倉持弁護士を切れなかった山尾議員

山尾議員に文春砲が炸裂いたしましたね。倉持弁護士がどうやらクズっぽいというのは、病気の妻に対する対応から、それこそ当選する前から分かってたわけです。

よく政治家の能力とは別だという擁護論が聞こえます。私も同感でして、道徳的かどうかというのと政治家の能力は別だと思います。

ですが、その政治家の能力も、当選後に倉持弁護士を遠ざけられなかった時点でアウトでしょう。

この件では、小林よしのり氏の弁護が非常に見苦しい。

 

最初は不倫問題と政治的能力は別だと擁護していたのに、この不倫問題では倉持弁護士を切り捨てなかったことで「仁義」や「人間的に信頼できる」と言えるのはどうかと思います。

倉持に対する意見は「私に言わないで、親分の方から、言ってください」と言われてしまった。
わしはこの言葉の中に、超合理主義に見える山尾志桜里の、日本人的な「仁義」の感覚を感じてしまい、驚いた。

政治家という立場、私的な立場、いろんなものが山尾氏に制約をかけて、公的に言えないことがいっぱいある。
その言えないことを、わしの立場から代弁していたということも、彼女は分かっていて、ちゃんと感謝してるようだ。

鼎談の夜、書いたわしのブログに対しても、翌日、山尾氏からメールがあって、「感謝してます」と書いてあった。
やっぱり山尾志桜里は信用していい人間性を持っていると思う。

山尾志桜里は超合理主義ではない

超合理主義的ではなく、仁義を大事にすると人情の訴えられても、病気の妻を実家に送り込んでる間に不倫してたことに申し訳ないと思えないようでは、人情に訴えられても共感できない。

最初に言ってたとおり政治家としての能力を見て支持すべきというなら、当選した後に倉持弁護士を政策顧問に任命するべきではなかったでしょう。

要は”公益”より”私情”を優先したわけです。

擁護する人たちは、倉持弁護士を憲法論議で必要な人材だと能力を強調しますが、そんなわけありません。憲法論議で能力のある人なんていくらでもいます。いないとしたら日本法曹界の危機ですよ。

得難い能力をいうなら、大衆から支持されて、この人になら憲法改正を任せて良いと信頼される「指導者」です。

実際に法律の文章を書ける「法律家」なんていくらでもいますよ。

憲法論議だって、井上達夫氏をはじめ、いくらでも専門家はいます。倉持弁護士でなければいけない理由などありません。

抱え込むことの政治的リスクの方がはるかに大きい。

これが小池百合子都知事あたりだったら倉持弁護士なんてあっさり切り捨ててるでしょう。

それを人情的に良くないとは言えるかもしれませんが、政治家的にはその方が信頼できます。私情に流される方が危険でしょう。

「山尾志桜里は信用していい人間性を持っていると思う」などと言われても共感は無理でしょう。普通の人は、倉持弁護士に捨てられた元妻にこそ同情します。

まぁ男女関係のことでどうこう言うつもりはありません。政治家を辞めて旦那とも離婚し、倉持弁護士と再婚して駆け落ちのように愛に生きていくくらいやるならいっそ拍手を送れるんですけどね。

こういう人に「格差の少ない、持続可能な未来を子どもたちへ」と言われても微妙ですよね~。

まぁ次の選挙ではかなり厳しいでしょう。

立憲民主党も扱いに困るでしょうね~。入れなきゃ良かったと後悔していることでしょう。

最後まで庇うのか?離党させるのか?倉持弁護士を切らせて終わらせるのか?森友猛プッシュでごまかすのか?

政権交代可能なまともな野党の登場は当分期待薄のようです。