反米プロパガンダが無くなったところで反米教育が続くなら意味がない

米朝会談による米朝融和ムードで、北朝鮮から反米プロパガンダが消えたと以前報道されていました。(参考記事:北朝鮮はマジで「反米」を捨てたかもしれない

「反米ポストカード」「反米ポスター」「反米切手」が土産物屋から消えた、記念日に反米宣伝が行われなかった。

この手の報道がありますが、あまり意味ないですね。

もちろん続くよりは無くなる方がそりゃ良いですが、そんなもんはマイナス100がマイナス97くらいの改善でしかありません。

本当に北朝鮮から反米が消えたと判断できるとしたら「反米教育」の廃止でしょう。

 

そちらが改善されない限り、反米は続くと思った方が無難です。

そもそも反米の代わりに「反帝国主義」に看板を変えただけです。

名指ししないだけで非難の対象は「帝国主義国家=米国」でしかない。

子供に次のような教育をやってる以上、反米をやめたとは言えません。

「アメリカが絶えず北朝鮮をつぶそうとしている」と、おどろおどろしいイラスト付きで子供に恐怖を与えて、米国の残虐性を教え込む。

その結果、現地で北朝鮮の子供と話せば「残虐なアメリカを金日成将軍が打ち負かして自分たちを救ってくれた」と喜々として外国人に語る。

米国兵を殺すイラストの前で笑顔で拍手。

これが北朝鮮の幼児教育です。

子供は教育の一環で、反米施設で歴史を習います。

米軍に残虐な仕打ちを受けたと、憎悪と敵愾心を子供に植え付ける。

これぞ洗脳教育です。

国家単位で徹底してやっているわけですよ。

一時反米宣伝がなくなって、観光客向けの土産物屋から「反米ポスター」や「反米切手」が消えたことがどうしたと言うのか?

日本に対してもやってますし、韓国(の保守)に対しても憎悪扇動はやっています。

この手の憎悪扇動教育をやめない限り、北朝鮮がまともな国になったと判断するのは早計です。

核や人権問題と一緒にこの手の教育を停止するよう求めるのも大事かもしれません。

金日成神格化教育をやめろと言っても無理でしょうから、搦め手から攻めるのが良さそうです。

韓国なんて自主的に北朝鮮の残虐性を隠蔽してます。それってどうなのよ?とは思いますが、それをやるなら「相互主義」を掲げて、北朝鮮の教育から韓国と米国への敵視教育をなくせと要求するくらいはしても良いでしょう。

こういう根っこの部分に切り込んだ交渉をもうちょっとやってほしいですね。