韓国左派だけ高評価の韓米首脳会談

4/11に行われた韓米首脳会談。専門家の評価が出ていますが総じて低評価。

会談後の韓国側と米国側の発表の違いが、双方の隔たりを際立てせてくれています。

「非核化」への言及も、韓国は「韓半島の非核化」で、米国は「北朝鮮の非核化」。普通は韓国こそが”北朝鮮の”非核化を強く主張すべきだと思えるのですが、実態は逆。困ったもんです。

 

面白いのは韓国左派系の新聞。

どう考えても韓米首脳会談は「成果なし」としか言えないと思えるのですが、『[ニュース分析]“韓米→南北→朝米”非核化三角軸外交が再始動』のように、この韓米首脳会談で再び対話ムードが盛り上がってきた!と高評価。

もちろん一から百まで絶賛しているわけではなく、前途は多難だぞ!という論調ですが、方向性は間違ってないぞという考え方が根底にあるのは明白です。

これが右派系だと、「深入りするな!ふらふらせず、米国側に立て!!」という警告一色になります。

韓国の左右真っ二つの論調は面白いですね(笑)

それはそれとして、文章の評価一つとっても左派系の二重基準はひどい。

例えば「会談後にホワイトハウスが出した発表文でも「(トランプ大統領が)対話の扉は開いていると話した」と伝えた」(参考記事:『[ニュース分析]“韓米→南北→朝米”非核化三角軸外交が再始動』)という一文、一昔前の日韓外交でも似たようなことがありました。

安倍総理に会おうとしない朴槿恵大統領に対して、常に「対話の扉は開かれている」と言っていた安倍総理。

この時の韓国の新聞では、安倍総理の「対話のドアは開かれている」発言を非常に批判的に評価していたと記憶しているのですが、トランプ大統領が北朝鮮に対して使った場合は、「米国も対話を望んでいる!」と解釈するんだから意味が分からない。

見たいものしか見ようとしないのが人間の性とは言え、この報道姿勢はちょっとどうなの?と思ってしまいます。

他にも文政権では、トランプが「南北首脳会談の結果をぜひ知らせてくれ」という発言を、韓国への期待だと肯定的に受け止めている模様。

ですが、こんなもんうまくいったらラッキー程度にしか米国は思っていないでしょう。

ダメなら制裁を維持するだけです。

「期待はしてないけど、やりたいって言ってるんだからやらせてみるか。うまくいったらラッキーだよね」くらいのノリでしょう。

もちろんうまくいったら「凄いぞ文在寅!見直した!!」となるんでしょうが、失敗したら米国からも北朝鮮からも「やっぱりコイツはダメだな、、、」と見下されるわけです。

最終的には双方から無視。下手したら両方敵になります。

成功の見込みは薄いのに失敗したときのリスクは大きい。

北朝鮮が韓国に「民族の側に立て!(=北朝鮮の味方をせよ)」とメディアを通して批判しまくっていますが、果たして今後文政権はどう出るのか?

狂った人事で従北さんを統一部のトップにすえましたが、さっそく事故が起きています。

韓国統一部(省に相当、以下同じ)は昨年、外交部の反対にもかかわらず、南北交流事業に関する制裁免除を求める嘆願書を米国に送付したが、最終的に免除は拒否されていたことが14日までに分かった。

対北制裁免除を求める韓国統一部の嘆願書、米国は拒否』 朝鮮日報

この期に及んで制裁解除を要求する韓国。

狂ってるな~。

この執拗さはある意味凄いですね。

断固として少女像や徴用工像の設置をあきらめない市民団体を彷彿とさせます。

韓国は、今後も隙あらば「南北交流事業のため」という理由を掲げて制裁緩和を要求し続けることでしょう。

そしてその行動や姿勢を韓国の左派新聞は擁護し続けるでしょう。

その結果、米国の韓国に対する見方が厳しくなって、韓国国民全員に不利益が降りかかってこようと韓国左派の皆さんは気にもしないでしょう。

困ったもんです。

己の理念を国益より優先する政権。

国民はたまったもんじゃありませんね。