常化を求める人は、そんな狂人と仲良くご近所づきあいをしましょうと言っているに等しい暴論だと言えます。

ナチスドイツのホロコーストなどかすむほどの残虐非道を朝鮮人に何十年にも渡って行っているのが北の暴君です。

その人権蹂躙ををやめ、反省してくれない限り日朝国交正常化など不可能です。恐ろしくて付き合えません。

ぜひ次の脱北者の証言を読んで戦慄していただきたいです。

 

チョンソン収容所に勤務していた八九年の秋ごろ、豊渓地区17班指導員が銃で自殺する事件が起こった。

「保衛員が自殺だって?」

警備隊員はみな首をひねった。
17班の保衛員はみな同じように、自分の担当作業班内の女性政治犯全員を性のオモチャにしていた。ところが、ある保衛員が、統計員の少女を本気で好きになって長期に及ぶ性的関係を続けた挙げ句、妊娠させてしまった。

少女は保衛員に妊娠の事実を隠していたが、突き出てくる腹だけはごまかしようがない。事が露見して少女は尋問された。赤ん坊の父親が誰なのかは隠し続けたが、相手が保衛員であっただけに大目に見てくれると思い、ついに保衛一課に所属する戒護員(日本でいう刑務官に近い。ただし保衛部に所属。拘留所担当の保衛員と見なせばよい)の名前を明かしてしまったのである。

 「この腹の中にいる種は誰からもらった!」
 「私の担当先生様の息子先生様からです」

戒護員たちはあっけにとられて返す言葉がなかったが、「ふざけるな!」とばかりに、その少女の陰部に鉄の棒を突っ込んで電気を流して殺し、腹を割って胎児を引っぱり出して踏み殺してしまった。

一方の当事者である保衛員は、政治犯の女性の歓心を買おうとして服や履物を調達してやるために二十万ウォンの金を横領していた。この事実が露見すると、今度は自分が捕らえられ政治犯として一生苦しめられることになる。それよりも死んだほうがましだと考えたのか、銃弾を頭に撃ち込んで自殺したのだ。

自殺自体が忌むべき行為であり、また当事者が二人とも死んでしまったため、この事件は13号収容所で握りつぶされてしまった。

 『北朝鮮 絶望収容所 (ワニ文庫)』 P160~161

 

これが北朝鮮の強制収容所の実態です。

妊婦の陰部に棒を突っ込んで電気ショックで殺し、腹を割って胎児を踏み殺す。言葉になりません。。。

『北朝鮮 全巨里教化所』P28の絵から一番近いものを引用します。

踏み殺された嬰児

この絵は、別の証言をもとにして絵ですが、一番近いイメージでしたのでこれを使いました。どちらにせよ、証言をもとにした絵しかないのが歯がゆいです。もし動画や実際の写真があれば、世界の世論は沸騰するでしょう。

中東の動乱でヨーロッパに逃げる途中、幼い子供が海でおぼれ死んで浜辺で倒れている写真が世界中を駆け巡りましたが、もし実物の写真があればそんなものは目じゃないくらいの衝撃を世界に与えることでしょう。絵しかないのが無念です。

それにしてもこういう証言が、日本でまったく騒ぎにならないことに戦慄を覚えます。

むしろ、北朝鮮に対する警戒感を無くすような言論ばかりが横行します。メディアで北朝鮮について発言する人達は、北朝鮮の強制収容所について本を読んでいるのか疑問を感じます。

特に「同じ人間だから話せばわかり合える」という言論など失笑ものと言えます。

人間だからこそ、ここまでの弾圧をやり、一般民衆から恨みを買ってる自分たちが生き残るには、弾圧を続けるしかないと考えているとは思わないのでしょうか?

それにしても慰安婦問題レベルで脱北者の証言が騒がれないことに疑問を感じざる得ません。特にこれだけの女性の人権侵害をやっている北朝鮮と共同声明を出す「挺対協」はいったい何を考えてるのかと信じられない気持ちになります。しょせんは北が対南工作のフロント組織として育てた市民団体なのでしょう。違うというなら北の人権蹂躙を止めるための活動をしてもらいたいものです。

北朝鮮の人権問題について、ずっと活動してきている団体がまったく注目を集めていないことに愕然とします。世の中のリベラルたちは何をやっているのでしょうか?朝鮮学校の無償化問題に狂ったように活動している人たちは、この悪逆非道をやる相手を愛する教育をしていることに疑問を感じないのでしょうか?

この収容所の実態は、在日同胞の民族学校である、朝鮮学校ではまったく取り上げられていません。それどころか、「敬愛する将軍様」が乱舞する教科書で歴史教育を行っています。朝鮮学校の卒業生が、将来この手記を手に取って読んだとき、母校を憎んでしまうような教育をしています。なぜこの事実を教えてくれなかったのか!?そう怒ることでしょう。

そもそも朝鮮学校の子供を平壌に連行して、嬰児を母親の前で踏み殺すような地獄を作りだした相手を褒め称える公演をやらせるなどありえない暴挙と言えます。

この在日の子供たちで組織されたソルマジ公演は、1987年から2015年を除いて毎年行われてきました。

90年代に大量の餓死者が出ていた時も、脱北者の証言で収容所の実態が明らかになったときも、毎年欠かさず金日成や金正日を称える行為を何も知らない子供にやらせていたことになります。

本当に信じられない。

韓半島の北半分を支配する、この悪逆非道を行う集団に怒りの声をあげてこそ、朝鮮民族の民族学校を名乗れるのではないでしょうか?

そもそも北送され、収容所で殺された在日同胞たちのために慰霊祭の一つでもあって良さそうなものですが、そんなものは皆無です。あるのは関東大震災で殺された朝鮮人、第二次世界大戦で死んだ朝鮮人、樺太に残された朝鮮人、原爆で死んだ朝鮮人、そういう人たちを慰霊するイベントばかりです。

一番直近の、そして現在進行形の北の暴君による朝鮮人虐殺には恐ろしく冷淡なのに、大昔の朝鮮人の悲劇にはあれだけ頑張れるのが理解しがたい。

いい加減、北のあくなき歴史洗脳プロセスでいいように踊らされていることに気づいて、現在進行形の北の暴君による朝鮮人植民地支配体制打破のために韓国、在日、日本が共同戦線を構築すべきではないでしょうか?それでこそ拉致被害者も返ってくるというものです。

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