朝鮮戦争 戦慄する人民軍の非道

NHKスペシャル『北朝鮮帰国船』で証言した、朝鮮大学元副学長の朴ヨンゴン氏の著書に、朝鮮戦争時、南進した北朝鮮人民軍の非道が書かれていたので紹介しておきます。

こういう実態を信じず、韓国政府のプロパガンダでは?と疑いの目で見ていました。昔は韓国から「日本は平和ボケして共産主義の恐ろしさが全く分かってない」と怒られてたそうです。

韓国政府や、戦後の満州・樺太・北朝鮮からの日本人引揚者の証言を真摯に受け止めていれば、帰国事業や拉致という悲劇もなかったでしょう。

歴史を見直すならそういう点にこそ注目すべきだと思えますが、なぜかこういう点はスルーされます。困ったもんです。

朝鮮戦争時、南進した人民軍が何をしたか、戦慄の実態はこちら。

 

 

裏山からの戻り道だった。確かにあったはずの、面長(村長)朴一東の四棟もあった家屋敷が跡形もなく消えているのに気づいた。そのわけを聞き、愕然とした。

一九五〇年六月、朝鮮半島に戦争が勃発した。当初、朝鮮人民軍は破竹の勢いで南進し、洛東江以南を残して半島全域を占領した。七月には朝鮮人民軍が全羅南道をすべて占領した。私か住んでいた面(村)は南労党系列の影響が強かったので、南進した朝鮮人民軍に協調した。占領地域に、北朝鮮の末端行政組織である面委員会を組織し、李承晩政権に繋がる勢力を摘発、粛清した。その対象に日本の植民地統治下の面長だった朴一東が含まれていた。彼は理知的で聡明な人間で、端正な顔立ちの偉丈夫だった。私の遠縁の親類に当たり、親しみを感じていた。漢学者だった祖父とはウマが合い、酒もよく一緒に飲んでいた。北朝鮮人民軍の占領下で朴一東は反動分子として捕らえられ、村内を引きずり回された。無残にも朴一東の鼻に穴をあけ縄を通して、鼻輪をした農牛のように引きずり回した。これ見よがしに道路脇に村民を集め、罵詈雑言を浴びせるよう命じた。朴一東の顔は膨れ上がり、面貌は完全に崩れてしまった。彼は私の祖父を見つけて、「炳起(祖父の名)よ!私は残酷に殺されていく。このざまを見忘れるな。肝に銘じろ!」と絶叫した。祖父は直視できず、その場に崩れ落ちた。朴一東の家族は反動家族として、すべて銃殺された。

一九五〇年九月、米軍は仁川に上陸し、洛東江流域まで米・韓軍を追い詰めていた朝鮮人民軍を挟撃した。朝鮮人民軍は暗闇に紛れ、強行撤退した。このとき多くの南の容共的人士が義勇軍として北朝鮮に撤退する人民軍に同行した。残された家族は、この義勇軍の離散家族となった。息を吹きかえした韓国国防軍の復讐がはじまった。この面でも、人民共和国を支持し、人民軍を支援したという理由で、二〇〇人余りの村人が捕まり、小学校の校庭に集められた。処刑の始まりだった。銃口が向けられた。そのとき、「撃つな!銃をおろせ!」と怒声がなった。私の父の怒声だった。銃は降ろされた。「みな同じ同胞だ!私の親戚だ!」と、父は怒鳴った。間違いなく道岩面の住む人々の多くが朴家の血縁であった。思想や信条よりも血縁の絆を守るのが人間の道理だった。私は弟が語る亡き父の勇気ある行動を聞いて、父の真の強さを知った思いだった。深い感動を覚えた。

朝鮮戦争の三年間に、北朝鮮軍と韓国軍は交互にローラー戦を繰り返しか。戦場となった村々では同胞間の殺し合いが繰り返され、その都度忘れがたい憎悪が募っていった。この戦争による犠牲者のない家族を探すのが難しいほど、この戦争の惨禍は激しかった。

五〇年前の戦火に包まれた村であった北朝鮮軍の「反動狩り」、韓国軍の「アカ狩り」の凄惨な現場に立ち尽くして、戦争の実相も知らず、上っ面の知識だけで社会科学を論じてきたと恥じ入った。私の心身を紛らわす煩悩がまた生じてきた。

ある在日朝鮮社会科学者の散策: 「博愛の世界観」を求めて』 P177-178

北朝鮮人民軍は「反動狩り」と称して、鼻に縄を通して市中引きずり回しの刑。さらには住民に罵らせる。

これは北朝鮮の政治犯収容所でも同じようなことをやっています。

尋常じゃない野蛮さです。

韓国国軍も仁川上陸作戦で領土を取り返したら、復讐戦の始まり。

連行して公開銃殺をやろうとするも、「撃つな!銃をおろせ!」と止めた人が出てきたら銃をおろした。

韓国国軍の方がだいぶマシですね。

まぁ色んなケースがあるでしょうから、一概には言えませんが。

日本にいる朝鮮学校を無条件で擁護する従北在日の皆さんの特徴は、市民が警察署から武器強奪して武装蜂起し、それを李承晩が武力でもって鎮圧したことは、無辜の民が国家暴力によって虐殺された!と悪魔化し、金日成がやった自国民虐殺はキレイにスルーするところでしょう。

これが典型的な特徴と言えます。

南進した北朝鮮軍が、各地で人民裁判を行い、朴ヨンゴンさんの著書で書かれてあるような残虐なことをしたのですが、こういう点はみんなだんまりです。

ベトナムライダイハンも結構ですが、拉致被害者奪還したいなら北の残虐さをもっと広めるべきでしょう。その方がよっぽど拉致被害者奪還に貢献します。

まぁこの辺でやめようと言ったところで無理でしょうけどね。

何せ北朝鮮が国家の総力を挙げて炎上させてますから。

慰安婦、軍艦島の強制労働、竹島問題、関東大震災の朝鮮人虐殺、ベトナムライダイハン(韓米離間のネタ)、etc…

終わりがねぇ~、疲れる~。