INF(中距離核ミサイル全廃条約)破棄 ターゲットは中国

トランプ大統領がINF(中距離核ミサイル全廃条約)を破棄しました。

常に何か起こしますね。飽きさせない人です。

メディアに蛇蝎のごとく嫌われながら、彼の恩恵を一番受けてるのはメディアでしょう。ネタの宝庫ですから。

旧ソ連と米国が締結し、その後ロシアとの条約に引き継がれたINFですが、唐突に破棄されました。

ロシアも中露だけが全廃するのは不公平だろ?と言っていたINF。

 

「北朝鮮・インド・イランなど多くの国がINFで禁止されたミサイルを保有してるがな」

「米露両国だけがこの条約に縛られるのは不公平やがな」

とのこと。

まぁおっしゃる通りでしょう。

破棄にあたってトランプ大統領はロシアを批判をしていますが、ターゲットは中国なのは確実。

そもそも中国も入れなきゃ中距離核ミサイルの全廃なんて意味ありません。

米露が本当に全廃したら中国の軍事力が相対的に上がってしまいます。

中国を思いっきり潰しにかかっている米国からしたら、そんな事態を看過するわけもない。

ロシアがどう出るかですが、トランプがプーチンと結託して中国も入れたINFを新たに締結しようぜ!と言うかもしれません。

ロシア的にはそんなことで中国との仲を悪化させたくないでしょうから、一方的に条約破棄という暴挙に及んだ米国をねちねちと批判をすることでしょう。

それにしても暴れますね~、トランプは。

もはや米国の覇権を脅かす力も潜在力もないロシアと核軍縮を進めても意味はない。

やるなら中国も入れないとね。

当分は中国共産党を潰すまで戦闘モードでしょうからINFが復活することはなさそうです。

おそらく経済の覇権争いで米国が勝利し、もう中国が米国を超えることはないだろうと確信した後に米中でINFが始まるかもしれません。

数年後か、数十年後かは不明ですが。

かつては米ソ緊張緩和の象徴だったINFですが、化石化して墓場行きと相成りました。

時代の節目を感じますね。