『北朝鮮 絶望収容所』 墓もなく、祈りもなく、打ち捨てられた遺体

(過去記事を編集してUP)

北朝鮮を語る上で、絶対に読まなければならない本です。
これを日本全体で共有しない限り、日朝国交正常化はありえません。

『北朝鮮 絶望収容所』 文庫版 P265~267より引用します。これが北朝鮮が隠している、世界が無視してはいけない現実です。これが日本のメディアでまったく注目されていないことに戦慄を覚えます。

しょせん、慰安婦問題をはじめ、過去の歴史を持ち出して善意の仮面をかぶった人たちも、この北朝鮮の悪逆非道から目をそらさせるための情報扇動です。

ネット上に、従北アカウントが保守やリベラルの仮面をかぶって、北にとってどちらに転んでも都合の良い争点で言い争いと憎悪を煽っていることに気づくべきでしょう。

そのようなくだらない言い争いも、北朝鮮の強制収容所のことを知れば、すべてどうでもよくなります。

 

カラス鳴き騒ぐ屍谷

ここ屍谷には野獣も多く、イノシシが出没するということだった。またキツネやチョウセンオオカミ、山犬などもいて、夜には遠吠えが聞こえた。

イノシシ狩をするならこの辺りが適地かと周囲を見回していたとき、少し離れた落ち葉の中にシャベルの柄のようなものが突き刺さっているのに気づいた。

不審に思って引っぱったが、簡単には抜けなかったので、落ち葉を足で払いのけた。

「わっ」と驚いて、私はその場を飛び退いた。

落ち葉の下に女性の全裸死体があったのだ。目のまわりや鼻の穴には蛆が這っていた。シャベルの柄が陰部を貫通し、残り二十センチが外に出ていた。局部も腐っており、虫が這い回って腹から太腿にかけてうごめいていた。

シャベルの柄が二十センチしか残らなかったということは、局部から入った柄が喉のところまで突き剌さっているということだ。北朝鮮のシャベルの柄は普通一メートルニ十センチあるのだから。

石につまずいてよろめくと、また違う死体が目に入った。それは喉をえぐり取られ、足も切断された死体だった。私は我を忘れて逃げ出した。どこをどう走っているのかさえわからなかった。

テントを張ったところに出なければならないのに、さらに山の奥に入ってしまったのである。山の中は静まり返り、木々を渡る風の音だけが聞こえた。

見晴らしのよい高い場所まで登って方向をつかもうと山の頂上を見上げたとき、百メートルほど前方に三頭のイノシシを見つけた。こちらの気配に気づいたようだが、しかし逃げようとしない。何をしているのか気になって、そっと近づいてみると、イノシシが死体に鼻先をすり寄せて匂いを嗅いでいた。

その死体は捨てられてまだ一週間もたっていないように見えた。だが、すでに内腿は食いちぎられて骨と皮だけが残っていた。イノシシが腕を引きちぎったのか肩の形が崩れている。脚のあたりには蛇がうごめいていた。

私はこんな場所に一人でいることがたまらなく怖くなった。しかし、助けを呼ぼうにも、テントを張った場所から遠く離れすぎている。その場を離れたい一心で、頂上の方向に必死で駆け登った。

一息ついて恐怖心が薄らぐと、秘密処刑を行なった保衛一課の連中に対する怒りが込み上げてくる。

「殺したなら埋めてやればいいものを、そのまま放っておくとは……。あいつら、カミナリにでもあたればいいんだ」

と、ひとりごちた。

頂上まで登りつめると視界が開け、空地に張ったテントを見降ろすことができた。谷を一つ越えた山に入り込んでいたのだ。宿営地からは煙が上がっていた。

宿営地へやっと戻った私は、へなへなとしゃがみ込んでしまった。ふくらはぎは腫れ上がって立ち上がることもできない。とにかく夢中で駆け下りたのだ。

北朝鮮 絶望収容所 (ワニ文庫)』 P265~267

 

これが、政治犯収容所で死んでいった者の末路です。山林に打ち捨てられ、イノシシの餌になり、蛆が湧いた腐肉となり、墓もなく、祈りもなく、そのまま土となる。

愕然とします。これに騒がない、日本の平和を愛するリベラルが恐ろしいです。

結果的にこの連中が喜ぶことしかしていない、日本の左翼が恐ろしいです。

最悪なのは、他でもない在日朝鮮人が同じ目にあわされたのに、朝鮮学校の子供がその加害者に対して頭を下げ、毎年平壌で褒め称える公演をしていることに一切怒りの声を上げない従北史観で脳内汚染された、人権活動に熱心な在日にはあきれるばかりです。

ワンコリアフェスティバルが大好きな在日や、在日総合誌『抗路』の執筆者たちなんかが該当するでしょうね。

右翼と戦うときには元気100倍で街頭デモを起こすのに、現在進行形で北の暴君に未来を収奪されている子供たちのためには沈黙する連中には軽蔑の念しかわかない。

在日総合誌『抗路』の、抵抗の路というタイトルには失笑するしかない。

あなたがたが抵抗する相手は北の暴君では?違いますかね??

長年の生涯学習式の洗脳教育で、奴隷根性が染みついてしまったのでしょう。悲し事です。

日本人も問題です。

北朝鮮の政治犯収容所の残虐さの前では、はっきり言って憲法9条などどうでもいいとしか思えません。

ただちに破棄して、アメリカと韓国と緊密な相互安全保障条約を結んで、この強制収容所を即時閉鎖し、遺骨を回収して、国家的な慰霊祭を行えと、北朝鮮に盛大に圧力をかけるべきだと思えます。

憲法9条がそんなに好きなら残しても良いですが、少なくとも「人道的軍事介入」は憲法9条には違反しない!北朝鮮への軍事侵攻も選択肢に入れて、北の人権問題解決のために圧力をかけろ!!と言うべきでしょうね。本当に平和を愛する心があって、隣人を大切にする多文化共生を成し遂げたいのであれば。

ありえないのは、この首謀者を「敬愛する将軍様」と書いた教科書で子供に教えていることでしょう。

朝鮮学校は子供にアイデンティティクライシスの苦しみを与えたいとしか思えない。

本来であれば、北送され、収容所で散っていった帰国同胞のために黙とうを捧げ、涙し、この無慈悲な行いをした金独裁王朝に怒ってこそ、真の朝鮮民族の民族教育と言えるはずです。

今も行われているこのソルマジ公演は在日の先祖には見せれないでしょう。

収容所で殺された人たちが、自分たちの末路は一切おしえず、塗炭の苦しみを与えた暴君を称える公演を朝鮮学校の子供がやっていることを知ったとき、どう思うでしょうか?

日本の朝鮮学校は狂っているのでしょうか?

子供達が将来自分でこの手記を手にとって読んだとき、母校を憎んでしまうような教育をしています。

「敬愛する金日成主席様」と説明する写真が掲載された教科書を使い、読み上げ、暗記し、テストで回答させています。

子供達の未来を何だと思っているのでしょうか?

この学校に通わされる子供達が、あまりにも不憫です。もし知らなかったというのであれば『北朝鮮 絶望収容所 (ワニ文庫)』を必読書として、朝鮮学校の学生に読ませるべきでしょう。『凍土の共和国―北朝鮮幻滅紀行』も必読書とすべきです。

きっと朝鮮学校の図書館にはこの2冊はないでしょう。

最大の被害者は、この学校に通っている子供達です。決して朝鮮学校を潰したいのではありません。朝鮮学校には、主体民族教育をやめ、真の朝鮮民族の教育をする学校に生まれ変わってほしいのです。

このような教育を続けていては、この学校のために力を尽くしてきた在日一世たちがあまりに不憫です。

先祖の魂を何も知らない子供を使って踏みにじらせる残酷な行為は一刻も早くやめてほしいです。

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