反権力の左派系韓流ドラマは北朝鮮にとっては毒

北朝鮮は韓国ドラマやテレビの流入を恐れていますが、その理由が分かる気がします。

横暴な権力者を打倒する系統のドラマが実に多い。

まぁそういうのは世界中どこでもあるとは思いますが、情緒的に共感できる部分が大きい分、北朝鮮にとっては欧米のドラマより危険でしょう。

韓国の保守系からは評判のよろしくない386世代の民主化運動を題材にした映画も、北朝鮮政府にとっては悪夢のような内容です。

外からは386世代の民主運動神格化に加担して、反政府運動を扇動しているのに、その成功事例が北朝鮮国内に入ってくることは断固拒否。

ある意味ブーメランになってます。

 

この辺が国際政治の難しいところ。

ナチスドイツと大日本帝国を潰すためにソ連を支援したら成長したソ連と世界を二部した何十年にも渡る冷戦に突入。

米国が中東で反ソ連勢力を支援していたら、20年後にそいつらが米国にテロ攻撃をしかけてくる。

自らの敵を自らで育ててしまうこの皮肉。

北朝鮮の韓国の左派支援も同じですね。

今はまだガッツリ結託していた世代がいるから親北的な姿勢が維持されていますが、もう10年、20年過ぎたらあまりに違い過ぎて、統一など不可能という感覚が韓国で主流になるでしょう。

すでに韓国の若者の考えはこうなっています。(BS1スペシャル 「韓国・チキン屋とピョンチャンの17日間」より)

今の北朝鮮を知れば知るほど、こういう考えになるのは当然です。

「統一すればいいなとは思うし、平昌五輪で一緒に統一旗を振る姿に感動もしたが、統一が本当にありえるのかは疑問」

「今南北が同じ国だと思う人はいない」

「統一するしない以前にあまりにも違う国」

「生活がかけ離れている」

「同じ言葉を使っているがイギリスとアメリカが統一するというくらいありえないレベルの話」

「時間が経ちすぎた。政治的にも経済的にも民族的にも文化的にも」

正論ですね。

現実を見ればこうなります。

最後の「政治的にも経済的にも民族的にも文化的にも」全然違う国になってしまったという評価も凄いですね。全否定です(笑)

まぁこれが現実でしょうね。

それはそれでしょうがないと思いますが、韓国リベラルの皆さんには、「民族」というフレーズに目を曇らされて、北朝鮮の人権蹂躙を無視するような卑怯な真似はしないでもらいたいものです。