2021.01.06の合衆国議会議事堂の襲撃。
これを見たとき思いました。
「派手に散ったな~」と。
ある意味トランプらしい最後でした。
さすがに死者もでましたし、これは次期大統領の目は消えたと思えます。
日本にも保守界隈を中心に妙に擁護し続ける人がいますが、きっと一定層の強固なファンがいて、Youtubeとかでアクセスが稼げるからでしょう。儲かるなら擁護する人はいるものです。
別にトランプが好きというわけではありませんが、娯楽としてみる分には大変面白い人でした。
上司として仕えるなら、トランプとバイデンどっちがいい?
そりゃ「バイデン」でしょ。
友達にするなら?
そりゃ「バイデン」でしょ。
娯楽として楽しく見れるのは?
断然トランプでしょ!
両大統領に対する個人的な感触はこんな感じでしょうか。
バイデン大統領が司会を務める娯楽番組があったら、退屈で寝ること間違いなし(笑)
もちろん、大統領職に娯楽性は必要ありませんが、選挙という観点では多少は必要な資質です。
そんな面白みのない人ですが、大接戦の中、大統領選挙に勝利し、さらには、ジョージア州の上院2議席まで勝利したのは大変大きい。
ジョージア州の敗北は、トランプの責任が大です。
大人しく敗北を受け入れろとはいいませんが、しぶしぶでも敗北を受け入れて、ジョージア州の決戦投票に集中し、共和党が2議席を獲得していれば、トランプに対する印象もだいぶ違っていたはずです。
2024年の大統領選挙に再出馬も大いにありえたでしょう。
それが、2議席敗北に続き、ホワイトハウス襲撃ですよ。
結構無茶苦茶やってるのに、なんだかんだ致命的にならない感じで乗り切ってた感じでしたが、最後の最後で大失敗ですね。
ある意味トランプらしい最後ですが、ここまでやっては共和党内からもトランプを忌避する人たちが出てくるでしょう。
今後4年でどうなるかは分かりませんが、私の予想では徐々にフェードアウトしていくようにトランプの存在感がなくなっていくと思っています。
選挙のたびにトランプが共和党を応援し、そして民主党に負ける、という残念な結果が積み重なり、徐々に発言力が低下していく。
そんな未来を予想しています。
それが覆されるとすれば、バイデンが何かしら大失敗したときでしょうか。
一番の懸念は中南米からの難民キャラバンですね。
妙な善意を発揮して、どんどん難民を受け入れて、受け入れ地域の経済やコミュニティが破綻するようなことになれば、「やっぱりトランプは正しかった。壁は必要だった!」という世論が巻き起こり、トランプ再登場!なんてこともありえます。
まぁそれもコロナを理由に、難民キャラバンを厳しく追い返し、うやむやな感じで乗り切ると予想してます。
バイデン政権の中国に対する姿勢は今のところ厳しい姿勢を保っています。
これが今後どうなるか。
日本は、この強硬姿勢を維持し続けさせるように働きかけていくことが大事だと思います。