『北朝鮮 絶望収容所』 保衛員の都合で犯され、殺される少女たち

 

 北朝鮮を語る上で、絶対に読まなければならない本です。これを日本全体で共有しない限り、日朝国交正常化はありえません。

北朝鮮 絶望収容所 (ワニ文庫)』 P162


 収容所哨所には顔立ちが整っている政治犯の女性たちが多かった。
 前国家保衛部長(初代)であった金炳夏は収容所の視察に来るときはいつも、収容所内にある自分の別荘で政治犯の女性と一晩を楽しみ、自分が寝たあとの女性たちは3局の局長にまわしたという。性のオモチャとして弄ばれたその女性たちは、結局最後には口封じのために殺されてしまった。

 さらに、こんな残虐なこともあった。女性政治犯との性的行為が露見して、保衛員たちの追放される事件が、いちばん多く起きた七〇年代のことだ。
 保衛員たちの多くが政治犯の女性を犯した挙げ句、生活除隊、党籍剥奪(保衛員は例外なく党員)、解職されることが相次いだこの時期、綱紀粛正のためと称して金炳夏は、顔立ちの美しい政治犯の女性、特に少女たちを根こそぎ殺してしまえと指示した。この指示により13号鍾城収容所で二百五十名もの少女が非業の死を遂げたのである。


 言葉になりません。好きなようにレイプされ、保衛員の都合で殺される。これを国家が主導して実行しています。これほど残酷に、大量の朝鮮人を殺した集団はいないと思えます。

 そして、この連中の首班を「敬愛する将軍様」と書いた教科書を使っているのが「朝鮮学校」です。この学校に、朝鮮民族の民族学校を名乗る資格などありません。在日同胞のウリハッキョなど、在日の先祖に対する冒とくと言えるでしょう。

 これらの悲劇を語り継いでこそ、「朝鮮」の民族教育を名乗ることができるはずです。このように朝鮮人を容赦なく弾圧している首班を愛するように教育する。狂っているとしか思えません。朝鮮学校は子供の未来を踏みにじる、残酷な教育をしています。

 最大の被害者は子供達です。加害者は朝鮮学校の教員であり、それを支配する朝鮮総連であり、北朝鮮労働党でしょう。朝鮮民族の民族教育を掲げ、容赦なく朝鮮人を大虐殺した人間を「敬愛する将軍様」と呼ばせる。同胞の魂を踏みにじる、本当にありえないほど残酷な教育をしています。

この教育のせいで、アイデンティティクライシスに苦しんでいる卒業生の言葉を紹介します。

 最近、韓国で親しくなった若い脱北女性に、何もない天井を見ながら、空腹で立ち上がることさえできず、数日間生死を彷徨っていた幼少時代の思い出話を聞かされました。彼女が苦しんでいたその時間に、自分は金日成の歌を歌い、主体思想を信じ、北朝鮮を我が祖国と叫んでいたのです。人間の底なしの自分勝手さと、見えることにしか興味を示さない浅はかさ、罪深さを痛感せざる得ません。

『拉致と真実 第9号』 P15 朝鮮学校修了生 リ・ナナ より

 これが朝鮮学校の最大の問題でしょう。朝鮮学校は「将軍様の学校」ではありません。在日同胞のウリハッキョ(我が学校)です。学校の支援者は、本当に存続を望むのであれば、自分はいったい何をすべきなのかを己の良心に問いかけてほしいと思います。

 

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