『北朝鮮 絶望収容所』 女性を性奴隷にする

北朝鮮 絶望収容所 (ワニ文庫)』 安明哲著

北朝鮮を語る上で、絶対に読まなければならない本です。これを日本全体で共有しない限り、日朝国交正常化はありえません。

そもそも北朝鮮労働党が、今まで行ってきた自国民に対する弾圧を謝罪し、二度と繰り返さないと誓い、改めて朝鮮人の代表を選出してくれない限り、国家として承認しようがありません。

つまり、「人間を家畜化する強制収容所」、「三代殲滅の連座制」、「親兄弟友人知人とのつながりを破壊する密告制を奨励する秘密警察体制」、これらの独裁体制システムを是正してくれないかぎり日朝国交正常化など不可能でしょう。

なぜありえないか、次の脱北者の証言をぜひ読んでください。

『北朝鮮 絶望収容所』 文庫版 P290~292

女性を性奴隷にする強制収容所

 

22号収容所の食糧工場は、すべて二十代から三十代の女性政治犯たちによつて運営されている。ここの作業員になるには担当保衛員に気に入られなくてはならない。美人であることはもちろんだが、好感を持たれるようにへつらい、それを見すかされない巧みな話術も身につけていなければならない。

食糧工場は酒組、醤組(唐辛子味噌、味噌、醤油)、水飴組、油組、修理分組で構成されている。この中で最も人気があるのは酒組である。ここに入れば、それこそ収容所の中で政治犯たちが享受できる最大の特権を持つことができるからだ。もちろん、そんな特権の有無にかかわらず、政治犯なら誰しも、キャンディーや菓子をこっそり味見しようとして工場に入りたがった。

(中略)

食糧工場には保衛員たちが随時酒を飲みにきたり、休息をとるために訪れる。そんな彼らの目の保養となり、酒の酔いを増進させるために、ここで働く政治犯の女性はみんな半裸の姿で仕事をさせられており、体が透けて見える白いガウンのようなものを着せられている。言うまでもなく、彼女たちは保衛員たちの愛玩物として扱われていたのだ。

(中略)

保衛員と政治犯との性行為は階級的堕落として厳しく処罰されるが、収容所の幹部たちは食糧工場での出来事に関しては黙認状態だった。と言うのは、7局の上級幹部たちが収容所を訪れると、彼らの性欲を満たしてやるために食糧工場の女性たちを寝室に送り込んでいたからである。

いわば食糧工場は、生産工場であると同時に、高級娼婦の養成所にして派遣所でもあったのだ。

ただし、そのような秘密を保持するために、いったん食糧工場に入った女性たちは性的魅力を失ってしまうと、死体になってからでなければ外へは出られない。


まさに性奴隷と言えます。本当に愕然とする証言です。彼女たちは他が地獄であるために、この状況を喜んで受け入れます。

収容所の女性たちは、保衛員や視察に訪れる上級幹部の愛玩動物としてその一生を終えることになります。

本当にありえないくらいの残酷な朝鮮人弾圧を現在進行形でやり続けているのが北朝鮮労働党であり、三代世襲の金一族独裁者たちだと言えます。

さらにありえないのは、韓国の慰安婦おばあさん擁する「挺対協」が、この現在進行形の女性を性奴隷にする政治犯収容所を運営する連中と共同声明を出していることでしょう。

挺対協は慰安婦問題を南北が共同で議論協力することで、市民社会レベルで、南北統一を成し遂げたと自画自賛するような団体です。

気の毒な慰安婦おばあさんを、現在の強姦魔の手先として利用する。これほど残酷なことはないと思います。世の中のリベラルは、慰安婦おばあさんを二重レイプしているも同然でしょう。

この事実を突きつけても、リベラルは一切反省しません。挺対協から慰安婦おばあさんを奪還しよう!という声を上げてもよさそうなものなのに、そんな声は皆無です。この団体を正義の団体であるかのように擁護するリベラルたちは、本当に残酷なことをしています。

 

 

『北朝鮮 絶望収容所』 文庫版 P303~306

「もっと強く吸え!」

酒組の一階に入ってみると誰もいなかった。機械は回っているのに人の姿が見えないのは不思議なことだ。二階に上ってみたが、そこにも誰もいない。一階へ降りようとしたところ、男の声がした。

「吸え!」

声は脱衣室の中から聞こえていた。戸の隙間から覗いて見ると、保衛員後方課の運転手・李星日特士がズボンを下ろして椅子に座り、全裸の下玉淑が李特士の下半身に顔を埋めていた。

「もっと強く吸え!」

李特士はいい気分で、煙草を口にくわえ下玉淑の髪を握りしめ、自分の股ぐらに深く力を込めて押し入れた。下玉淑の姿が哀れでならなかった。

ところで、他の女たちはどこへ行ったのだろう?
窓の外を見回してみると、九名の酒組の女性政治犯たちがしゃがみこんでいた。李特士が他の女たちを追い出し、事がすむまで待たせていたのであった。

「もっと早く……」

李特士は、うわずった声をあげて、急に「ウッ」とうなった。はじめて異常な性戯を見た私は、高まる好奇心を抑え切れずに戸の隙間からずっと覗き続けた。口の中に射精してしまった李星日特士は、興奮が少しおさまったのか、まだシンボルをくわえたまま上目遣いに見上げている下玉淑に、

「飲み込め!」

と命令した、彼女は一息で飲み込むと、舌を巧みに使って再びシンボルをなめながら、残液をきれいに吸いとった。

なんということだ。私はむしょうに腹が立った。李星日特士は獣に過ぎなかった。その後、李特士に会っても私は目を逸らし、無視することにした。

その日以来、下玉淑と会ってもおぞましい光景が思い出されて話しかけられなかった。私があまり口をきかなくなったので、彼女は私に、

「先生様、このごろおかしいですね。お話をあまりなさいませんし」

と言葉をかけてきた。

「君、保衛員の先生たちが酒を飲みに来たときは、いつもあんなふうにしてあげるのか?」

意識の下でうごめく嫉妬が、唐突にそんな言葉を吐かせたのかもしれない。哀れに思えば黙っていればいいものを、私はなじるように彼女を詰問してしまった。

「何をおっしゃっているのですか?」

「君がこの前、李特士先生としているのを見たよ。君、そんなことをしても汚らわしいとは思わないのか?」

彼女と私とのあいだには物資のやり取りという共通の秘め事があり、彼女はすでに私には警戒心を持たないようになっていた。

「まあ、先生、そんなふうにおっしゃらないでください。私だって好んでやっているわけじゃないんです」

「ああ、二度と言わないよ。だから、あんなことはこれっきりにしてやめなさい」

「でも、そのようにしないと私は追い出されます。どのようなことであれ、指導員先生様が私を必要としているからこそ、私はここにいられるのですから」

「君、毎日あんなことをするのか?」

酷な質問であったかもしれない。しかし、一度逸らせかけた視線を戻し、彼女は切々と訴えるようにその現状を語った。

「はい、求められれば一日に三、四回はします。はじめは精液を口に含んだときに吐き気がして、指導員先生様の見えないところで吐き出していました。でも、飲み込まないと先生様たちに殴られます。何度も飲まされてそれに馴れてしまうと、あまり気にならなくなります。口を閉じて、むしろ一息にぐっと飲み込むほうが簡単なのです」

彼女の腹の中には、どんなに多くの保衛員たちの精液が満ちていることだろう。彼女の肉体がきれいで艶があるのは、そのせいなのだろうかとさえ思われた。

「あんなことが好きなのか?」

「その時間には仕事をしないですむじゃないですか。それに、そのあと長い休息時間をとることも許されています。だから……好きです」

私には返す言葉がなかった。この収容所が、そしてそこに巣くう者たちの身勝手さとうす汚い欲望とが、彼女の価値観を狂わせてしまったのだ。仕事をせずに保衛員の慰みものになることをよしと考えるようになってしまった彼女が、哀れでならなかった。

北朝鮮 絶望収容所 (ワニ文庫)』 P303~306

 

イメージの絵を『図説 北朝鮮強制収容所』から引用します。

女性を性奴隷にする

本当に、、、本当に言葉にならないくらい、愕然とします。こんな残虐非道なことを容赦なく実行しているのが北朝鮮の金一族です。こんな連中が数千年の歴史を刻む、朝鮮民族を名乗ることが許せません。主体(チュチェ)思想を唯一絶対の思想としているようですから、どうか「チュチェ(主体)民族」と名前を変えてもらいたいです。

そして、この連中の首班を「敬愛する将軍様」と書いた教科書を使っているのが「朝鮮学校」です。この悲劇を語り継いでこそ、「朝鮮」の民族教育を名乗ることができるはずです。本当の性奴隷を国家が主導して運営管理しています。これを糾弾せずして、女性の人権を語る資格はないでしょう。このように朝鮮人を容赦なく弾圧している首班を愛するように教育する。

朝鮮学校は子供の未来を踏みにじる、残酷な教育をしています。これは朝鮮民族の民族教育とは言えません。「反朝鮮」民族教育だと言えます。

そもそもこの非道を行っている横で、子供たちにその当事者を称えさせる公演をやらせるなどありえない人権侵害でしょう。この動画を見てぜひ衝撃を受けてもらいたいです。

「敬愛する金正恩元帥様!」と絶叫させているのが朝鮮学校です。

1987年から2015年を除いて、毎年朝鮮学校の子供を平壌に動員し、この公演をやらせています。

つまり、90年代、大量の餓死者が出ていた横で、独裁者を称える公演をやっていたことになります。

これは深刻かつ重大な子供の人権侵害だと言えます。そもそも平気で公開銃殺で住民を恐怖支配し、逆らえば親族丸ごと収容所送りにし、拷問と強制労働の末に殺し尽くすような行為をする相手に、子供の命を預けるなどありえない暴挙と言えます。

この教育のせいで、アイデンティティクライシスに苦しんでいる卒業生の言葉を紹介します。

 最近、韓国で親しくなった若い脱北女性に、何もない天井を見ながら、空腹で立ち上がることさえできず、数日間生死を彷徨っていた幼少時代の思い出話を聞かされました。彼女が苦しんでいたその時間に、自分は金日成の歌を歌い、主体思想を信じ、北朝鮮を我が祖国と叫んでいたのです。人間の底なしの自分勝手さと、見えることにしか興味を示さない浅はかさ、罪深さを痛感せざる得ません。

『拉致と真実 第9号』 P15 朝鮮学校修了生 リ・ナナ より

これが朝鮮学校の最大の問題でしょう。朝鮮学校は「将軍様の学校」ではありません。在日同胞のウリハッキョ(我が学校)です。学校の支援者は、本当に存続を望むのであれば、自分はいったい何をすべきなのかを己の良心に問いかけてほしいと思います。

今こそ、奪われ続けた民族の魂を取り返すときではないかと思います。北の暴君に強奪された在日同胞のウリハッキョを取り返し、民族教育を再生し、そして子孫に残す。それこそが朝鮮学校支援者がやるべきことのはずです。それを分かって欲しいと思います。

このまま朝鮮学校が消滅してしまっては、この学校のために尽力してきた在日一世たちがうかばれません。あまりにも無念です。これ以上、奪われてどうするのでしょうか。

朝鮮学校の存続を願う人たちは、朝鮮総連内部の良心の声を後押しするような発言や行動をすべきだと思います。

私たちの手にほんとうの民族教育を取り戻そう!

もし、総聯中央が心ある先輩たちの提言を真摯に受け止め、改善・改革に取り組んでいたならば、今日のような事態にはならなかったことでしょう。

今まで出されてきた、民族教育の改善を要求する声は、総じて、ウリ学校から金日成・金正日崇拝のための教育を廃止し、真の民族教育を取り戻したいとするものでした。

しかし、総聯中央はこれらの要望に対し聞く耳を持ちませんでした。

多くの先輩諸氏は、「なんでもないさ、ウリ教育が変質したんだよ。学校の教室から乙支文徳将軍や李舜臣将軍の肖像画がなくなり(一九六〇年代後半)、組織内で金日成の唯一思想体系の確立が狂ったように叫ばれたころから、民族教育は事実上消滅したのだ」と言うのです。

いや、在日同胞の民族教育を金日成親子にかっぱらわれたと言うべきです。

このようにして、同胞子弟の民族教育は金日成親子に対する崇拝教育、すなわち北朝鮮の国民教育になりさがり、表の顔とは別に、その裏では金親子への忠誠心教育を推し進めてきました。

(中略)

私たちの未来が、民族の言葉と文字、文化を思いっきり学び明るい希望が持てるようにするため、金親子にひったくられ、政治の道具に利用された民族教育を、みんなの手に取り戻そうではありませんか!

『朝鮮総聯の改革と民族統一・志向会 第五報』より一部引用
『光射せ!第8号』に収録 P166-167

こういう総連内部、朝鮮学校内部の改革派の力を盛り立てるようなやり方で、外部の圧力を加えていくべきでしょう。

 

 

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