異教徒より異端の方が凄惨な殺し合いになる

宗教戦争において、異教徒間より異端の方がより凄惨な結果になることが多い。

なぜか?

異教徒の場合、「あいつと俺は違う」というように自分と他者に分けて考えることができます。

異端はそうならない。

例えるなら、ドッペルゲンガーのように自分とそっくりな人間がもう一人いるようなものです。

もの凄く仲良くなる可能性もあるでしょうが、喧嘩になると超危険。

こう言っているようなもの。

「おまえは偽物で俺が本物だ!!」

想像してみれば分かります。自分とそっくりな人間がいて「お前は偽物だ!」とか言われるとかなりの恐怖です。

己の「存在」をかけて戦おうとしますし、逆に相手を抹殺して「存在」を消したくなります。

暗黒の中世と言われたヨーロッパの宗教戦争などがそれ。

宗教裁判、魔女狩り、火あぶり、人が恐怖を感じるとどこまでも残酷になれます。

朝鮮戦争も似たようなところがあります。

 

異教徒同士なら、国境線をつくって「あっちはお前、こっちは俺」と妥協も可能です。

しかし異端となると、相手の存在を消さない限り、自分が安心できないわけです。

こうなると大量虐殺や民族浄化にまで発展しがち。

中東のスンニ派、シーア派の争いも同じです。

なぜか欧米やロシアの関与のせいにする論調が多いですが、結局「同じイスラム教徒同士仲良くしよう!銃を下して話し合おうじゃないか!!」とならず、欧米やロシアなどの外部の異教徒勢力を引き入れてでも、「隣のあいつ(異端)をぶっ殺したい」から中東の戦争はいつまでたっても収束しないわけです。

そもそもイスラム教徒同士、殺し合いはやめようという感性が常識になっていれば、欧米がつけ込む隙もないわけです。

まぁ、他人のせいにして自分の無能を反省しないやつはダメですね。

南北分断を「米ソ冷戦」や「日帝植民地支配」のせいにして、金日成・金正日の罪を問わない連中と一緒。

どう考えても南北分断の諸悪の根源は金日成。

奴がスターリンや毛沢東に、頭ペコペコ、ゴマをスリスリして、すり寄り支援を受けて韓国に侵攻したからいまだに分断が続いているわけですよ。

その事実を直視せず、ひたすら米ソや日本に責任転嫁。

そんなことだからいつまでたっても統一できないわけです。

在日知識人が書いた「在日の歴史」を読むとそんな論調ばっかり。

そういう人には次の3つのうち、どれが南北統一にとって一番重要か考えてみてほしい。

  1. 日本が植民地支配を北朝鮮に謝罪し、経済交流・文化交流・人的交流を活発化する
  2. 韓国が北朝鮮との対決姿勢を捨て、朴正煕・李承晩時代の対北強硬姿勢を反省して謝罪し、経済交流・文化交流・人的交流を活発化する
  3. 北朝鮮が個人崇拝をやめ、軍事独裁の清算と民主化を行う

だいたい韓国や日本で統一統一と連呼する連中は、1と2しか言わない。

はっきり言って1と2をやったところで、3が解決しなければ統一など不可能です。

なぜか1と2を実行すれば、3が達成できると意味不明の主張をする在日知識人が多いですが、今まで1と2をやろうとして、ことごとく北朝鮮に裏切られてきたわけです。

この期に及んで、まだ同じ主張をしやがるのかとあきれてしまう。

韓国では同民族に核は使わない、という意味不明なお花畑論調があるそうですが、ことは「異端」戦争です。

「相手の存在を抹消」するまで安心できないのが異端戦争。

よく日本人は平和主義が何十年も続いて、お花畑思考になっていると揶揄されていますが、韓国なんてもっと深刻です。

徴兵制があって戦争中という意識が国民全体で共有されていなければいけないのに、戦争なんて起きないと思っている人が大半ですからね。

北はつねに臨戦態勢なのに、韓国の警戒感のなさは異常といえます。

まぁ、北の韓国の国防意識を骨抜きにする瓦解工作を褒めるべきかもしれません。