引揚者の歴史改ざんを開始した従北右翼

ジャパニズムで絵にかいたような従北右翼言論を展開している余命三年時事日記の漫画。

特徴は北朝鮮最大の仮想敵国、韓国を日本を使って攻撃させること。

あと北朝鮮と総連がやったことを、韓国や在日「全体」に責任転嫁する情報操作もせっせとやっておられます。

この余命三年時事日記の漫画、戦後の混乱期に不届きな朝鮮人が大暴れしたことを取り上げているのですが、なぜか38度線の北と南で天と地ほどの差があったことは分からないようにしているように見受けられます。

これから漫画がどう展開していくか不明ですが、おそらくこの方針は変わらないでしょう。

そもそも当時の朝鮮人を非難するのはお門違いです。

なにせ当事者能力ないですから。

同じ理由で樺太の残留朝鮮人の件を日本政府に文句言うのはお門違いです。

なにせ当事者能力ないですから。

文句を言うならソ連と、ソ連に対して自国民を返せと要求しなかった、北朝鮮や韓国に言うべきでしょうね。

そして戦後の朝鮮半島内での略奪や婦女暴行を非難するならソ連と米国でしょう。

大暴れする一部の朝鮮人犯罪者を取り締まらなかったわけですから。

 

そもそもロクデナシのぶっちぎりトップはソ連です。

略奪・暴行・強姦・射殺、なんでもござれでした。

北朝鮮から38度線を越えて、韓国に入った日本人引揚者は米軍をほめちぎってます。

もちろん南に最初からいた日本人で、アメリカ人や韓国人から被害を受けたものはいます。

しかし、北から逃げてきた人は、次元の違う被害を受けていました。

南が嫌がらせや荷物を抜き取られるレベルだとしたら、北は略奪・強姦・殺人です。

ランクが違います。

北から逃げて、38度線を越えた日本人引揚者のコメントはこれ。

他方、北朝鮮から三八度線を越えて、帰国するまでの間、南朝鮮にしばらく滞在したものは、次のようにアメリカ占領軍を礼賛している。

「当地の平穏さを聞くにつけ、北鮮の悲惨さが思われ……」
「京城は仁川に比べると多少騒々しいが、それでも一応秩序はあって、日本人は静かに引揚げの日を待っている。」
「……ここ(京城)の日本人は別に心配することはないようだ」
「米軍はスマートだ……ソ連兵とは大変な違いだ」
「思わず笑いたくなるような安心感……」

事実、アメリカ軍は、日本人の通報によって朝鮮人の暴民から、その身体や財産を守ってくれたと書いているものもおり、四年間に及ぶ激しい戦いの直後、そして戦争中日本軍によるアメリカ兵捕虜に対する残虐行為がしきりに伝えられている中で、アメリカ占領軍が日本人の生命の安全と自由について、配慮を示したことは充分認めなければならないと言うものも少なくない。

この食い違いはその体験の深刻さの度合いの違いから来ているのであろうが、アメリカ軍礼賛者も、荷物検査のとき、アメリカ兵は派手な女の着物に目をつけると、「預かる」と言ってとってしまったという点では、アメリカに対する厳しい批判者と同一の証言をしている。

戦後引揚げの記録』 241-242

最初から南にいた人はひどい目にあったと文句を言う人もいますが、北から逃げてきた人は絶賛です。

「思わず笑いたくなるような安心感……」

この一言に全てが表れていますね。

荷物取られたりもしてますが、ソ連のありえなさと比べたら天使でしょう。

北朝鮮のありえなさに比べたら、韓国の反日がどうでもよいレベルなのと一緒です。

そういう事実を全部隠蔽して、朝鮮半島の「南北全体」で日本人が略奪・暴行にあったかのように印象操作をし、被害者意識を醸成して日本の愛国馬鹿をカルト化しているのジャパニズムです。

こういう漫画を描いて日本人の被害者意識をあおったりするわけですね~。

 

見れば見るほど悪意の塊みたいな漫画です。

北朝鮮や満州、樺太やシベリアで、ソ連軍が日本人に対してやったことを朝鮮人にすり替えています。

当事者がいなくなってからが歴史捏造の本番ですね。実際の日本人引揚者が読んだら怒ること間違いなしの内容です。

それに比べたら、米軍支配下の韓国はかなりまともです。

素晴らしいのは呂運亨の演説。治安悪化の兆しがあった半島の治安維持のために協力を要請したときのもの。

総督府は、終戦の前日、八月十四日、独立運動の闘士であるとともに内外に知己が多く、朝鮮民衆の人気も高い呂運亭を招いてその協力を依頼した。彼は治安維持法で数回受刑し、この二年前に釈放されたばかりであった。彼はこの要請を受諾し、八月十五日朝八時、京城(ソウル)で数千の群衆を前に朝鮮建国準備委員会結成について熱弁をふるった。

「過ぎし日、朝鮮・日本両民族が一つになったことが、朝鮮民衆にとって適切であったかどうかは、今はふれない。ただ、互いに別れる今日の日にあたって、気持よく別れよう……われらが過去に苦しんだことは、すべて忘れよう……われわれは、白旗をかかげた日本の心境を深く察しよう。われらの痛快の気持は禁ずることはできないが、われらの雅量を示さねばならない。……」

戦後引揚げの記録』 P232

感動的ですね。

「過去は水に流し、日本の心境を察して気持ちよく別れよう」

アメリカが李承晩ではなくこの人を全力でバックアップしていれば、南北分断もなかったかもしれません。

もちろん、呂運亨のいう通りにはなりません。

この後、内ゲバに次ぐ内ゲバで大混乱勃発です。

牢屋から共産主義者出しちゃったのが最大の失敗でしょう。日本でもそうでしたが、戦後牢屋から出てきた共産主義者が暴力革命を起こさんと大暴れしました。

この当時牢屋に入れられてた共産主義者なんて暴力革命マンセーの危険集団です。

こやつらを釈放するという馬鹿な行為を、呂運亨の演説無視してやるやつが出てきてしまいました。

だが同日午後三時には、同委員会副会長安在鴻は、ラジオを通じて日本の望む治安維持協力の範囲をこえて「朝鮮建国準備委員会」の発足、警衛隊の編成、政治犯の釈放、その他行政権の移譲に言及したため市内の興奮は一挙に爆発した。

西大門刑務所の屋上には「革命遂に成れり」と大書したのぼりが高々とかかげられ、釈放されたばかりの政治犯を先頭に、各種団体のデモは大極旗を打ちふりながら「独立万歳」を叫び、町から町をねり歩いた。

喚声と怒号におおわれ騒然とした状態を背景に、京城にはやがて、「治安隊」「保安隊」などという腕章を巻いた一群が警察署や派出所を襲い、警察官をそこから追い出しその武器を奪った。新聞社や会社・工場、大学などにも、接収を要求する正体不明の朝鮮人の一群が現れ、市内はその日のうちに秩序を失い始めたのである。そしてこのような混乱は一~二の時差をもって急速に地方へと伝播していった。八月十六日からの八日間、全朝鮮内で警察官署に対する襲撃や占拠、接収要求は一四九件、警察官をふくむ日本人に対する暴行、脅迫、略奪等は一四六件、殺害は六人となっている。日本人に対するものよりも、日本に協力していた朝鮮人に対する復讐行為の方が二倍余で、殺害だけとると四倍に達している(森田芳夫『朝鮮終戦の記録』巖南堂)。

南朝鮮においても地下における共産主義者の勢力は強かった。昭和二十五年の朝鮮戦争勃発までの韓国軍隊内の相次ぐ反乱などでも明らかなように、建国準備委員会がその実践部隊として組織した治安隊も保安隊もほとんど共産党系分子の手に握られていたという。そしてこれら共産主義者は、共産主義活動に最も厳しい弾圧を加えた日本人に対し激しい復讐心をもっていたことは、北朝鮮の場合とあまり変わらなかったのである。

戦後引揚げの記録』 P232-233

終戦と同時に、あっという間に無政府状態のカオスが出現。

牢屋に入れたままにしておけばよいものを、暴力革命大好きな危険集団を野に解き放ったせいで大混乱です。

正体不明の一群が韓国で好き放題やったようですね。

こういうのがのさばると、まとまるものもまとまりません。

この混乱状態を米軍と李承晩が抑えたわけです。

警察署襲撃して武器奪うような連中です。そりゃ鎮圧の過程で殺し合いがおこり、一般民衆が巻き込まれることもあったでしょう。

朝鮮学校で神格化されている「済州島四・三事件」や「保導連盟事件」のような悲劇も起きるわけです。

「新聞社や会社・工場、大学などにも、接収を要求する正体不明の朝鮮人の一群」が、警察署襲撃して武器接収するわけです。取り締まらなくてどうするんですか?って話しですよ。

こういう混乱の過程で日本人引揚者にも被害は出たでしょう。

だとしても北朝鮮から逃げてきた人たちいわく、アメリカ統治下の韓国は「思わず笑いたくなるような安心感」なわけです。

余命三年時事日記を漫画するならするで結構ですが、ちゃんと38度線以北でソ連とその手先の朝鮮人にどれだけめちゃくちゃやられたかを歴史を捏造することなく書いてほしいものです。対称的に米軍政下の韓国では「思わず笑いたくなるような安心感……」だったということもね。

まぁそれをやらないのであれば、韓国や在日への憎悪を扇動し、結果的に北の独裁者を喜ばせる従北偽装保守の工作員と言われても仕方ないはず。

馬鹿がいるな~、とギャグ漫画として読むならともかく、これを真に受けて「キーっ!韓国や在日はけしからん!!」と怒る愛国馬鹿が多くて本当に困ります。

最後に、日本人世話会の会長が日本に帰るときどういう扱いを受けたか引用しておきます。

京城日本人世話会の古市会長は旧総督府の高級官僚で朝鮮人の憎悪の的になるはずの立場だが、彼の出発にあたっては、京城の朝鮮人有力者が送別の宴をはって送ってくれたと、森田芳夫の『朝鮮終戦の記録』は述べている。

戦後引揚げの記録』 P248

送別会開いて送り出してくれたそうです。

ソ連支配下の北朝鮮ではありえないですね。日本人の高級官僚なんてシベリア送りか、殺されるかのどちらかでしょう。

こういうことも取り上げないと、歴史歪曲だの歴史捏造だのと韓国を非難する資格はないでしょう。

保守の皆様におかれましては、こういう扇動に騙されないように気を付けていただきたいところです。

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