イラン革命40年 亡国の道をひた走る中東の大国

イラン革命40年で盛り上がっていたイラン。

いつも通り「アメリカに死を!」と叫んでおられます。

地力はあるのに、指導層が化石のようなイスラム主義者のせいで、発展から取り残されています。

「アメリカの制裁のせいだ!」という人もいるでしょうが、女性がダンスする姿をネットに上げるだけで、メディアで公開謝罪させられる社会です。

イランは日本が好きで親日だという報道が多いですが、しょせんは非合理的なイスラム法による強権支配の国です。マイルドな北朝鮮みたいなものですね。

主体思想が統治理念になっている替わりに、コーランによるイスラム法支配になっているだけです。

 

こんなことを言うと「北の主体思想と同列視するなどコーランへの冒涜だ!」と非難されそうですが、ご立派な内容という点では一致していますし、一言一句変更することができない”不磨の大典”という点でも同じです。

「変化を断固拒否し、それを全体に強要する」

これが全体主義国家の特徴と言えます。

「イランは世俗的だ」という意見もありますが、それは「北朝鮮の住民は金正恩に文句を言っているし、闇市場が広がって実態は資本主義化してる。洗脳されたロボットではない!」と言っているのと同じです。

国家の体制を問題視しているのに、一住民の事例を全体に広げるのは虚偽宣伝でしょう。

残念ながらイランはこういう国です。

 

あれも禁止、これも禁止、禁止禁止禁止だらけ。

やぶったら厳罰を受ける。

姦通や同性愛、麻薬の売買は死刑の対象。

2016年には未成年を含めておよそ900人が死刑。

子供も死刑にされるお国柄です。

恐ろしいですね。

しかし、若者は欧米の文化に感化され、隠れて家でパーティを行っています。

自由がないと不満を持つ若者たち。

これが警察に見つかったらもちろん連行です。

「金を渡せば問題ない」と言っているのを見て、北朝鮮と一緒だな~と思わされました。

帰国事業で北送された在日朝鮮人の皆さんが、こっそり日本の歌で盛り上がって、体制の悪口を言っていたのを彷彿とさせます。(もちろん見つかったら政治犯収容所送りです)

これがイランが採用している「イスラム体制」です。

みんなイランを擁護しがちですが、嫌われるには嫌われるだけの理由があるものです。

 

今後、イラン産原油の完璧な禁輸が行われれば、イラン経済は一気に悪化するでしょう。

「そんなことをしてもイランを反米で結束させるだけ」という意見もありますが、イラン国内も若者と年寄りで意見は分かれています。

北と同じく、声を上げられないだけです。

もちろんイランの若者もアメリカのやり方を良くは思っていないでしょう。

しかし、だからといって現在のイランのイスラム主義体制を喜んでもいない。

しょせん秘密警察国家ですから。

風紀を取り締まるための宗教警察がはびこる国がイランです。

イランが開かれた国だと思っていたら大間違いです。

サウジよりマシという意見もありますが、なかなかどうしてかなりの秘密警察国家。こんな国に暮らしたいとは思えない。

イランがどれだけ経済的に苦しくなっても、国民が一致団結できるならアメリカの圧力も跳ね返せるかもしれませんが、報道を見る限り若者がイランの体制維持のために結束することはかなり厳しそうです。

どんどん国外へ若者が流出していくことでしょう。

そもそも次のような個人崇拝的な巨大建造物をつくる国はダメですね。

イラン革命を指導した最高指導者ホメイニ氏を祭る霊廟を建設中。

1989年に死去した人の霊廟をいまだに建設中ですよ。

それも莫大な金をかけて。

こんなところも北朝鮮にそっくりです。

こういう古代王朝のごとき愚かな真似を続けているのがイランです。

この時点でダメ国家を証明しているようなもの。

もちろんイラン国民は反発しています。

イスラム体制そのものに反発しており、礼拝に行く人はごく少数。人口の3~5%とのこと。

取材している人は「少ないですね」と言っていますが、個人的にはそう思いません。

この数%のイスラム体制を守護する人間に、銃を持たせてその他の住民を管理させれば、体制は盤石です。

決して少ない数ではありません。

上述した霊廟にも人はあまり集まっていないとのこと。

国民の生活を犠牲にした巨大霊廟の建設が受け入れられない。

当然ですね。

反米さんと平和主義者の皆さんがイランを擁護して米国を批判していますが、しょせんは国民の自由と財産を犠牲にする弾圧統治の国がイランです。

すぐには瓦解しないでしょうが、5月ごろに期限が切れるイラン産原油輸入の例外措置期間が終了し、完全な禁輸が実施されれば、数年以内にベネズエラのように体制変革を求める反政府運動が出てくることでしょう。

その時に戦争にならず、米国やEU、アラブ湾岸諸国が支持する反体制派のリーダーがイラン内部から出てきて、平和的に体制変革が行われれば、イランの抑圧的な体制も変わりそうです。

その時こそ、イランが地域大国へのし上がることができるでしょう。

そうなってほしいがさてどうなるか。

米軍撤退が続く中、今後お中東情勢どうなるか目が離せませんね。

「イラン革命40年 亡国の道をひた走る中東の大国」への1件のフィードバック

コメントは受け付けていません。