文正仁氏の二重基準 人権問題が出たら「非核化に集中すべき」、経済制裁がネックになると「非核化にすべてを隷属させるべきではない」

文政権の本音を代弁していると目されている文正仁氏。徹頭徹尾、親北的な姿勢です。

もちろん政府高官になれる実力はあるプロですから、その辺の民族主義全開の従北人士とは違って北朝鮮を妄信しているわけではありません。(と信じたい)

このお方、アメリカにも行って色々と問題発言を連発してきてますが、クビになることもなく、南北融和が進むほどむしろ発言力が増してきているように思えます。

それはそれとして、この人の非核化に対する二重基準が気に入りません。

 

かつては非核化について文正仁氏はこう述べていました。

文正仁氏は27日(現地時間)、民主平和統一諮問会議ワシントン協議会が主管した平和共感フォーラムでの講演でこのように述べ、「米国は北の問題を扱うために優先順位を明確にすべきだ。核問題にすべてを集中し、民主主義や人権は副次的にしなければいけない」と強調した。

続いて「核・ミサイル(解決)に(米国は)力点を置くべきであり(北の)民主主義と人権を強調しながら圧力を加えれば(北は米国が)体制の変化を望むと考える可能性があり、その場合、絶対に答えは出てこない」と繰り返し強調した。

大統領補佐官「韓国の大統領が在韓米軍に出て行けと言えば従うべき」 2018年02月28日16時01分 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]

「非核化のためには、人権や民主主義には触れるべからず」

ひどい話ではありますが、一理あります。人権問題を出したら、北朝鮮は発狂して交渉不可能になりますから。交渉を進めるためにも人権問題をひとまず引っ込めるのはありでしょう。

しかし、「非核化に集中すべき」と今年の2月末に言っていたのに、最近ではこんなことを言い出してます。

「非核化が重要であるが、非核化にすべてを隷属してしまえば、南北関係もないし、朝鮮半島の平和体制にもならないし、北朝鮮の経済的変化も難しくなりかねない」(9月7日の朝鮮日報 문정인 “비핵화에 모든 걸 예속하면 남북관계도, 북한의 변화도 어렵다”

制裁違反だとなかなか進まなかった、南北連絡事務所開設や、南北鉄道・道路連結が問題視され出すと「非核化にすべてを隷属させてはならない」と言い出す。

なんなんでしょうね、この二重基準は。

人権や自由、民主主義が争点になると「核問題にすべてを集中し、民主主義や人権は副次的にしなければいけない」と言ってその手の意見を封殺し、経済交流が制裁違反で停滞すると「非核化にすべてを隷属させてはならない」というご意見。

これぞ韓国左派の神髄ですね。

徹頭徹尾、北の独裁者のために尽くす。

まぁ彼らの至上命題は韓半島で戦争を起こさないことですから、ある意味一貫した姿勢ではあります。

戦争を起こさないためには、相手が攻めてこないことが重要ですからね。

そのためには北の朝鮮人奴隷支配には目をつむるし、金正恩の歓心を買うために韓国にいる脱北者を陰に陽に抑圧するのも辞さない。

こういう連中に普遍的人権を掲げて慰安婦問題や徴用工のことをギャンギャン責められると「なんか納得いかねぇな~」と思ってしまう。

順調に「北朝鮮の体制維持=朝鮮人奴隷支配体制の存続」が成し遂げられようとしています。

交流が進めば進むほど、相互理解など進まずに北朝鮮の異質さにドン引きすることになるでしょうが、そんなことをやってる間、北の地獄は続くことになります。

一連の南北融和ムードの評価は、10年後にでもならない限りなんとも言えないでしょうが、10年後に今を振り返って「北の同胞を奴隷として売り渡した最悪な交渉だった」とならないことを祈るばかりです。

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