韓国の歴史見直しは台湾レベルにしたいというだけ

韓国の歴史見直しをしている学派をニューライトと呼んでいます。

「ニューライト=親日」みたいな先入観があるようですが、違います。

純粋に史料と事実をベースにして、日帝時代の”悪魔化”をやめ、その日帝時代をツールに使って、米国悪魔化、李承晩・朴正煕の悪魔化を是正すべきだというごくごくまっとうな動きです。

なぜか韓国では、軍国主義の復活だとか、維新独裁の復活だとか左翼の皆さんが大騒ぎしてその動きを弾圧してきます。

この辺の構図は、日本の戦前回帰だ~!とか、軍国主義が復活する~!という日本の左翼と一緒で本当に笑えない。

この日韓左翼が結託して、反米運動や、反政府運動をせっせとやるに至っては、おたくら北の手先ですか?と言いたくもなる。

韓国の歴史見直しですが、やろうとしているレベルは台湾と同じです。

台湾での日本統治時代をどのように教えているか分かる内容を紹介しておきます。

 

台湾の中学歴史教科書

それでは、現在の台湾および台湾人が日本統治をどのように評価しているのか。日本でも知られているのが中学の社会科課程『認識台湾』歴史編と同名の教科書である。

教科書は一九九六年に発行され、一九九七年に台湾全国で採用された。戦後台湾では国民党政権の大中国主義にもとづいて、台湾そのものの歴史は軽視され、日本についても「南京虐殺」など負の側面だけを描く反日的なものだった。『認識台湾』は一九九六年に総統直接選挙が実施され、民主化が定着した流れを受けて、台湾の歴史を「国史」として位置づけるとともに、約三分の一を占める日本統治時代に対して、客観的史実にもとづき事例を写真とともに紹介しつつ、差別と弾圧に対する批判と並んで、インフラ建設や法治主義に対して肯定的な評価も提示された。

『認識台湾』はあくまでも「社会科のおまけ」扱いで、時間数も少なかったが、その後さらに台湾重視の民主進歩党政権になってからは、台湾史は中学だけでなく、小学校や高校も含めて本格的に社会科教育に組み込まれ、時間も拡充された。

ただ日本統治に対する評価は基本的には『認識台湾』を継承し、差別・弾圧への批判と、インフラ建設と法治主義への肯定というバランスの取れた教育内容になっている。

ちなみに、日本ではなぜか李登輝崇拝者の中に「民進党は『認識台湾』を廃止した」などと批判する人(林建良ら)がいるが、実際には民進党は台湾史教育を拡充したのであって、「廃止した」というのは単なるいいがかりである。台湾の教育の実態を知らない日本在住者が、李登輝を崇拝するあまり、事実を曲解するのはいただけない。

『認識台湾』では、日本の台湾領有とそれに対する台湾人の抗日活動、日本の植民地経営・政策あるいは同化政策・皇民化政策、それに対する台湾人の抵抗運動など、植民地統治の負の側面も記述されているが、他方で日本統治時代が(1)土地制度の改革、貨幣と度量衡の統一 (2)交通・郵便・通信施設の整備、人口調査の実施 (3)農業改革による水田面積の増加と二毛作の普及 (4)蓬莱米の育成による水稲生産の飛躍的増産 (5)八田與一が設計建設した貯水池と灌漑施設、製糖業の発展 (6)日中戦争以後における日本南進基地としての重化学工業の発展 (7)教育の普及 などと具体例を挙げて台湾の発展にプラスの影響を与えたと評価した。

このように、日本統治の負の側面を批判しつつも、プラス面もあったことも評価する、バランスの取れた歴史解釈は、現在の台湾人の主流派を代弁、反映したものでもある(もっとも国民党政権に戻った二〇〇八年以降は、再び一九八〇年代以前のように反日的色彩が濃いものになる可能性が出てきているが)。

「親日」台湾の幻想 (扶桑社新書)』 P35-37

皇民化教育や同化政策、差別があったという負の側面を取り上げながら、「インフラ建設や法治主義に対して肯定的な評価」もしている。

これが台湾の歴史見直しです。

で、韓国も一緒です。

ただし、親日美化、維新独裁美化、軍事独裁美化というレッテル貼りで、こういう動きは歪められます。

台湾と韓国で大きく違うのは、台湾の場合、「日本統治時代が(1)土地制度の改革、貨幣と度量衡の統一 (2)交通・郵便・通信施設の整備、人口調査の実施 (3)農業改革による水田面積の増加と二毛作の普及 (4)蓬莱米の育成による水稲生産の飛躍的増産 (5)八田與一が設計建設した貯水池と灌漑施設、製糖業の発展 (6)日中戦争以後における日本南進基地としての重化学工業の発展 (7)教育の普及」を肯定的に評価している点です。

韓国は真逆です。

ニューライト学派による歴史見直しでは、台湾と同じように、産業発展や教育の普及など近代化が進んだことに一定の評価を与えています。しかし、韓国版自虐史観を韓国人に”布教”している左派は、これらを悪魔化しています。

土地改革は収奪だと言っていますし、鉄道や道路は大陸侵略のためだからと生活が良くなった点は認めず、郵便・通信・人口調査も近代的な国家運営が導入されたのではなく朝鮮人を支配するためだと貶め、農業や重工業の発展も日本資本が朝鮮人が労働力を収奪したと言い出すし、教育も皇民化教育”のみ”を取り上げて全否定。

感情を交えずに評価したら、近代化しちゃダメだと言っているとしか思えない。

そりゃ”まともな”学者なら、この歴史教育は修正しなければまずいと判断するでしょう。

そして韓国の歴史見直しの動きを徹底して阻止しようと妨害しているのが、韓洪九教授をはじめとした聖公会大学。従北左翼の牙城です。

驚くなかれリッパート米国大使を切りつけた金基宗(キム・ギジョン)氏も、聖公会大の元教授だったりします。

これが大学教授だったとは世も末です。

レベルは朝鮮大学と一緒ですね。朝鮮大学の元教授も犯罪に手を染めてますから。

日本は韓国でおきているまっとうな歴史見直しの動きに注目し、大いに盛り立てるべきでしょう。

台湾でも同じことをやっています。

台湾がOKで、韓国はダメなんてことはないはずです。

ただ、間違ってはいけないのは、戦前の日本を全肯定しているわけではない、ということです。

皇民化教育や差別、抗日運動の弾圧などは台湾でも否定的に教えています。

そりゃ当然です。

日本人の私だって皇民化教育とかやらされたら反発します。

実際、戦前の日本でも靖国神社参拝拒否をやっていました。(関連投稿:先祖の英霊にあきれられる「靖国参拝論争」

事実と史料をベースに、当時の時代背景や、当時の常識を踏まえて歴史を教える。

あたり前のことです。

ごくごく一部の嫌韓ネトウヨが主張する「日本を褒めちぎれ!」くらいの要求などまったく期待していません。ほんどの保守言論人も同じでしょう。

ただたんに、事実とあわない嘘八百の”悪魔化”をやめてくれ、というだけです。

慰安婦だって、「まったくない」など言っていない。

20万人強制連行、12,3歳の少女を大量拉致したというトンデモナイ扇動をやめてくれ、というだけです。

だいたいトンデモ論を言い出してたのは、北朝鮮です。

北朝鮮の市民団体が言い出した証言を信じる方がどうかしている。

北に市民団体などあるわきゃない。

アホかと。

まず疑えよ、と。

気づいたら北はいつのまにか慰安婦問題ではフェードアウトして、ギャンギャン騒いでいるのは韓国だけ。

中朝が扇動して、踊らされる韓国人。

大いに暴れる韓国の市民団体。

突き上げくらって右往左往する韓国政府。

日韓基本合意で解決済み!と、当初と同じようにピシャリと終わらせていればこんなことにならなかったのに、朝日と日本の市民団体がギャンギャン騒いで日本政府を突き上げる。

しょうがないと日本が譲歩したらどんどん泥沼化。

日韓友好にプラスになると思ってやったことが、マイナスの結果にしかなっていない。

韓国の金大中や他の歴代大統領が、謝罪を受け入れて日本を叩きはやめようと訴えてもまったく聞かない韓国左翼と狂暴な市民団体。

もはや募金ビジネスとして職業化してるから和解など断固拒否です。

だって失業しますから。

ろくでもない連中です。

こう考えると朴槿恵大統領と安倍総理の慰安婦合意は英断でしたね。

韓国の歴史見直しで李承晩や朴正煕を全否定するのではなく、肯定的な面を評価する動きがありますが、それと同じようにこの慰安婦合意も英断だったと評価される日が来るでしょう。

ま、しばらくは叩かれそうですけどね。

日本の保守派は、嫌韓情緒で目を曇らせるのではなく、ちゃんと韓国内部で起きている対北歴史戦の実態に注目して、この動きを潰すのではなく応援するようにすべきでしょう。

同じように左翼の自虐史観に困らされているわけです。さらにバックで扇動しているが中国と北朝鮮という構図まで一緒です。

日韓で言い争いをしている場合ではない!ということに気づいてほしいですね。