北朝鮮の手先が日本の言論界でやっている印象操作

北朝鮮や朝鮮総連と日本の左翼が結託し、在日コリアンへのあくなき歴史洗脳プロセスが繰り広げられています。

その数々の神話を撃破している在日三世でもある浅川晃広先生の著書、『「在日」論の嘘―贖罪の呪縛を解く』から、姜尚中と朝日一押し、テッサ・モーリス=スズキの『北朝鮮へのエクソダス 「帰国事業」の影をたどる (朝日文庫)』に対する指摘を紹介します。

 

最大の問題は帰国者がたどった悲惨な運命

たしかに、ひとつの歴史的事実として、当時の日本政府が、在日朝鮮人の帰国という手段で、生活保護などの受給率が日本人と比較してきわめて高かった在日朝鮮人の数を減らしたいという意図は有していたかもしれない。

だが、井上・元日赤外事部長に当時の日本政府の「意図」が確認されたからといって、なぜ北朝鮮政府と日本政府に同レベルの責任があるといえるのだろうか?

そもそも帰国事業は日本政府の意図に関係なく、北朝鮮政府が受け入れ開始をしたからこそ始まったものである。

そして、そもそもの根本的な問題は、帰国者が北朝鮮で「地上の楽園」どころか、「地上の地獄」のような境遇に置かれたことに他ならないのではないか。万が一、北朝鮮が本当に「地上の楽園」であったなら、日本政府がこうした「意図」をもっていたところで、何の問題にもならないのではないか。

現在、「帰国事業」が問題とされているのは、帰国者が北朝鮮に渡航後、悲惨な運命をたどったことである。そして、後述するように、当時の在日朝鮮人の「帰国決断」に決定的な影響を与えた日本のマスコミの役割がきわめて大きかったことが最大の問題ではないか。

帰国者の悲惨な運命は、どう考えても北朝鮮の恐るべき国家犯罪であることは厳然たる事実である。もしかりに日本政府が関与して帰国事業の制度を立ち上げたとしても(北朝鮮の協力なくして不可能だったはずだが)、そこに在日朝鮮人の帰国希望者が存在しなければ、そもそも何の意味もなかったはずだ。

こうした状況のなかで、「帰国希望者」を生み出すのに多大な役割を果たしたのが日本のマスコミであることも明白になっている。この両者の組み合わせこそが「帰国事業」を考える際に決定的に重要である。

要するにスズキと朝日新聞は、マスコミ報道がなければ開店休業状態になっていたかもしれない帰国事業の制度設計に対して、〝日本政府の一部が積極的に関与した〟という微細な一点のみをもって北朝鮮政府と日本政府を同列に置こうとする、とんでもない論理を展開しているのである。

「在日」論の嘘―贖罪の呪縛を解く』 P120-121

おっしゃる通りです。

こういうまっとうな指摘をしても、断固として歴史洗脳プロセスをやめようとしないのが日韓の従北左翼の特徴です。執拗な扇動により、何も知らない子供たちが騙されるわけです。

こういう誤った認識は、教育現場の先生がまともであれば時間とともに消えていきますが、教育を乗っ取られていると一向になくならず、時間とともに歴史の捏造が神格化作業を経て、まるで真実かのように語られ出します。こうなると是正するのも一苦労です。

北朝鮮の情報操作の基本は、「矮小化と隠蔽」、「誇張と捏造」、「責任転嫁」の3点セットと言えます。

帰国事業では日本政府や日赤の責任を大きく「誇張」し、北朝鮮が収容所で帰国在日を家畜以下の扱いの末に殺したことは「矮小化・隠蔽」し、責任の所在をごまかしているわけです。こういう印象操作が北朝鮮と朝鮮総連の鉄板のやり口と言えます。

統一日報の『朝総連衰亡史(9) 』に、対南工作に従事した「康宗憲(カン・ジョンホン)」という人のことが書いてありました。

前回紹介した『在日の精神史』をもう少し見てみよう。この本は、いわゆる「在日政治犯」の話にも触れている。

その中には本紙が正体を暴露した反国家事犯・康宗憲のケースもある。著者は、康宗憲の「捏造された政治犯」説、つまり康の嘘の自叙伝『死刑台から教壇へ―私が体験した韓国現代史』をまったく疑わない。

著者だけでなく、驚くほど多くの人々が簡単に騙され、朝総連の扇動・嘘を少しも疑わない。

朝総連衰亡史(9)

康宗憲の書いた本ですが、北朝鮮を思いっきり自己投影して責任転嫁をはかっている本だと言えます。

これが大嘘なのですが、韓国の軍事独裁政権=悪、という情緒を徹底して脳内に刻み込まれているので、「驚くほど多くの人々が簡単に騙され」てしまうわけです。

1975年に「学園浸透スパイ団事件」の一環でスパイ容疑で捕まるのですが、そのときの書き方がまるで北朝鮮そのものです。

  • 在日韓国人留学生が一人また一人と消える。
  • 維新体制を維持するためなら手段と方法を選ばない独裁者朴正煕。
  • 取り調べ室で紙とボールペンを渡され罪状をすべてかけと言われる。
  • 陳述書の内容が気に入らない殺気立った形相の捜査官が紙を破る。
  • 何度か破り捨てたあと、「何もわかっとらんな!やれ!」という怒鳴り声のあと、拷問がはじまる。
  • 服を脱がせ全裸のまま殴る蹴るの暴行が始まる。
  • 捜査官たちはシナリオに沿った調書を作成。
  • 自分がスパイだという筋書きが、時間をかけ、あらゆる拷問を加えられながら作られていく。
  • 拷問は執拗かつ残忍。
  • 手足を縛られ、タオルで多い、水拷問を受ける。
  • 指にコイルを巻かれ電気拷問を受ける。
  • 軍人出の捜査官の反共・反北意識は筋金入りで「北朝鮮スパイ」に対する敵意と憎悪はすさまじい。
  • 目がどう猛な野獣のように血走っていた。
  • 一緒に活動していた学友にも拷問が加えられた。
  • 地下室で拷問される学友たちの悲鳴を聞くのは、身を削られるように辛い。
  • 一日も早く拷問の恐怖と苦痛から逃れたいため、「拷問はやめてくれ」、と哀願するようになる。
  • そうやって老獪な捜査官たちに都合のよい陳述書が作成された。

まるで北朝鮮の強制収容所で起きたことのようです。

これが全部嘘なんですよね。まぁ全部じゃなくとも、大いに脚色して、話を盛りに盛っていることは間違いないでしょう。

こういう話をせっせと韓国で広めると、北朝鮮の「現在進行形」の強制収容所という人権弾圧を非難する時に、「他人に言う前に自分のことを反省しろ!」、と言って、北に対する非難を封殺するのに大変使えるわけです。

典型的な「自己投影」という名のスケープゴートです。

日本に対しても一緒です。よく従北左翼汚染全開の在日知識人の著書に、植民地時代に憲兵隊に捕まり、拷問を受けたという話しなど書いていますが、まるで北朝鮮の強制収容所のようです。そうやって反論しがたい過去の話しを盛りに盛って神格化し、現在の北朝鮮にある強制収容所を矮小化しようとするわけです。本当にマメです。

このスパイ容疑で長年服役していた康宗憲ですが、最悪なのが帰国在日が収容所で殺されたことに対する書き方です。

今回の訪朝に際して、事前に親戚との面会を申請していました。在日朝鮮人には離散家族が少なくありません。家族や親戚のなかで、北朝鮮に渡った人がいるからです。私も伯母(アボジの姉)が帰国しています。幼い頃に、伯母の膝に抱かれた写真があります。

帰国後も手紙の往来があったようですが、私が拘束されたこともあって、アボジ(父)は連絡を絶ってしまいました。住所が分からないと、北朝鮮の担当部署も探せないようです。

伯母には会えませんでしたが、私もよく覚えている人がホテルに会いにきました。八尾市に住んでいた頃、近所に住んでいた叔父さんで遠い親戚になります。京都大学の理学部を卒業し、帰国後は某大学の教授になったと聞いていました。面会の申請はしていなかったのですが、ニュース報道を見て私に違いないと思ったそうです。懐かしい再会でした。この人は自らの信念と現実が一致し、北の社会に貢献しているケースです。

しかし、帰国者のなかには北の現実に適応できず、挫折と反発から不幸な境遇に陥った人も少なくありません。

今回、ぜひともお会いしたい人がいました。妻の叔父(義母の弟)です。日本では競艇の選手でした。「たとえ工事現場の仕事をしても、祖国の土を掘って暮らしたい」という心情で、幼い子どもをつれて帰国船に乗ったそうです。

帰国当初は元山市に居住し、遊覧船の船長をしていました。しかし、〝地上の楽園〟ではない祖国の現状に痛く失望したのでしょう。批判的な言動をくり返すうちに、「反革命分子」として拘束されました。義母がいうには、とても正義感の強い性格だったそうです。

当人は収容所に送られ、残された家族は電気もない僻地の農村に追放です。日本にいる義父が、トラックなど少なからぬ財政支援を続けたおかげで、一家は少しましな地域に移住することができました。

ところが、収容所に送られた人がどうなったのか、当局からは何の連絡もないのです。義母は死んだものとあきらめています。私があえて当人との面会を申請したのは、安否を確認する意味もありました。ホテルに訪ねてきたのは、ご夫人と、すっかり成人したご子息たちでした。長男がいうには、私が面会を申請したことがきっかけで、初めて父の死亡を当局から通知されたそうです。

初めての対面です。血のつながっていない親戚ですが、日本から来た私を心から歓迎してくれました。でも、私の心境は複雑でした。

この国で、反革命罪の父親を持つことが何を意味するのか、察して余りあるところです。一家がなめた辛酸は、私の想像をはるかに超えるものでしょう。

分断の過酷な痛みを、北の祖国でも目の当たりにしたわけです。

思えば義母は、なんとも数奇な運命の人です。娘婿は南で国家保安法の元死刑囚であり、実の弟は北で反革命罪により獄死したのですから……。

こうした分断の悲劇をなくすためにも、統一運動に励もうと思いました。

南であれ北であれ、民衆が政策や体制を批判することが、反国家や反革命として断罪されない社会を築くためにも、統一を目指すのです。

死刑台から教壇へ 私が体験した韓国現代史』 P145-146

かなりの印象操作が見られます。

冒頭で紹介した、帰国事業に対する指摘とまったく同じ指摘ができます。

なぜ北朝鮮の収容所で繰り返し繰り返し拷問を加えられ、何十年も隔離され、ネズミやヘビや虫を生のまま食べなければ生きていけないほどの地獄に落とされたことが、「分断の悲劇」にすり替えられるのでしょうか?

収容所でどのように殺されたかは、『北朝鮮 絶望収容所 (ワニ文庫)』や、『北朝鮮脱出〈上〉地獄の政治犯収容所 (文春文庫)』などで、明白になっています。いまでは明確になっている事実を隠蔽し、「ただ殺された」、程度の書き方しかしないのは本当にありえない。

こうやって問題を隠蔽・矮小化し、「分断の悲劇」という論点のすり替えでごまかすわけです。

どう考えても金日成や金正日の、在日朝鮮人=敵対階層、という極悪な差別体制と、敵対階層は人間ではないため何をしてもいい、という人権を無視した扱いが最大の問題のはずです。

自分が韓国政府に弾圧された大変嘘くさい拷問の数々を並べたて、盛大に朴正煕非難をしているのに、北の暴君をきれいにスルーしているのが、『死刑台から教壇へ 私が体験した韓国現代史』という本の特徴と言えます。

北送された在日朝鮮人を「離散家族」扱いしているのもポイントです。はっきり言って大量の詐欺&誘拐という認識が的確だと思えますが、そうは書きません。

この「離散家族」問題も国交が正常化され、自由に往来できれば解決する、とでも言いたいようです。もちろん「本当の」自由往来なら喜ばしいことです。

ですが違いますよね?

日本から北朝鮮に行くのは自由なだけであって、北朝鮮から日本へは「自由に」往来できないですよね?そういう本質的な指摘をする人を見たことがない。

帰国在日に対しても、「自らの信念に従って北の社会に貢献しているケース」をわざわざ取り上げつつ、「しかし、帰国者のなかには北の現実に適応できず、挫折と反発から不幸な境遇に陥った人も少なくありません」、と豪語するにいたっては人としての良心を悪魔に売ったとしか思えません。

要は自己責任論ですね。

「地上の楽園」じゃないことに失望した結果、というのも印象操作です。これも在日チュチェリアン界隈で人気の言い訳です。

「地上の楽園」なんてあるわけないじゃないか、なぜそんなことを信じてしまったのか?そりゃ失望するに決まってる。だから本人の問題だろ?という論理です。

典型的な北朝鮮の悪逆非道を矮小化させるパターンと言えます。

日本に帰してほしいと集団でデモをしただけで見せしめに公開銃殺され、逆らったら三代殲滅の連座制で親族丸ごと収容所送りになるという、「地上の地獄」、だから問題なわけです。

こういうありえないことが書いてある本が2010年9月に出版されています。

Twitterから「死刑台から教壇へ」で検索してみたら、だいたい朝鮮総連関係者のアカウントがずらずら並びます。笑うしかない。

当事者が死んでからが、「歴史洗脳プロセス」の真骨頂でしょう。

こういう本を平気で書ける人は、北送在日9万3千人の悲劇を「忘却の穴」へと捨て去る、第二の虐殺に加担している人でなしと言えます。

「全ての悲劇は分断のせい」、「だから統一すれば全て解決」、というのが在日チュチェリアンの自分の良心に対する鉄板の言い訳ですね。

別にそれはそれで結構でしょう。ですが、分断の責任が一番大きいのは、金日成のはずです。それをアメリカだのソ連だのを持ち出して北の暴君の責任を矮小化するのは、まさに歴史修正主義者そのものでしょう。右翼を非難する前に己の無知を恥じてもらいたいところです。

こういうありえない本を書いているのが、色んな大学の客員教授になって、「憲法9条を中心に平和学」を市民講座で教えていたりするわけですね。韓国の教育界に対する従北左翼汚染も深刻ですが、日本だって人のことを笑ってられません。

何せ、こういう北朝鮮の悪逆非道を矮小化させるありえない本が次々と出版されて、朝大の青年同盟代表団が毎年平壌に訪問していることも誰も知らないわけですから。

事ここに至って、いまだに北朝鮮の極悪さを理解できない方々には、下記の写真を目に焼き付けてもらいたい。

収容所の虐殺2

こういう管理された虐殺を何十年にもわたり、いまだにやっているのが北朝鮮です。

そして、他でもない在日同胞を写真のような目にあわせたのが金日成であり、金正日です。この収容所は今もなくなっていません。

北朝鮮と朝鮮総連のプロパガンダ本を読む暇があるなら、下記のような帰国同胞の末路を真摯に受け止め、北朝鮮とは手を切り、朝鮮学校の子供たちの未来を守るべきでしょう。いい加減、この犯罪者集団の魔の手から在日社会を守ることに、日本のリベラルたちは力を注いでもらいたいです。

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